2020年 上智大学編入学試験 総合グローバル学部・総合グローバル学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

グローバル化とは、国のあいだの境界線を開放して、世界が一体化する現象を指す。しかし、なかにはその流れに逆行して、境界を強固にする動きも見られる。この文章では、グローバル化に逆行する現象として安全保障化を挙げている。安全保障化とは、国のあいだの境界線を再強化してセキュリティを供給することだ。それにより、区域の安全性が危機に瀕したとき、それを強固にすることを正当化する。この文章では、この流れを相対化する方法について考察している。

問題発見

新型コロナウィルスの流行は、国境を閉じることが絶対であるとし、感染が拡大するとその考えがさらに強化される。その論理的な方向性を相対化することは可能なのだろうか。

論証

新型コロナウィルスの流行は、グローバル化した世界がもたらしたという一面がある。当初、感染は限られた区域に限られていた。そのため、この区域(たとえば武漢)を閉鎖さえすれば、問題は解決すると思われた。しかしながら、飛行機やクルーズ船などによるグローバルな移動により、境界線を守ることはできなかった。

世界各国では、感染の拡大に備えて、政策がふたつの方向性に分かれた。ひとつは、国境を封鎖して感染を国内で抑え込むというもの。もうひとつが、完全に国境を封鎖させないで、経済を優先させるというものである。結果、国境の封鎖に遅れた国は感染が拡大した。

とはいえ、封鎖することで感染を抑え込めた国もほんの一部である。そのうえで、感染を拡大させずに国境を解放するためには、すべての国が同じ規模の検疫制度を導入し、感染が確認された場合の対処法を共通化することが最適だと考える。

結論

グローバル化を優先させるために、グローバルな検疫マニュアルや、感染者に対するマニュアルを徹底的に共有する。これは、封鎖を強固にする流れを相対化する考え方と言える。

吟味

しかしながら、新型コロナウィルスの感染のメカニズムは未知のところが大きい。そのため、具体的な策を講じる前に、国境を越えて首脳が話し合える環境づくりのあり方も、考察しなくてはならない。(862文字)

 

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