上智大学 文学部 特別入試 志望理由書 提出例(飯野友幸ゼミ向け)

■ 議論の整理
私が20世紀、冷戦期に活躍したアメリカ現代詩や、詩人たちを取り巻く分野を超えた芸術環境に関心を持ったのは、映画を通してだった。その中で印象的に使われていた詩を創ったのは、主に1920~40年代のアメリカで生まれた詩人達で、後になって彼らがニューヨーク派、ブラック・マウンテン派、ビート派といった諸派を形成し、画家や音楽家などとも盛んに交流しながら、次世代にも強い影響を与えた詩を創作していたことを知った。その著作の数々のうち、邦訳されているものは非常に少ないが、日本におけるファンも多いと知り、ますます関心を持つようになった。

■ 問題発見
私は、それらの詩を文学作品として楽しむと同時に、彼らの詩作を育んだ冷戦初期のアメリカの芸術環境にも関心がある。中でもロン・パジェット(1942₋)や、個人的な日常を切り取った「日記のようなもの」と評されるフランク・オハラ(1926₋1966)、彼らに大きな影響を与えたケネス・コック(1926₋1997)などの詩作と、彼らや親交のあった抽象表現主義の代表的画家ジャクソン・ポロックをはじめとする芸術家が生きた時代背景について分析・考察したい。

■ 論証
フランク・オハラを例にとると、彼の詩は英語詩になじみのなかった私にも入ってくるライトな印象で聞きやすく、社会への抵抗感という要素はほとんど感じられなかった。しかし、フランク・オハラ研究の第一人者である飯野教授によると、彼が多用した即興という手法そのものに、当時の官僚支配や文化の画一化に対する抵抗が見て取れるという※。芸術作品が冷戦期アメリカのイデオロギーのプロパガンダに政治的に利用されることもある時代背景を踏まえた作品理解や、作品における抵抗の爪痕、それらが現代のアメリカ社会に留まらず、世界中の読者を魅了する要因を探っていきたい。

■ 結論

上記の研究を行うために、貴学の文学部に進学し、飯野友幸教授のゼミに入会することを強く希望する。

※著者と語るシリーズ『フランク・オハラ 冷戦初期の詩人の芸術』を語る 2019年7月4日 上智大学

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