早稲田大学 社会科学部 自己推薦入試 2016年 小論文 解答例

設問

選挙権年齢を18歳に引き下げることが決まりました。このことが日本の政治や社会に及ぼす影響について、あなたの考えを800字以内で述べなさい。

5STEPsでまとめる。

議論の整理→従来の選挙権年齢は20歳以上

これまでの日本において、選挙権とは20歳以上にしか認められない権利であった。

問題発見→選挙権年齢を18歳に引き下げることにより、日本の政治や社会にどのような影響が生じるか

現在における「選挙権年齢を18歳に引き下げる」という決定は、これからの日本の政治や社会にどのような影響を及ぼすのだろうか。

論証 →「若年層が政治に関心を持つきっかけになる」という主張と、その有効性検討(従来の問題点と比較し、結論・根拠・具体例の形でまとめる)

この決定における一番大きなメリットは、「若年層が政治に関心を持つための大きなきっかけになる」ということである。選挙権年齢が引き下げられるということは、選挙において当事者意識をもてる年齢が早まることと等しいからである。

従来の制度でも、公民や政治経済といった教育を通し、18歳や19歳の若者が政治にふれる機会は存在した。しかしそれだけでは彼らにとって、政治は「自分とは直接関係のない事柄」という認識の域を出ない。真剣に考えても、意見の行き場がないからである。そうなると学ぶことにも意味を見出しづらくなり、「政治は難しいもの」というイメージだけが先行してしまう結果になる。

一方で実際に選挙権が与えられるということは、「自分が当事者である」ということを強制的に実感させられるということである。現実の一票を手にした彼らは、「現実的かつ具体的に政治と向き合う機会」を得る。まさに「百聞は一見にしかず」といったところであろう。

解決策or結論→若年層における「政治への無関心」を改善が期待される

以上より選挙権年齢の引き下げは、現在の日本社会における「若者の政治への無関心」を改善しうると私は考える。そして関心を持った若者が政治に参加することにより、より未来のことを想定した政治を実現することが可能になると考える。若い層からの意見が増えることは、先々のことまでを考慮する視点が加わるということだからである。

解決策or結論の吟味 →「18歳に政治的判断ができるのか」という対抗意見を吟味

その一方で、「果たして18歳に政治的な判断ができるのか」という懸念も存在する。18歳というと、社会経験のない学生が多くを占める層だからである。経験不足は正しい知識で補うしかない。これらの理由から、今後は政治教育のさらなる充実が求められるだろう。(781)

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