慶應義塾大学SFC 環境情報学部 AO入試 志望理由書 提出例(神成淳司研究会向け)

■ 議論の整理・・・ 

我が国の生産額ベースの総合食料自給率は,66%である。また,日本では青果物など低カロリーの食物生産が主流で,畜産物など高カロリーの生産は少ない。そのため,カロリーベースの総合食料自給率は40%と,生産額ベースの値よりかなり低くなっている。昭和50年以降,共働き世帯や単独世帯の増加を背景に,外食・中食産業が伸びて,より安価な野菜を海外から輸入する傾向が強まっている。しかし,近年発覚した産地偽装や生産日偽装などの食品偽装などによって,食の安全・安心に対する消費者の関心は高まっており,より安心感の強い国内産ブランドや収穫日・生産日の浅い食品を好む傾向にあることも確かである。そこで注目されているのは,最近大きな伸びを示しているプライベートブランドである(*1)

 

■ 問題発見・・・ 

それでは,なぜプライベートブランドが大きく伸びているのだろうか。それが消費者からも歓迎されている背景には何があるのだろうか。

 

■ 論証・・・ 

プライベートブランドとは,小売店や卸業者が独自のブランドで販売する商品のことである。小売店や卸業者が企画の段階から商品開発に参加し独占的に商品を販売するためにコストが抑えられ,商品価格も抑えることができる。つまり,安心・安全な商品を少しでも安く購入したいと考える消費者にとっては,願ったりの商品と言える。また,これまで商品品質に関しては小売店や卸業者が全責任を負うということで製造元が非表示であったが,2020年4月に完全施行される食品表示法改正によって製造元の明記が義務付けられるため,これまで一見しただけでは分からなかったプライベートブランド商品にも製造元が表示されることになる。これにより消費者がより安心して購入することができるようになる。しかし,まだまだ消費者の中には,プライベートブランド=安かろう悪かろうと考えている人が多くいるのが現状である(*1)

 

■ 結論・・・ 

そこで私は,これからのプライベートブランド商品が,安心,安全,安価である為の企画の標準化を考え,目に見える情報提供のあり方について考えていきたい。

 

■ 結論の吟味・・・ 

SFCでは,実践的で能動的なプロジェクトへの参加を主体としたカリキュラムを実践しており,私の研究に最適な環境が整っている。また,貴学環境情報学部の神成淳司教授は,情報政策や農業情報科学について研究しており,上述の研究環境に最適である。。したがって貴学SFCに入学し神成淳司研究会に入会することを強く希望する。

 

 

 

(*1) 佐藤風里,神成淳司.“野菜の安全性と消費者の購買意欲について”,人工知能学会全国大会論文集,No.23, pp.1-2, 2009

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