慶應義塾大学SFC 環境情報学部 AO入試 志望理由書 提出例(仲谷正史研究会向け)

■ 議論の整理・・・ 

化粧品は,一般的に皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために使用されるものとして薬事法によって詳細に定義されている。しかし近年においては,それに加えて高品質な化粧品を評価する項目として,使用する際の触感も重要な要素であると考えられている。店頭でよく見られるキャッチフレーズや宣伝文句にも「サラサラ」「しっとり」「ふっくら」など,触感を表す言葉が数多く使われ,私たち消費者が商品を選ぶ際の助けとなっている。このような背景から,化粧品の触感デザインに関する研究は,以前にも増してより高い関心を集めている。近年は特に,触感センサを活用した試みや人工肌に塗布する方法などの研究も報告されている。こうしたなか,貴学の仲谷正史准教授は,毛髪のダメージ対応ヘアケア製品は,基本性能に加えてダメージ改善効果を実感できる仕上がりの触感が重要であると考え,それが一般の毛髪での実験では正しい評価を行うことが非常に難しいことから,毛髪擬似表面モデルを開発し,触感評価をまとめている(*1)。これにより毛髪が持つ微細な凹凸が毛髪の触感を左右することを報告している。

 

■ 問題発見・・・ 

では,私たちの生活の中で触感はどれほど重要なのだろうか。

 

■ 論証・・・ 

これは化粧品はもちろんのこと,形あるものすべてにおいて快適か否かの判断材料の一つとなる。特に私たちが肌に直接触れるものは全てと言ってもよい。化粧品,衣料品,家具,タオルやティッシュ,トイレットペーパーにいたるまで触感に拘る人は多い。それぞれが基本性能を携えた上で,使用者がいかに心地よいと感じるかが重要であると考える。

 

■ 結論・・・ 

そこで私は,それぞれの商品分野に求められる「心地よい触感」とはどういったものかを,それを解明するための実験方法や分析方法と合わせて,探求したいと考えている。

 

■ 結論の吟味・・・ 

SFCでは,実践的で能動的なプロジェクトへの参加を主体としたカリキュラムを実践しており,私の研究に最適な環境が整っている。また,貴学環境情報学部の仲谷正史准教授は,かつて資生堂に籍を置いて化粧品開発の研究をされていたことに加え,触感に関する様々な研究をされていることから,上述の研究をより充実したものにできると考える。したがって,私は貴学SFCに入学し,仲谷正史研究会に入会することを強く希望する。

 

 

 

(*1) 仲谷正史,川副智行.“髪の触り心地における触感デザイン”,日本バーチャルリアリティ学会誌,Vol.14, No.3,pp.148-151, 2009

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