上智大学 法学部 国際関係法学科 公募制推薦入試 2016年 小論文 解答例

設問

以下は企業の「人材国際化」に関する文章です。グローバル人材とは何か、またその育成の課題と難しさ等についての筆者の主張をまとめたうえで、筆者の主張に対するあなたの考えを述べてください。(800字)

議論の整理→筆者の主張の整理

グローバル人材とは「世界のどこにいてもリーダーシップを発揮し、結果を出せる人物」であると筆者は定義している。地域や事業の発展段階に応じ、経営スタイルも最適に変化させることができる人物でもある。そのような人材を育成するのは、従来の座学や研修では難しい。自発的に自分の世界を広げて世界に飛び込む人物を評価し、育てようとしていのが武田製薬である。一方で、グローバル人材を育てることは、結果としてその人物が別の企業に移ってしまう可能性も高いため、難しい、と筆者は述べている。

問題発見→グローバル人材を輩出することによる矛盾は、本当だろうか?

論証→グローバル人材を輩出することのサイクル

筆者の意見には賛成である。しかしそれでは、グローバル人材を育て、その人物が独立した結果、企業が損をするだろうか。
個人的にはそうとは考えない。なぜならば、社内でグローバル人材を育てることができるということは、結果としてその企業の価値を上げることに繋がるはずだからである。世界のどこでもリーダーシップを発揮し、成果を上げる人物を育てるには、企業はどうしたらよいだろうか。最も重要なことは、企業の成長戦略とそれに適合する人材育成は当然だが、その人物自身の強みと弱み、今後の展望を、企業側が正確に見極めることである。そのうえで適切な研修や業務を割り振り、モチベーションを上げ、常に高い士気を保ち成長意欲を掻き立てる環境を整えることは、企業にとって困難である。

解決策or結論→グローバル人材を輩出することは結果として企業にとってもプラスである

そのような環境下でグローバル人材を育てることができれば、そのグローバル人材が成長し、別の企業に移ったとしても、そのような人材を育成できる企業であると有名になり、有望な人材が集まるようになる。

解決策or結論の吟味→結論を吟味する

真の意味でのグローバル人材を輩出できる企業は、現在の日本では少ないことを考えると、むしろグローバル人材は育ったあとに別の企業に移ってもらうべきである。そうすることで結果的にその企業で働きたいとするグローバル人材が増えるだろうからだ。(769字)

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