上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科 海外就学経験者入験 2017年 小論文 解答例

1.

■設問

傍線部A~Dについて、以下の問いに答えなさい。

A.「NGO」を日本語で述べなさい。

B.開催年を述べなさい。

C.「反グローバル化の抗議運動」の例として当てはまるものを下から選びなさい。

(1) ダボス意義   (2) アフリカ開発会議

(3) アジア開発フォーラム  (4) 世界社会フォーラム

D.開催地を述べなさい

■答案

A 非政府組織  B 1992年  C (4)    D ポルトアレグレ(ブラジル)

 

2.

■設問

➀について、なぜ疾病や災害は貧しい人たちを直撃すると言えるのか、説明しなさい。

■答案

貧困国では経済問題や脆弱なガバナンスのため防災や疾病予防が不十分である。また、災害が生じると、その緊急対応や復旧・復興が困難で、疾病の治療も難しい。さらに保険や社会保障も受けられないからである。(100字)

 

3.

■設問

②について、具体的に取り組まれている例を2つ述べ、それぞれ簡潔に説明しなさい。(合わせて200字以内)

 

4.

■設問

③について、あなたが暮らしたことのある海外の国(複数ある場合は1つ選ぶ)におけるこの問題について、簡潔に説明しなさい。(300字以内)

■答案構成

議論の整理 → ドイツ国内の経済格差

論証・結論 → ドイツ国内の貧富の格差は深刻である

■答案

議論の整理 → ドイツ国内の経済格差

ここでは、私が暮らしたことのあるドイツ国内の経済格差について説明する。

論証・結論 → ドイツ国内の貧富の格差は深刻である

ドイツ経済は対外的にみると好調で安定している。

しかし、実は国内では著しい貧富の格差が生じているのである。貧しい人々は元々主に旧東ドイツ、移民、それにシングルマザー世帯に集中していた。最近はそれに多くの難民が加わり、貧困層に更なる打撃を与えることになってしまった。ドイツにはTafelという民間の慈善活動がある。日本でいうフードバンクのような活動だが、最近、Tafelの配給所に貧困層の人々が殺到して大混乱が起こり、援助活動が難しくなってしまったほどだ。

一方、富裕層はますます豊かになり、国内の経済格差は広がる一方である。(291字)

ここでは、私が暮らしたことのあるドイツ国内の経済格差について説明する。

ドイツ経済は対外的にみると好調で安定している。

しかし、実は国内では著しい貧富の格差が生じているのである。貧しい人々は元々主に旧東ドイツ、移民、それにシングルマザー世帯に集中していた。最近はそれに多くの難民が加わり、貧困層に更なる打撃を与えることになってしまった。ドイツにはTafelという民間の慈善活動がある。日本でいうフードバンクのような活動だが、最近、Tafelの配給所に貧困層の人々が殺到して大混乱が起こり、援助活動が難しくなってしまったほどだ。

一方、富裕層はますます豊かになり、国内の経済格差は広がる一方である。(297字)

 

5.

■設問

記事のテーマである「持続可能な開発目標(SDGs)」について、官民のを立場ではなく、市民の立場でSDGsを実現するために必要なことは何か、自由に論じなさい。(300字以内)

■答案構成

問題発見 → SDGsを市民の立場で実現するためには?

論証・結論1 → 理念の理解、課題解決のための活動

論証・結論2→ 産学官民との連携、効果的な手段

■答案

問題発見 → SDGsを市民の立場で実現するためには?

「持続可能な開発目標(SDGs)」を市民の立場で実現するために必要なことは何だろうか。

論証・結論1 → 理念の理解、課題解決のための活動

それはまず、市民の個々人がこの目標の理念を正しく理解することだと思う。その上で、多岐にわたる個々の目標の中から、実行可能なものや重要だと思われるものを選び、課題解決に取り組む。例えば、食品ロスや食品廃棄物に関するSDGsは市民の普段の努力なくしては達成不可能である。

論証・結論2→ 産学官民との連携、効果的な手段

課題解決には多くのSDGsが相互に関連しているので、一つの課題解決に取り組めば、それがさまざまな課題解決につながっていく筈だ。その過程で連携やサポートが必要なら産学官民に積極的に働きかけ、効果的な手段で地道に活動していくことも必要であると考える。(300字)

「持続可能な開発目標(SDGs)」を市民の立場で実現するために必要なことは何だろうか。

それはまず、市民の個々人がこの目標の理念を正しく理解することだと思う。その上で、多岐にわたる個々の目標の中から、実行可能なものや重要だと思われるものを選び、課題解決に取り組む。例えば、食品ロスや食品廃棄物に関するSDGsは市民の普段の努力なくしては達成不可能である。

課題解決には多くのSDGsが相互に関連しているので、一つの課題解決に取り組めば、それがさまざまな課題解決につながっていく筈だ。その過程で連携やサポートが必要なら産学官民に積極的に働きかけ、効果的な手段で地道に活動していくことも必要であると考える。(300字)

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