早稲田 政治経済学部 グローバル入試 解答例 2018

設問 

文章を読んで、以下の問に答えなさい。

問1 

下線部について、収益率と年齢の関係を示すグラフを描きなさい。(割愛)

問2 

下線部2では幼稚園プログラムの効果が長く持続したとされ、下線部4では長期にわたって持続することはないと言われている。二つの結論が矛盾しないことを200字以内で説明しなさい。

5STEPsの議論の整理でまとめる。

プログラムが向上させたのは「認知能力」と「非認知能力」に分類される二種類の能力である。前者は学力テストで測られる能力であり、プログラムによる一時的な向上はみられるが、効果は長期的に持続しない(下線部4)。一方で後者は人間の気質や性格、「生きる力」につながる能力であり、こちらは効果が持続的に現れる(下線部2)。非認知能力は人生の成功において重要であるため、認知能力が持続しなくても効果は継続する。(198)

問3 

就学前教育が社会全体にとっても良い影響を持つといえるのはなぜか。100字以内で説明しなさい。

5STEPsの議論の整理でまとめる。

追跡実験の結果よると、プログラムの効果は失業保険給付や犯罪回数の抑制という形にも現れる。こうした影響を推計するとプログラムの社会収益率は7~10%に上り、社会的に割の良い投資であるといえるから。(97)

問4 

著者が下線部5で述べようとしていることは何か。100字以内で説明しなさい。

5STEPsの議論の整理でまとめる。

「認知能力」には一般に年齢的な限界があり、大人になってから鍛えて伸ばすのは難しいということ。その一方で「非認知能力」のうちの一部であれば、成人してからでも鍛錬によって向上させられるということ。(96)

問5 

本文で紹介されているヘックマンの研究を根拠にして、日本で幼児教育の無償化を行うべきだという主張がある。この主張は適切か、考えを300字以内で述べなさい。

結論・根拠・具体例でまとめる。

日本で幼児教育の無償化を行うべきという主張は妥当であるが、単純に無償化を行うだけでは意味がないと私は考える。
なぜなら現在の日本において、保育所や保育士の不足が大きな課題となっているからである。
無償化すれば、親にとっての幼児教育へのハードルを下げることはできるだろう。しかし受け入れ環境が整っていなければ、それは「教育を受けたいのに受けられない子供」を増やすだけの政策にすぎない。
文中における「社会的な効果をもたらす幼児教育」を実現するためには、親が幼児教育に前向きになるだけでは不十分なのである。以上より、幼児教育の無償化を行うならば、同時に幼児教育の環境づくりに注力すべきであると私は思う。(296)

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