上智大学 経済学部 経営学科 カトリック高等学校特別入試 2018年 小論文 解答例

■設問

次の文章を読み、著者の伝えたいこと(主題)について、看護理論家の見解とあなたの考えを800字以内で述べよ。

■答案構成

5STEPで書く

議論の整理→ ベテランの看護婦は患者の多くの不安を取り除くことができる

問題発見→ ベテランの看護婦に限った話なのか

論証→ 医療の現場では生身の人間によるコミュニケーションが患者の不安を取り除き、これは機械では無理なことだ

解決策or結論→ 若手の看護婦や医師でも患者の不安を取り除ける

解決策or結論の吟味→ ベテラン看護婦は経験が勝る

■答案

議論の整理→ベテランの看護婦は患者の多くの不安を取り除くことができる

看護理論家の見解では、ベテランの看護婦は、患者の多くの不安を取り除く力を持っていると主張する。X腺検査や胃カメラなど、患者が緊張や不安を感じやすい場面で、そういった場所に多く配置されているベテランの看護婦が、患者に声をかけたり物柔らかな態度で接したりすることで、患者の医療への否定的態度を取り除いてくれている、とも主張する。

問題発見→ ベテランの看護婦に限った話なのか

しかし、ベテランの看護婦のみが、患者の緊張を取り除いているのだろうか。

論証→医療の現場では生身の人間によるコミュニケーションが患者の不安を取り除き、これは機械では無理なことだ

本文で述べられているように、人間は心と体の両方を兼ね備えているのであるから、精神面への配慮は重要である。特に生命に関わる医療の現場では、精神面の配慮はかなり大切な要素であり、これはどんなに医療技術が発展したとしても、機械では行うことが出来ない。例えば、胃カメラの技術が発展して、患者の身体への負担が軽くなる技術が登場したとしても、はじめて利用する人からすると不安を感じるだろう。こうした患者の不安を取り除けるのは、生身の人間だけである。生身の人間から肯定的な態度で接してもらえたり、励ましの言葉をかけて貰えたりすることで、患者は不安が和らぐのである。

解決策or結論→ 若手の看護婦や医師でも患者の不安を取り除ける

しかし、ベテランの看護婦である必要はないと私は考える。若手の看護婦や医師によるコミュニケーションでも患者の不安の軽減は十分に期待できる。若手の看護婦であれば、治療の腕は未熟かもしれないが、若手独特の熱意が感じるコミュニケーションが取れるだろう。それは若手の医師でも同様である。また、女性に限らず男性の看護師や医師でも構わないだろう。

解決策or結論の吟味→ ベテラン看護婦は経験が勝る

ベテランの看護婦のほうが現場での経験があり、治療を担当してもらうなら、ベテランの看護婦のほうが心強いと感じる人もいるかもしれない。しかし、近年は医療技術が目覚ましい進歩をとげ、機械での画一的な医療が実現し、検査などなら、誰が行ったとしてもミスはほぼ起きない。むしろ、若い看護師のほうが機械に強く、逆に頼もしいかもしれない。

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