慶應義塾大l学SFC 環境情報学部 AO入試 志望理由書 提出例(三次仁研究会向け)

■ 議論の整理・・・ 

生産・製造・販売の各過程で,バーコード,電子タグ,センサなどを利用して,対象となるモノの所在・状態を情報システムで把握・制御することを物流可視化(Supply Chain Visibility)という。物流可視化システムは様々なサービスアプリケーションにも応用可能であり,商品の盗難防止,美術工芸品の真贋判定,在庫融通などの新たなビジネス展開も期待できる,汎用性の高いシステムである(*1)

 

■ 問題発見・・・ 

従来の物流可視化システムでモノを特定する識別子に,サービスアプリケーションの商品番号を流用することが多かったため,物流可視化システムをサービス横断的共通基盤として利用することは困難であった。これは,物流可視化システムと既存のサービスアプリケーションとをデータ連携させる技術的仕組みが存在しなかったことに原因がある。

 

■ 論証・・・ 

つまり,物流可視化システムで用いる個別識別子(ユニークID)を用いて細粒度でモノの所在と状態を監視・制御しながらも,受発注システムや在庫管理は一般化した商品番号(カテゴリID)と数量で行うことのできる情報プラットフォームがあれば,上述した課題の解決につながる。この情報プラットフォームを利用した共同販売・共同物流の仕組みを地域の情報インフラとして構築・運用することによって,購買者の需要に合わせた地産品を生産者が提供する地域的仕組みが実現できるばかりではなく,生産者が個別で対応できない梱包や配送を集約することによる効率化もあわせて実現できる。また平時にこのシステムに習熟しておくことで,災害時には支援物資の効率的な配送を実現することも可能となる(*1)

 

■ 結論・・・ 

そこで,貴学SFCにてAuto-ID Laboratoryに所属し,物流システムの効率化について研究している貴学環境情報学部の三次仁教授に師事し,モノからの情報収集,モノに関する情報の発信,モノに対する情報システムからの制御を高次元で実現するID情報プラットフォームを応用分野横断的に具現化したいと考えている。

 

■ 結論の吟味・・・ 

貴学の三次仁教授は物流可視化における理論研究から実証研究(*1)まで手がけるAuto-ID技術の泰斗であり,物流可視化システム研究におけるパイオニアの一人である。そこで,上述の研究を進めるための最適な研究環境を求めて,貴学SFCに入学し三次仁研究会に入会することを強く希望する。

 

 

 

(*1) 三次仁,佐藤友紀,横石雄大.“ユニークIDとカテゴリIDを用いる物流可視化システム”,電子情報通信学会技術研究報告, Vol.113, No.129, pp.7-12, 2013

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