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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 2001年 大問一 空所補充問題

2:1 This vague moral claim has turned up in the discussion of issues as [1](1. variety 2. varied 3. variously) as affirmative action* and the moral status of such culturally overwhelming institutions as McDonalds.
2:1 このようなあいまいな道徳的主張は、積極的措置や、マクドナルドのような文化的に圧倒的な組織の道徳上の地位といった多様な問題を議論する際に現れている。
2:2 If we take these arguments literally, cultural survival is [2](1. something 2. anything 3. nothing) very close to a moral absolute; to refuse to agree with it is to sign up on the side of cultural destruction and global conformity.
2:2 もしこれらの主張を文字通りにとるならば、文化的生存は絶対不動の道徳規範にごく近いものであり、それに同意するのを―拒否することは文化破壊と世界的画一性の側に署名することとなる。
・解答 [1]―2 [2]―1
「積極的措置や、マクドナルドのような文化的に圧倒的な組織の道徳、上の地位といった( )問題を議論する際に現れている」の空所に入るもの。issues「問題」を修飾しているので、形容詞である2のvaried「さまざまな、多様な」が入る。
「文化的生存は絶対不動の道徳規範にごく近い( )である」の空所に入るもの。第1段にあるように、文化的生存は生得の価値、特別な権利なので、絶対不動の道徳規範に近いものと考えられ、1のsomething~「~なもの」が入る。2のanything~は「~なもの何でも」、3のnothing~は「何も~なものではない」の意。

3:1 This is a bit confusing, because it is rather difficult to figure out what is morally [3](1. prevalent 2. relevant 3. evident) about cultural survival in itself.
3:1 これには少し困惑する。なぜなら、文化的生存それ自体に関して何が道徳的に関連するのかを理解するのはかなり難しいからである。
3:2 The first challenge is to determine just what the term might mean.
3:3 It cannot simply mean the continued existence of the individuals that make up the endangered culture, since their survival is entirely [4] (1. comfortable 2. compounded 3. compatible) with their complete assimilation, and therefore, with the destruction of their culture.
3:3 それはただ単に、危機に瀕した文化を構成する個体の継続的な存在を意味するのではない。というのは、個体の生存はその完全な同化と全く共存できるものであり、それゆえにそれらの文化の破壊とも共存できるものであるからだ。
3:4 Nor, however, can it mean the preservation of all existing aspects of a culture; for some degree of cultural change and [5](1. confirmation 2. concentration 3. adaptation) is normal, indeed inevitable.
3:4 しかしながら、それはまた、文化のあらゆる既存の面を保護することも意味しない。なぜなら、ある程度の文化的変化や順応は普通であり、実際避けられないからである。
3:5 Permanent cultural preservation is an ideal we could hardly hope to attain, let alone a worthy guide to policy.
・解説 [3]―2 [4]―3 [5]―3
「文化的生存それ自体に関して何が道徳的に( )かを理解するのはかなり難しいからである」の空所に入るもの。
第3段第2文(The first challenge is…)以降、および第4段(The reality of cultural survival…)において、文化的生存の意味、はたらきなどが述べられている点から考え、2のrelevant「関連がある、適切な」が入る。1のprevalentは「普及している」、3のevidentは「明白な」の意。
「個体の生存はその完全な同化と全く( )である」の空所に入るもの。
「ある程度の文化的変化や( )は普通であり、実際避けられないからである」の空所に入るもの。「文化的生存とは、文化のあらゆる既存の面を保護することではない」理由として、「文化的変化」や「順応」が普通であると述べているので、3のadaptation「順応」が入る。1のconfirmationは「確認」、2のconcentrationは「集中」の意。

4:1 The reality of cultural survival, then, lies somewhere between total disintegration and permanent preservation.
4:1 そうすると、文化的生存の現実は、完全分解と永久的保護の間のどこかに位置するということになる。
4:2 The most plausible meaning of the slogan as a political goal might be simply the preservation of difference: the desire that whatever cultures now exist should not lose their [6](1. equivalence 2. distinctiveness 3. universality) .
4:3 That cultural identity continues to serve as a means by which some people make sense of their place in the world, [7](1. no matter 2. therefore 3. however) much the content of their cultures may change over time.
・解説 [6]―2 [7]―3
「現在存在する文化はいずれもその( )を失うべきではないという願望である」の空所に入るもの。文前半の「政治的目標としてのスローガンの最も妥当な意味は、単に差異の保存に過ぎないだろう」の言い換えになっている点に注意。特にthe preservation of difference「差異の保存」がヒントになる。2のdistinctiveness「特殊性」が入る。1のequivalenceは「等価、同等物」、3のuniversalityは「普遍性」の意。
「時を経て文化の内容が( )変化しようとも」の空所に入るもの。however much~「どんなに(多く)~しようとも」で、3のhoweverが入る。1はno matter how (much)なら正解。2のthereforeは「それゆえに」の意で不適当。

5:1 So why would we think that cultural survival is valuable in itself?
5:1 それでは、なぜわれわれは、文化的生存はそれ自体価値があると思うのであろうか。
5:2 One argument draws an analogy between cultures and other threatened aspects of the natural world: we ought to preserve cultures because to do otherwise is to allow something unique and [8](1. irrational 2. irreplaceable 3. irrelevant) to leave the world.
5:2 ある主張では、文化と、自然界の他の絶滅に瀕した面との間の類似が引き合いに出される。つまり、文化を保護しなければならないのは、そうしないと何か独特でかけがえのないものを世界から失ってしまうことになるからだ。
5:3 Refusing to act against assimilation might be thought [9](1. compatible with 2. contrasted with 3. equivalent to) , say, shooting the last panda.
・解説 [8]―2 [9]―3
「何か独特で( )ものを世界から失ってしまうことになるからだ」の空所に入るもの。文化を価値あるものと考えているので、「独特でかけがえのないもの」となり、2のirreplaceable「かけがえのない」が入る。1のirrationalは「不合理な」、3のirrelevantは「不適切な、無関係な」の意。
「最後のパンダを撃ち殺すこと( )と思われるだろう」の空所に入るもの。「同化に反対するのを拒否すること」=「最後のパンダを撃ち殺すこと」の関係に気づくこと。3のequivalent to~「~と同等である」が入る。1のcompatible with~は「~と共存できる、矛盾しない」、2のcontrasted with~は「~と対比される」の意。

6:1 This argument, though, claims too much, for we feel a similar sense of loss when we face not the destruction of a culture but merely it’s reworking from the inside — and, thereby, the loss of specific elements [10](1. within 2. upon 3. beside) the culture.
6:1 しかし、この主張はあまりにも多くを求め過ぎている。なぜなら、われわれは、文化の破壊ではなくて、ただ単に内側からの文化の補整、そして、それによる文化の内側にある特定の要素の喪失に直面するときに、同様の喪失感を感じるからである。
6:2 Over time, all of our cultures are remade and many traditional norms and practices are abandoned.
6:3 We might easily sympathize that there was a loss to the world in what was thereby abandoned.
6:3 それによって捨てられるものの中に、世界にとって損失となるものがあると思い、われわれはすぐに同情する。
6:4 We do have reason to regret that the current ways by which the world is understood — our own ways included — will eventually disappear.
6:5 But our justifiable sadness does not give us good reason to declare that what is now endangered ought to be preserved forever; or to forbid ourselves from altering inherited cultural norms — abandoning some, changing others — and [11](1.adopting 2. excluding 3. enclosing) new ways and customs as our own.
6:5 しかし、正当と認められる悲しみをもってしても、今絶滅に瀕しているものが永久に保護されるべきであると宣言したり、継承している文化的基準を変更して(あるものを捨てたり、あるものを変更して)新しい方法や習慣を自分自身のものとして採用することを禁止したりするだけの十分な理由にはならない。
・解説 [10]―1 [11]―1
「ただ単に内側からの文化の補整、そして、それによる文化( )特定の要素の喪失に直面するときに」の空所に入るもの。直前の「内側からの文化の補整」がヒント。1のwithin~「~の内側にある」が入る。2のupon~は「~の上にある、~に接して」など、3のbeside~は「~の側にある」の意。
「われわれ自身が、継承している文化的基準を変更して、新しい方法や習慣を自分自身のものとして( )を禁止する」の空所に入るもの。「継承している文化的基準を変更する」→「新しい方法や習慣を採用する」の流れに注意。1のadopting「採用すること」が入る。2のexcludingは「除外すること」、3のenclosingは「囲むこと」の意。

7:1 One might even say that this sadness is the inevitable price we pay for freedom.
7:1 このような悲しみは、われわれが自由に対して支払う避けられない代償であるとさえ言う人がいるかもしれない。
7:2 If we had no choice about what norms to adopt, and knew that the next generation would live as our ancestors lived before us, the world might lose one source of trouble but gain many more.
7:2 もしわれわれにどのような基準を採用すべきかに関して選択権がなく、また次の世代も先祖がわれわれよりも以前に生活したのと同じように生活していくのを知っているのなら、世界はもめ事の原因を1つ失うが、もっと多くのもめ事の原因を得ることになるだろう。
7:3 The “endangered species” approach to [12](1. defending 2. delaying 3. destroying) cultural survival, then, has some serious defects.
7:3 このように、文化的生存を擁護することに対する、「絶滅寸前の種」を扱うような取り組み方には深刻な問題がいくつかある。
・解説 [12]―1
「文化的生存を( )に対する、『絶滅寸前の種」を扱うような取り組み方には深刻な問題がいくつかある」の空所に入るもの。第5段(So why would we think…)にあるように、文化的生存を擁護することは、「絶滅寸前の種」を保護するのと同じであるので、1のdefending「擁護すること」が入る。

8:1 Another line of argument connects the value of cultural survival to the value of cultural [13](1. conformity 2. diversity 3. transformation) , gaining support from the undoubted attractiveness of the latter.
8:2 On reflection, however, the idea of cultural diversity seems scarcely less ambiguous than the notion of cultural survival itself.
8:2 しかしながら、よく考えてみると、文化的多様性という考え方は、文化的生存という考え方そのものと比べてほとんど同じぐらいあいまいであるように思われる。
8:3 This ambiguity lies in whether it means valuing diverse people of distinct backgrounds or valuing the diversity of backgrounds itself.
8:3 その考え方が別個の背景をもつ多様な人々を重んじることを意味するのか、それとも背景そのものの多様性を重んじることを意味するのかどうかに、このようなあいまいさが存在している。
・解説 [13]―2
「別の主張では、文化的生存の価値が文化的( )の価値に結びつけられる」の空所に入るもの。直後の文のthe idea of cultural diversityにつながる。2のdiversity「多様性」が入る。

9:1 The first notion — that people ought to be respected as equals regardless of their ethnicity, race, gender and other distinguishing traits is today a part of any plausible political philosophy.
9:2 But it [14](1.necessarily 2. logically 3. hardly) follows that we must value and preserve diversity itself in the abstract.
9:2 しかし、だからといって、われわれが抽象的に多様性そのものを重んじ、保護しなければならないということにはほとんどならない。
9:3 We have, I think, no reason to regret that the world does not contain twice as many cultures as it does.
・解説 [14]―3
>[14]「しかし、われわれが抽象的に多様性そのものを重んじ、保護しなければならないということには( )」の空所に入るもの。直後の文がヒント。「世界に今の2倍の文化が含まれていないことを残念に思う理由はない」→「文化の多様性を重視し、保護する必要はない」と考える。3のhardlyを入れて、it hardly follows that~「~ということにはほとんどならない」となる。

10:1 The second notion — that of valuing cultural diversity in the abstract — raises in turn another deep ambiguity, the difference between diversity of cultures and diversity within cultures.
10:1 2目の考え方、つまり、抽象的に文化的多様性を重んじる考え方も、同様に別の深いあいまいさを提起するが、それは文化の多様性と文化内の多様性の間の相違である。
10:2 Exposure to a wide variety of lifeways is clearly of great moral value; it enables people to flourish in ways that conformity and sameness instead suppress.
10:2 さまざまな生活様式にさらされることは、明らかに大きな道徳的価値のあるものであり、画一性や同一性なら逆に抑えてしまうような方法で人々は活躍することができる。
10:3 But there is no necessary [15](1. break 2. link 3. chain) between the desirability of diversity within cultures and the demand that there be a wide variety of cultures themselves.
10:3 しかし、文化内の多様性の望ましさと文化そのものの多様性の要求の間には必然的なつながりはない。
・解説 [15]―2
「しかし、文化内の多様性の望ましさと文化そのものの多様性の要求の間には必然的な( )はない」の空所に入るもの。前文の「さまざまな生活様式にさらされることは、明らかに大きな道徳的価値のあるものである」を受けて、この文は逆接のButで始まっている点に注意。2のlink「つながり」を入れて、「必然的なつながりはない」となる。1のbreakは「破壊、中断」、3のchainは「くさり、連鎖」の意。

11:1 Cultural survival, then, seems surprisingly hard to fashion into an attractive ideal.
11:1 それなら文化的生存を魅力的な理想に作り上げることは驚くほどに難しいことのように思われる。
11:2 But in many of the cases of cultural loss that motivate activists and popular sentiment, something else is going on [16](1.except 2. besides 3. additionally) the simple disappearance of particular cultures and folkways.
11:2 しかし、活動家や人々の心情に刺激を与える文化的喪失が起こる多くの場合において、特定の文化と習俗の単なる消失の他に何か別のことが起こっている。
11:3 All too many aboriginal groups, for example, face persistent marginalization*.
11:3 たとえば、あまりにも多くの原住民の集団が永続的な社会的軽視に直面している。
11:4 This suggests that it is not the disappearance of a culture so much as the reason for its loss that should be the focus of our moral attention.
11:4 われわれの道徳的関心の焦点になるべきなのは、文化の消失よりもむしろ消失の理由であることを、これは示している。
11:5 We should condemn and seek to remedy the discrimination and poverty faced by peoples around the world.
11:5 われわれは世界中の民族が直面している差別と貧困を非難し、矯正しようと努めるべきである。
11:6 But it is [17](1. invaluable 2. justifiable 3. mistaken) to think that the best way to achieve this is to insist that cultural survival is a value in itself.
11:6 しかし、これを成し遂げる最良の方法が、文化的生存そのものが重要だと主張することであると思うのは間違いである。
・解説 [16]―2 [17]―3
「特定の文化と習俗の単なる消失( )何か別のことが起こっている」の空所に入るもの。直後の3文でわかるように、文化などの単なる消失以外に、その理由である差別や貧困などに注意を向けるべきだと述べられている。
「しかし、これを成し遂げる最良の方法が、文化的生存そのものが重要だと主張することであると思うのは( )である」の空所に入るもの。文頭のButに注意すると、3のmistaken「間違いである」が入ることがわかる。

12:1 While I cannot accept the argument that all existing cultures have a moral right to permanent survival, I would assert that there are circumstances under which allowing the destruction of a culture is immoral.
12:2 Cultures can go out of the world because its members gradually and freely choose to adopt the norms of an outside culture.
12:3 But much more often, the members of a culture assimilate because the surrounding community has made it impossible not to do so.
12:3 しかし、はるかに頻繁に、文化の構成員が同化するのは、同化しないことを周囲の社会が不可能にしているからである。
12:4 Injustice and oppression have made many cultures around the world less likely to survive than they would otherwise be; allowing these cultures to disappear would reflect the tragic outcome of an unjust process.
12:5 But this conclusion derives from the circumstances of the disappearance [18](1. rather than 2. more than 3. less than) from the disappearance itself.
12:5 しかし、このような結論は、消失そのものよりもむしろ消失の状況に由来するものである。
・解説 [18]―1
「このような結論は、消失そのもの( )消失の状況に由来するものである」の空所に入るもの。文意より、1のrather than~「~よりむしろ」が入る。
2のmore than~は「~より多く」、3のless than~は「~より少なく」の意。

13:1 The proper focus for our moral concern, then, is [19](1. by all means 2. not 3. except) the survival of cultures as collective practices and traditions, but rather the political, civil and human rights of the individuals that constitute the cultures.
13:1 したがって、われわれの道徳的関心の適切な焦点は、集団的な慣習や伝統としての文化の生存ではなくて、むしろ文化を構成する個人の政治的権利、公民権、人権である。
13:2 A culture has no moral claim to [20](1. temporal 2. transient 3. eternal) existence, especially as against the rights and choices of its own individual members.
13:3 Our concern about cultures, endangered or otherwise, should ultimately stem from the moral status and rights of their individual members.
・解説 [19]―2 [20]―3
「われわれの道徳的関心の適切な焦点は、集団的な慣習や伝統としての文化の生存では( )、むしろ文化を構成する個人の政治的権利、公民権、人権である」の空所に入るもの。not~、but rather…「~ではなくて、むしろ…」に注意。2のnotが入る。1のby all meansは「必ず」、3のexcept~は「~を除いて」の意。
「文化には( )存在に対する道徳的権利はない」の空所に入るもの。

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