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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 1997年 大問二 空所補充問題

空所補充問題
■第2段落
2:1 Wolfgang Amadeus Mozart is known the world over (1) (1. for 2. as 3. being) a musical genius, and was recognized as such even in his own day.
2:1 ヴォルフガング=アマデウスーモーツアルトは音楽の天才として世界中に知られており、その生きた時代においてさえそのように認められていた。
2:2 The English journal, Philosophical Transactions, carried an article written by Daines Barrington in 1770, after he had personally tested young Wolfgang’s musical skills (2)(1. for 2. with 3. in) reading, memory, and musical improvisation.
2:2 イギリスの雑誌「心理学紀要」は、デインズ=バリントンが1770年に書いた論文を載せており、それは、幼いヴォルフガングの、解釈、記憶、音楽的即興における音楽的技量を彼が個人的に検査した後に書いたものであった。
・解答 
(1)2
モーツァルトは音楽の天才~世界に知られていたに適合するのは2である。
(2)3
Skill in「手腕、腕前」

■第3段落
3:1 What especially intrigued Barrington was the nature of genius itself.
3:1特にバリントンの興味をそそったものは、天才そのもののもつ本質であった。
3:2 (3)(1. How it is, he wondered 2. How is it, wondered he 3. How is it, he wondered) , that this child could be so exceptional in one particular arena, and so normal a child in apparently every other way?
3:2 この子どもは一つの特定の面では非常に優秀なのに、見たところ他のすべての面ではごく普通の子どもであるのはどういうことなのだろうかと、彼は疑問に思った。
3:3 Not only did Mozart look like a child, but
3:3 モーツアルトは子どものように見えただけでなく、
3:4 …whilst he was playing to me (Barrington wrote), a favorite cat came in, upon which he immediately left his harpsichord, nor could we bring him back for a considerable time.
3:4 (バリントンはこう書いている)彼が私に演奏をしてくれていると、大好きな猫が入ってきた。すると彼はすぐにハープシコードを離れてしまい、我々はかなりの間、彼を戻らせることができなかった。
3:5 He would also sometimes run about the room with a stick between his legs (playing horse).
3:5 彼はまた、ときどき(馬遊びをして)足の間に棒切れをはさんで部屋を走り回ったりもした。
・解答 
(3)3
疑問形と強調構文が組み合わさっている。

■第4段落
4:1 When asked to write a song of love, and a song of rage, Mozart astonished Barrington with passion he had trouble attributing to an eight­year-old boy, with presumably limited experience of (4)(1. his times 2. any lessons 3. such passions) .
4:1愛の歌と怒りの歌を書いてくれるようにと頼まれたとき、モーツアルトは情熱にあふれる歌を書いてバリントンを驚かせた。それは多分そのような情熱について限られた経験しかもたないであろう8才の子どもが書いたとは考えにくいものであった。
・解答 
(4)3
年端もいかないモーツァルトが~について限られた経験がないに当てはまるのは前半にも出てきた「情熱」である

■第5段落
5:1 Barrington reasoned that the fundamental emotions in our behavioral storehouses are dissociable and that our totality must be an amalgam of separable components.
5:1 バリントンは、われわれの行動の宝庫にある基本的な感情は区分可能なものであり、統一体としてのわれわれは分離可能な要素の合成物に違いないと推論した。
5:2 Such a splintering of skills is also (5) (1. captured 2. evident 3. enclosed) sometimes in severely handicapped people, and we are all familiar with people who can reckon the day of the week for any date over centuries in their head.
5:2 このように技量が分裂することは重度の障害者においても時に明白であり、われわれは皆、何世紀にもわたるどんな日の曜日も暗算できる人をよく知っている。
5:3 This suggests that we must construct our understanding of the world from separate modules, and this principle of dissociation may be a key to the nature of the evolution of intelligence.
5:3 このことから、われわれが別個のモジュール(基準)から世界の理解を組み立てなければならないことがわかる。そして、この区分の理論は知能の進化の本質を理解する手がかりであるかもしれない。
・解答 
(5)2
Capture「とらえる」
Evident「明白な」

■第7段落
7:1 Cuvier used this principle primarily to argue that he could reconstruct entire organisms from fossil fragments, because one bone implied a necessary shape for all others.
7:1 キュヴィエがこの原理を用いたのは、本来、一つの骨は他のすべての骨に必然的な形を含むのであるから、化石の破片から有機体全体を再び組み立てることができると主張するためであった。
7:2 But Cuvier had a Second, even grander motive — the denial of evolution.
7:2 しかし、キュヴィエにはまた別のもっと大きな動機、つまり進化の否定があった。
7:3 How can transmutation (6)(1. disappear 2. occur 3. lessen) if parts cannot alter separately, or at least with some degree of independence?
7:3 もし諸部分が別々に、少なくともある程度の独立性をもって変化できないならば、どのようにして変異が起こるのだろうか。
7:4 If each tiny modification requires a redesign of absolutely every other feature, then inertia itself must prevent evolution.
7:4 もしそれぞれの小さな変化にも完全に他のすべての特徴の再設計が必要ならば、慣性そのものが進化を妨げるに違いない。
7:5 Cuvier continued:
7:5 キュヴィエは続ける。
7:6 Animals have certain fixed and natural characters, which resist the effects of every kind of influence, whether proceeding from natural causes or human interference; and we have not the smallest reason to suspect that time has any more effect upon them than climate.
7:6動物はある固定した生まれつきの特質をもっていて、それらは、自然の原因からであれ、あるいは人間の干渉からであれ、生じるあらゆる種類の影響に抵抗するのである。そして気候が動物の特質に影響を与えないのと同様に、時間が影響を与えると考える理由はまったくないのである。
・解答 
(6)2
変化について、前半と後半で相対する内容が述べられている。

■第8段落
8:1 The logic of this argument is impeccable.
8:1 この主張の論理は申し分ないものである。
8:2 If parts are not dissociable, then evolution cannot occur.
8:2 もし諸部分が区分できないならば、進化は起こりえない。
8:3 But although Cuvier’s logic was correct, his premise of total integrity was false.
8:3 しかし、キュヴィエの論理が正しくても、全体的な統合という彼の前提は間違いであった。
8:4 Evolution (7) (1. proceeds 2. grows 3. regresses) , in fact, by dissociating complex systems into parts, or modules made of a few correlated features, and by altering the various units at differing rates and times.
8:4実際には、複合体系を諸部分、つまり相互関係のある数個の特徴から成り立つモジュールに区分したり、さまざまな単位を異なった割合時間で変更したりすることで、進化が進むのである。
8:5 Biologists refer to this principle as mosaic evolution, and we need look no further for an illustration than the history of our own species.
8:5生物学者はこの理論を「モザイク進化」と呼んでおり、例証のためにはわれわれ人類の歴史だけを見ればよいのである。
8:6 Our human (8)(1. ancestors 2. characters 3. people) , we now know, evolved an upright posture of nearly modern design before any substantial enlargement of the brain had occurred.
8:6 われわれが今知っているように、人間の祖先はほとんど現代人の構造である直立姿勢を、脳の実質的な拡大が起こるまでに進化させたのである。
・解答 
(7)1 
Proceed「続行する」
Regress「退歩する」
7、8段落で変化と進歩について述べられている。
(8)1
Ancestor「祖先」
現代人の構造と同じ~までに進化させた、とあるので、祖先が一番当てはまる。

■第9段落
9:1 This fundamental principle of dissociability works just as well for the mental complexities of emotions and intelligence as for designs of entire bodies.
9:1 この区分可能性という基本的原理は、感情と知能という精神的な複雑さに対しても、身体全体の構造に対するのとまったく同様に機能する。
9:2 As he began to (9) (1. compile 2. change 3. contain) the notes that would lead to his evolutionary theory, Charles Darwin recognized that he could not give an evolutionary account of human emotions without the principles of modularity and dissociation.
9:2 チャールズ=ダーウィンはその進化論につながる原稿を編集し始めたときに、モジュラリティーと区分の理論なしには人間の感情の進化論的な説明ができないと認識した。
・解答 
(9)1
Compile「(資料などを)集める」
ダーウィンは進化論に関して著名な人物である。

■第10段落
10:1 He wished, (10) (1. to be sure 2. in sum 3. for example) , to trace facial gestures to antecedent states in ancestral animals.
10:1彼は、たとえば顔の動きを祖先である動物における先行的状態までたどりたいと思ったのであった。
10:2 But if the human complement forms an integrated array, locked together by our unique consciousness, then a historical origin from simpler systems becomes impossible.
10:2 しかし、もし人間のもつ補完的なものがわれわれに独自の意識というものによって固定された統合的な配列を形成するならば、より単純な体系から生じた歴史的な起源が不可能になる。
10:3 Darwin recognized that two principles must underlie the possibility of evolution.
10:3 ダーウィンは、二つの原理が進化の可能性の基礎となっているに違いないと認識した。
10:4 First, gestures cannot be subject to fully conscious control; some, at least, must represent automatic, evolved responses.
10:4一つには、身ぶりは十分に意識された制御の下にはありえないということである。身ぶりは少なくとも、自動的で進化した反応を表しているに違いないのである。
10:5 As (11) (1. examples 2. collections 3. evidence) for ancestral states, Darwin cited several gestures that make no sense without modern morphology, but must have served our ancestors well.
10:5先駆的状態の証拠として、ダーウィンはいくつかの身ぶりを引用したが、それらは現代形態学がなければ意味をなさないが、われわれの祖先には非常に役に立ったに違いないものである。
10:6 In sneering, we tighten our upper lips and raise them in the region of our canine teeth.
10:6 われわれはあざ笑う際、上唇を堅くして犬歯の近くまで上げる。
10:7 This motion once exposed the fighting weapons of our ancestors, but human canines are no bigger than our other teeth and this inherited reaction has lost its original function.
10:7 かつてはこの身ぶりによって、われわれの祖先が持っていた戦いの武器をはっきり示したのであるが、人間の犬歯は今では他の歯と同じぐらいの大きさにすぎず、この受け継いだ反応はその元の機能を失ってしまったのである。
・解答 
(10)3 
ダーウィンの研究について、10段落で丁寧に書かれているので、例示が当てはまる
(11)3
5行目までの内容を考えると「証拠」が最適。

■第11段落
11:1 (12)(1. Therefore 2. Second 3. Nonetheless) , just as young Mozart could separate and abstract single emotions, Darwin realized that standard facial gestures must be modules of largely independent action and that the human emotional repertoire must be more like the separate items in a shopper’s bag than the facets of an unbreakable totality.
11:1二つ目にダーウィンが気づいたのは、幼いモーツァルトが個々の情緒を区分して引き出すことができたのとちょうど同じように、標準的な顔の動きが大部分独立した行動のモジュールに違いないこと、そして人間の感情面のレパートリーは区分できない全体面というよりも買物袋の個々の品物に近いはずであることだった。
11:2 Evolution can mix, (13) (1. run 2. survive 3. match) , and modify independently.
11:2進化は混ざり、調和し、そして独立に変化することができるのである。
11:3 Otherwise we face Cuvier’s dilemma: if all emotions are inextricably bound by their status as interacting, optimal expressions, then how can anything ever change?
11:3 そうでなければ、我々はキュヴィエのジレンマに陥る。つまり、もしすべての感情が、それらの相互作用的で最適の表現という地位によって、解決できないほど束縛されているならば、いったいなぜ物事が変わるのだろうかということである。
・解答 
(12)2 
10段落4行目に「first」とあり、secondがこれ以外見当たらないので2
(13)3
混ざる→○○→独立に当てはまるものを考える

■第12段落
12:1 Many experiments with animals (14) (1. compose 2. affirm 3. comprise) and extend the principle of modularity.
12:1動物を用いた多くの実験がモジュラリティーの理論を、肯定し拡大する。
12:2 Newborn gulls, for example, peck vigorously at their parents’ beak, apparently aiming for a red spot near the tip.
12:2 たとえば、生まれたばかりのカモメは親のくちばしの先端近くの赤いところを明らかにねらいながら活発につつく。
12:3 If an infant makes proper contact, the parent brings up a parcel of food and the baby gull gets its first meal.
12:3 もしひなが正確に触れると、親は一固まりの食物を取り出し、赤ん坊のカモメは最初の食事を得るのである。
・解答 
(14)2
Affirm「断言する」
2行目から例示があるので、実験が理論を肯定したことがわかる。

■第13段落
13:1 But what inspires the pecking behavior?
13:1 しかし、何がつつくという行動を引き起こしているのだろうか。
13:2 The baby gull has no conscious understanding of a reward to be gained.
13:2赤ん坊のカモメは得られる報酬について意識的な理解をまったくしていない。
13:3 It has never eaten before and cannot know (15) (1. what 2. how 3. that) a knock on a parents bill will provide.
13:3赤ん坊のカモメはこれまでに一度も食事をとったこともないし、親のくちばしをつつくことで、何がもらえるのかも知らない。
13:4 The behavior must be innate and unlearned.
13:4 その行動は生得的なもので、学ぶことのできないものであるに違いない。
・解答 
(15)1
文末に目的語が欠けているのでwhatがあてはまる

■第14段落
14:1 At what, then, does the baby bird direct its pecks?
14:1 それでは、赤ん坊の鳥は何に向かってつつくのだろうか。
14:2 At first consideration, one might (16) (1. estimate 2. conjecture 3. entertain) that the entire form of the parent would provide an optimal target.
14:2 まず最初に親の全体の形が最適な的になっていると推測するだろう。
14:3 After all, what could be more appealing than the parent’s totality — a full, three-dimensional image with the right movements and odors?
14:3結局のところ、親の全体、つまり正しい動きとにおいをもつ完全な3次元の姿よりも注意を引くものは何もないのである。
14:4 But consider the issue a bit more deeply; the hatchling has never seen a bird.
14:4 しかし、その問題をもう少し深く考えてみよう。ふ化したての鳥は鳥というものを見たことがない。
14:5 Can the complexities of the entire parental form be planted innately upon its untested brain?
14:5試されていない脳に複雑な親の全体の形を生得的に植えつけることができるであろうか。
14:6 Wouldn’t the goal be more (17)(1. readily 2. appropriately 3. commonly) achieved — easier to program if you will if the hatchling responded to one or a few abstract particulars, that is, to modules extracted from the total form?
14:6 もしふ化したての鳥が一つないし数個の抽象的な項目、すなわち全体の形から引き出されたモジュールに反応するならば、目的はもっと容易に達成できるのではないだろうか。また試みるならば方向づけもより容易であろう。
・解答 
(16)2 
Estimate「見積もる」
Conjecture「推測する」
文意から2が最適。
(17)1
14段落全体の意味から判断すると1が最適である

■第15段落
15:1 As a result of extensive research on gulls, we now know that hatchling gulls do respond to modules and abstractions.
15:1 カモメに関する広範囲にわたる研究の結果、われわれは今ではふ化したばかりのカモメがモジュールや抽象物に実際に反応することがわかっている。
15:2 They peck preferentially at long and skinny objects, red things, and regions of markedly contrasting colors.
15:2赤ん坊のカモメは、長くて皮でできた物や赤い物や著しく対照的な色の部分を好んでつつくのである。
15:3 As an effect of this simplified modularity, they hit the spot at the tip of the parental bill the only red region at the end of a long object, in an area of contrasting color with surrounding yellow.
15:3 この単純化されたモジュラリティーの結果として、赤ん坊のカモメは親のくちばしの先端部をつつく。つまり、長い物の端にあり、地の黄色と対照をなしている唯一の赤い部分である。
15:4 Complex totality may be beyond the cognitive capacity of a hatchling gull, but any rich object can be broken down to simpler components and then (18) (1. built up 2. destroyed 3. put aside) .
15:4複雑な全体はふ化したばかりのカモメの認識能力を越えているかもしれないが、いかなる複雑な物もより単純な部分に分割し、それから組み立てることが可能である。
15:5 Any developing complexity — whether in the cognitive growth of an individual or the evolution of a lineage — may require this principle of construction from modules.
15:5個人の認識面の向上であれ、種全体の進化であれ、いかなる複雑性の増大も、このモジュールから組み立てるという原理を必要とするであろう。
・解答 
(18)1
複雑なものをいったん分割し、それから~。2の壊すや3の片づけるは意味が通らない

■第16段落
16:1 The concept of modularity (19) (1. lies 2. forms 3. stays) at the heart of much innovative research in cognitive science.
16:1 モジュラリティーという概念は、認識科学におけるより革新的な研究の中心に位置している。
16:2 The brain does a great deal of work by complex coordination among its parts, but we have also known for a long time that highly particular attitudes and behaviors map to specific portions of the brain.
16:2脳はその部分の間の複雑な調整によって多くの仕事をしているが、我々はまた、非常に特殊な才能や行動は脳の特定の部分に対応することも昔から知っている。
16:3 Barrington’s study of Mozart and the modern scientific research on the behavior of newborn gulls may seem at first sight to have (20) (1. little 2. much 3. everything) in common.
16:3一見しただけでは、バリントンによるモーツァルトの研究と生まれたばかりのカモメの行動に関する現代の科学的研究には、共通点がほとんどないように思えるかもしれない。
16:4 However, although we may read it to learn more about the life of a man revered for his contribution to the world of art, the illustration of modularity evidenced both in Mozart’s own behavior and in his ability to separate and abstract single emotions is an important contribution to our understanding of the human mind.
16:4 しかし、われわれは、モーツァルトに関する研究を、芸術の世界に対する貢献によって尊敬されている男の人生をさらに知るために読むのかもしれないけれども、モーツァルト自身の行動と個々の感情を区分して抽象化する彼の能力の両方で明示されたモジュラリティーの例証は、われわれが人間の心を理解するのに重要な貢献をしている。
・解答 
(19)1 
Lieは「横たわる」だけでなく「位置する」の意味も持つ
(20)1
3行目の内容を4行目で否定し、共通点が大きいことをしめしているので「ほとんどない」の意味の1が当てはまる。

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