上智大学 神学部 神学科 編入学試験 2018年 小論文 解答例

■ 設問

次の文章を読み,問に答えて論述してください。

(略)

下線部の(1)と(2)の文章のどちらかを選択し,この文章が示す意味を解説してから,聖書や現代社会の具体体な問題を例として提示しつつ,文章の内容について考察し論述してください。(注:文字数指定なし)

 

下線部(2)を選択

■ 答案構成

議論の整理→世界中で起きている問題の根底

問題発見→移民問題を考える

論証→移民政策における副作用

解決策or結論→容易に受け入れられない現状

解決策or結論の吟味→ 救世主の必要性

 

■ 答案

議論の整理→世界中で起きている問題の根底

ここで述べられているのは,今も世界中で起こっている問題を解決するためには,正義,連帯,誠実,開かれた姿勢を保証できる個人と社会を刷新することが必要である。しかし,その原因となるものがあまりに多く,重大であるため,莫大な困難に立ち向かう努力と長い道のりが必要である。また問題の根底にあるのは文化的問題であり,宗教的概念に基づいた道徳的概念が中心となっているのである。

問題発見→移民問題を考える

そこで世界各地で問題となっている移民問題について考えてみる。

論証→移民政策における副作用

日本でも加速する少子高齢化による労働力不足への対策として移民政策を考える動きがある。この移民政策において問題視されるのが安い労働力である移民によって現地人の雇用が圧迫されるのではないか,移民のコミュニティの拡大や宗教的な違いから現地人社会との軋轢や治安悪化を招くのではないかという問題だ。そればかりか,移民政策に以前から取り組んでいたヨーロッパやアメリカなどでは,移民の出産率が格段に高いために,二世代,三世代と代を重ねるうちに,近い将来,移民の人口が現地人の人口を上回るかもしれないというのだ。これは現地人にとって大きな問題である。

解決策or結論→容易に受け入れられない現状

このように全く育った環境も文化も宗教的な考え方も違う人間を受け入れて同じ場所で生きていくのは容易なことではない。相手の日常がこちらにとっての非日常,到底受け入れられないことも数多くあるのだ。

解決策or結論の吟味→ 救世主の必要性

こうした問題を解決するためには,己の利益や欲求に囚われず,どちらの味方,敵という考えも持たず,公平かつ平等な判断ができる救世主ともいえる個人(社会)が必要なのだと考える。

 

ここで述べられているのは,今も世界中で起こっている問題を解決するためには,正義,連帯,誠実,開かれた姿勢を保証できる個人と社会を刷新することが必要である。しかし,その原因となるものがあまりに多く,重大であるため,莫大な困難に立ち向かう努力と長い道のりが必要である。また問題の根底にあるのは文化的問題であり,宗教的概念に基づいた道徳的概念が中心となっているのである。

そこで世界各地で問題となっている移民問題について考えてみる。

日本でも加速する少子高齢化による労働力不足への対策として移民政策を考える動きがある。この移民政策において問題視されるのが安い労働力である移民によって現地人の雇用が圧迫されるのではないか,移民のコミュニティの拡大や宗教的な違いから現地人社会との軋轢や治安悪化を招くのではないかという問題だ。そればかりか,移民政策に以前から取り組んでいたヨーロッパやアメリカなどでは,移民の出産率が格段に高いために,二世代,三世代と代を重ねるうちに,近い将来,移民の人口が現地人の人口を上回るかもしれないというのだ。これは現地人にとって大きな問題である。

このように全く育った環境も文化も宗教的な考え方も違う人間を受け入れて同じ場所で生きていくのは容易なことではない。相手の日常がこちらにとっての非日常,到底受け入れられないことも数多くあるのだ。

こうした問題を解決するためには,己の利益や欲求に囚われず,どちらの味方,敵という考えも持たず,公平かつ平等な判断ができる救世主ともいえる個人(社会)が必要なのだと考える。(659字)

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