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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 2006年 大問一 空所補充問題

空所補充問題
■第1段落
1:1 It’s probably impossible for most Americans even to begin to understand how it must feel to live in the extreme poverty of Calcutta, India, surviving in a crude shack or on the street with [1]( 1. little 2. no 3. less) , if any, access to clean water, nutritious food or decent health care.
1:1 >ほとんどのアメリカ人にとって、インドのカルカッタで極貧の生活をすることが、どのような感じにならざるをえないかを理解することなど、おそらくまったく不可能だろう。その生活においては粗末な掘立小屋か街路で生き抜き、きれいな水、栄養のある食物、あるいは十分な保健医療が、手には入るにしてもほとんどない。
1:2 The filth.
1:2汚物。
1:3 The crowds.
1:3 群衆。
1:4 The disease.
1:4 病。
1:5 From the perspective of the comfortably housed, amply fed and lavishly entertained, such conditions sound hopeless, and the suffering they must breed seems unimaginable.
1:5快適な住居が与えられ、十分に食べ、養線にもてなされている人々の視点からは、このような状況は希望がないように思われ、それらが必然的に生み出す苦難は想像もつかないように思える。
・解答 [1]―1
>[1]構文の理解がポイント。選択肢がいずれも、accessという名詞にかかる言葉で、if any「もしあるにしても」どのような入手機会なのか理解できないといけない。それがわかればlittle, if any「あるかなしかの」という必修表現を思い出せるだろう。こうしてwith little, if any, access to clean waterは「きれいな水は、手には入るにしてもほとんどない」という意味の付帯状況を示す前置詞句であることが読み取れる。

■第2段落
2:1 But not as unimaginable as this :
2:1 しかし、想像がつかないといっても、次のことほどではない。
2:2 according to a respected researcher who employs a method of ranking human happiness on a scale of 1 to 7 , poor Calcutta’s score about a 4, suggesting they’re slightly happier than [2](1.not 2. ever 3. before) .
2:2人間の幸福を1から7までの尺度で格づけする手法を使う、ある評判の高い研究者によれば、貧しいカルカッタの住民は約4点を獲得し、かろうじて彼らが不幸だというよりは幸せな方に入ることがわかる。
2:3 They may not be as happy as average Americans (who are pretty happy, statistically speaking, and positively [3] (1. cynical 2. pragmatic 3. euphoric) when compared with the dissatisfied Russians and sad Lath unions, but there certainly happier than one might expect.
2:3彼らは平均的なアメリカ人(統計的にいえば、アメリカ人はかなり幸福で、不満を感じているロシア人やリトアニア人に比べて、はっきりと幸福を感じている)ほど幸せではないかもしれないが、しかし確かに案外幸福なのである。
・解答 [2]―1 [3]―3
>[2]先行部分に「人間の幸福を1から7までの尺度で格づけする手法を使って、貧しいカルカッタの住民は約4点を獲得し」たとあるから、設問部分は「彼らは不幸というよりは幸福だということになる(なぜなら、中点の3.5点よりもやや多い得点だから)」という意味になっていることがわかる。than ever「これまでより」やthan before「以前より」では、先行部分と結びつけることができない。
>[3]アメリカ人に関する記述であるから、「不満を感じているロシア人やリトアニア人に比べ」た場合、当然「幸福」だということになる。選択肢は、それぞれ1.「冷笑的な、皮肉な」、2.「実用的な、実利的な」3.「幸福感に満たされた」であるから、3が正解。happyの言い換え表現としてeuphoric(
■第3段落
3:1 The enormous assumption behind this finding, of course, is that happiness, like Olympic figure skating, can really be scored numerically at all and that the judges who score it don’t even need to come from the same countries or speak the same languages as the people there judging.
3:1 もちろん、この発見の背後には途方もない想定がある。それは幸福がオリンピックのフィギュアスケートのように、ともかくも数字によって採点することが本当にできるのであって、採点する審判は同じ国の出身である必要はないし、自分が採点している人々と同じ言語を話す必要さえないということである。
3:2 Robert BiswasDiener, a professor of psychology at Portland State University in Oregon and the [4] (1. soul 2. heart 3. mind) behind the Calcutta study, believes this.
3:2 ロバート=ビスワズ=ディーナーは、オレゴン州にある州立ポートランド大学の心理学教授であり、カルカッタ研究を支持している学者であるが、このことを信じている。
3:3 BiswasDiener has worked extensively with his father, the noted University of Illinois psychologist Ed Diner, to evaluate the “Subjective Well-being” (SWB), as they call it, of people around the globe, from Masa warriors in East Africa to Inuit hunters in Northern Greenland, [5]( 1. inviting 2. permitting 3. indulging) them to answer various questions about their moods and outlook.
3:3 ビスワズ=ディーナーは、父である有名なイリノイ大学の心理学者エド=ディーナーとともに広範な研究を行ってきた。
それは、東アフリカのマサイ族の兵士から、北部グリーンランドのイヌイットの猟師まで世界中の人々に気分やものの見方に関するさまざまな質問に答えてもらいながら、いわゆる「主観的な幸福(SWB)」を評価することである。
3:4 The results have led them to one sweeping conclusion:
3:4 その結果、彼らは決定的な結論に達した。
3:5 human beings, no matter where they live, and almost without regard to how they live, are, in the elder Diner’s words, “preset to be happy.”
3:5つまり、人間は、どこに住んでいようと、どのような暮らしをしていようとも、大ディーナーの言葉でいえば、「幸せになるように予めできている」ということである。
・解答 [4]―3 [5]―1
>[4]設問に続くbehind the Calcuta study「カルカッタ研究を支持している」という語句の理解がポイント。「研究」を支持するのにふさわしいのは1.「魂」、2.「心」、3.「頭」の中では、「頭」すなわち「知性的な人物」である。この部分全体が、Robert Biswas-Dienerに対する同格名詞句となっていることも、大切なヒントになる。
>[5]付帯状況の分詞構文をなす部分。「彼らに気分やものの見方に関するさまざまな質問に答えてもらいながら」という意味にすればよい。indulge「ふける」でないことはすぐにわかるが、inviteがVOC構文となってinvite O to do「Oに~するように求める。、誘う」という形になるという知識がないと、誤ってpermitを選びやすいところ。

■第4段落
4:1 Ed Diner thinks of this predilection as a “gift” bestowed on people by evolution that helps us adapt and flourish even in fairly trying circumstances.
4:1 エド=ディーナーは、こうした好みは、進化によって人々に与えられた「能力」であり、かなり厳しい環境下でさえも、私たちが適応し繁栄するのに役立つと考える。
4:2 But there are other [6] (1. theories 2. conditions 3. facts) .
4:2 しかし、他の考え方もある。
4:3 Maybe, he thinks, were “socialized” to be happy, in order to facilitate smooth social functioning.
4:3 ことによると、私たちは、社会の機能を容易に円滑にするため、幸せになるように「社会化され」ているのかもしれないと、彼は考えている。
4:4 Whatever the reasons for this gift, however, its benefits don’t seem to be [7] (1. positively 2. evenly 3. exactly) distributed around the globe.
4:4 しかしながら、この能力がある理由は何であるにしろ、その利益が世界全体に均一に分布しているようには思われない。
・解答 [6]―1 [7]―2
>[6]この部分は「しかし他の…もある」という意味。第4段冒頭に示されていたのは、エド=ディーナーの「考え方」であることから、1.「理論」2.「条件」、3.「事実」の中では、「理論=考え方」であると判断することができる。
>「7」ここは語い力が直接問われている。選択肢はそれぞれ1.「はっきり、決定的に」、2.「均等に」、3.「はっきり、正確に」である。本文は「その利益は世界全体に…分布しているようには思われない」という意味であるから、evenlyが「均等に、平等に」という意味であることを知つていればすぐに正解であるとわかるが、知らない場合、文脈からこの語の意味を把握するのは、極めて難しい。

■第5段落
5:1 Latin Americans, for example, are among the happiest people in the world, according to study [8] (1. after 2. from 3. by) study.
5:1例えば、ラテンアメリカ人は、次々に出てくる研究によれば世界で最も幸福な民族の1つである。
5:2 An international survey of college students in the mid­1990s compared so-called national differences in positivity and ranked Puerto Rico, Colombia and Spain as the three most cheerful.
5:2 1990年代半ばの大学生に関する国際調査では、積極性においていわゆる国民性の違いを比較し、プエルトリコ、コロンビア、スペインが明るさのトップ3に位置づけられた。
5:3 To those who [9] (1. evaluate 2. count 3. equate) happiness with digital cable and ice­cube-dispensing refrigerator doors, these results may be surprising.
5:3幸福をデジタルケーブルや氷の取り出し口がついた扉のある冷蔵庫に結びつけて考える人々にとって、このような結果は驚くべきことかもしれない。
5:4 But not to Ed Diner.
5:4 しかし、エド=ディーナーにとっては、違う。
5:5 For him, the astonishingly high spirits of the relatively poor Puerto Ricans and Colombians [10] (1. depart 2. Stem 3. Escape) from a “positivity tendency” that “may be rooted in cultural norms regarding the value of believing in aspects of life in general to be good.”
5:5彼にとっては、比較的貧しいプエルトリコ人やコロンビア人が驚くほど上機嫌であることは、「積極的な性向」から生じている。その性向は、「人生の局面はおおむね良好であると信じることに価値があるとみなす文化規範に根ざして」いるのであろう。
5:6 We take this to mean that Latin Americans are happier because they look on the sunny side of life.
5:6 これは、ラテンアメリカ人は人生の明るい面を見るから、より幸せなのだということを意味するのだと思う。
・解答 [8]―1 [9]―3 [10]―2
>[8]まず大きなヒントになるのは、studyという名詞に冠詞がないこと。冠詞がないことから、1.study after study「研究に次ぐ研究(で)」か、3.study by study「研究ごとに、少しずつ」のどちらかになる。「ラテンアメリカ人は世界で最も幸福な民族の1つ」であることは、日常的に明らかな事態であって、「徐々に」わかってきた事実とは到底思われないので、1が正解といえる。
>[9]「幸福をデジタルケーブルや氷の取り出し口がついた扉のある冷蔵庫」とどうするのか、ということから、1.「評価する」、2.「算定する」、3.「同一視する」の中では、3が最もふさわしい。また、V O with ~という型式から、withと結合する動詞という基準で判断してもそうした動詞は、選択肢の中にはequateしかない。
>「10]第5段第5文の主語がhigh spiritsであることを正確に把握すること。選択肢はそれぞれ1.「それる、はずれる」、2.「生じる」、3.「逃れる」であるから、正解は2に決まる。

■第6段落
6:1 This positivity tendency does not appear to be popular in East Asia.
6:1 こうした積極的な性向は東アジアでは、一般的であるようには見えない。
6:2 Among the bottom five in the study are Japan, China and South Korea.
6:2 その研究の最下位5国には、日本、中国、韓国が入っている。
6:3 “We have found that East Asians tend to weight the worst areas of their lives when computing their life satisfaction, Ed Diner reports.
6:3 「東アジア人は、人生の満足度を計算するときに、自分の人生の最悪の部分に重きを置く傾向があることがわかった」と、エド=ディーナーは報告する。
6:4 That’s the weight of cultural expectation, says Shigehiro Oishi, a professor of psychology at the University of Virginia, who does research on the connection between culture and wellbeing.
6:4 それが文化的な期待の重みなのだと、大石繁宏ヴァージニア大学心理学教授は語る。彼は、文化と幸福の関係を研究している。
6:5 According to Oishi, in most North American and western European cultures there is a general [11] (1. process 2. rule 3. tendency) to value happiness.
6:5大石氏によれば、ほとんどの北アメリカと西ヨーロッパ文化には、幸福を重んじる一般的な傾向がある。
6:6 In the U.S., when people ask how you are, you have to say, “I’m fine”, but in Japan, you can say, “I’m dying.”
6:6合衆国では、ご機嫌いかがと聞かれると、「元気です」と答えるが日本では「死にそうです」と答えることもできる。
6:7 And even if you are thriving in Asia, lifting yourself above others by proclaiming your O. Knees in public may [12] (1. comply 2. clash 3. Combine) with broader goals which go beyond the immediate individual goals, says Oishi.
6:7 また、アジアではたとえ成功しているとしても、公然と自分が順風満帆であることを示して自分を他人よりも上に置けば、すぐ目の前の個人的な目標を超えたところにある、より大きな目標と衝突することもあると、大石氏は述べる。
6:8 So you don’t.
6:8 だからそんなことはしないのである。
・解答 [11]―3 [12]―2
>[11]3つの選択肢のうちで、不定詞をともなうことができる名詞はtendencyだけ。1.「過程」については述べられていない。2.「規則」というほど明確ではない。よって、正解は3に決まる。
>[12]次の文にSo you don’t.とあり、「…自分を他人よりも上に置くようなことはしない」のだから、ここは「より大きな目標」と「相いれない」という意味にならなければいけない。そのような意味になるのは1.「従う」、2.「衝突する」、3.「結合する」のうちでは2である。

■第7段落
7:1 If Colombians are happy mostly because they really like to be and Japanese are not so happy because, for them, happiness isn’t part of the plan, it would seem to follow that SWB has less to do with [13](1. subjective 2. material 3. unbiased) wellbeing and more to do with attitude.
7:1 もしも、コロンビア人が幸せなのは、おおよそ本当に幸せになりたいからであり、日本人がそれほど幸せでないのは、彼らにとって、幸福は人生設計の一部ではないからだとすれば、主観的幸福は物質的な幸福とはあまり関係せず、心構えの方により関係するということになるように思われる。
7:2 This leads one, of course, to the case of the French.
7:2当然、これはフランス人の事例に結びつく。
7:3 Oishi notes that a “happy-go-lucky attitude” is not highly [14] (1. valued 2. unique 3. unusual) there, and thus France ranks lower than Denmark or Sweden on happiness surveys.
7:3大石氏は「なるようになるさという心構え」は、フランスでは高く評価されないので、フランスは幸福調査ではデンマークやスウェーデンより下位に位置づけられていることに注目する。
7:4 From this we might conclude that the Danes are happier than the French.
7:4 ここから、デンマーク人はフランス人より幸福だと結論してよいのかもしれない。
7:5 Yet the French report themselves to be healthier than the Danes do.
7:5 しかし、デンマーク人が健康であるというのに比べてフランス人は自分たちのことをより健康であると報告している。
7:6 And happy or not, the French live longer than the Danes.
7:6 また幸福かどうかは別にして、フランス人の方がデンマーク人よりも長生きである。
7:7 “This is a sort of paradox,” says Oishi.
7:7 「これはある種の逆説である」と、大石氏は語る。
7:8 Well, not if you really know French people.
7:8 まあ、もし実際にフランスの人々と知り合いならそんなことはなかろう。
・解答 [13]―2 [14]―1
>[13』主観的な幸福(SWB)と比較しているのだからここには「客観的な幸福」という意味になる言葉が入るはずである。1.「主観的な」2.「物質的な」、3.「偏りのない」のうち、そのような意味に近いのは2である。
>[14]第7段第3文は「フランスが幸福調査ではデンマークやスウェーデンより下位に位置づけられている」理由を示している。「下位に位置づけられている」以上、フランス人はなかなか幸福だと感じないのであり、幸福を感じる条件は厳しいことになる。「『楽天的な、運任せの心構え」は高く…ない」を、そのような意味の文になるよう補充するなら、1.「評価される」、2.「独特である」、3.「尋常ではない」のうちでは、1が最もふさわしいといえる。

■第8段落
8:1 Biswas-Diener too feels that attitude [15] (1. explains 2. counts 3. goes) but also notes that highly developed nations in the individualistic West do, as a group, score consistently high, suggesting that it doesn’t [16] ( 1. destroy 2. help 3. hurt) a country to pave its highways and disinfect its water supply.
8:1 ビスワズ=ディーナーはまた、心構えは大事だと感じてはいるが、個人主義的な西欧の高度先進諸国が、集団としては一貫して高得点をあげていることにも注目している。これらの国々は道路網を整備したり、上水道を殺菌したりしても国には損害を与えないことを示しているのである。
8:2 Happiness wise, attitude gets people over the hump – but it doesn’t get them to the mountaintop.
8:2幸せという点では、心構えがあれば峠を越えられるかもしれないが、しかし山頂に至ることはないのである。
・解答 [15]―2 [16]―3
>[15]語句の知識が問われている。2.countという動詞が自動詞として使われて「重要である、大切である」という意味を表すことを知らないと、正解するのは難しい。
>[16]it doesn’t ( ) a country to pave…は、いわゆる仮主語構文であり、真主語はto pave以下であることをまず把握すること。次に、選択肢を検討しよう。destroy、help、hurtはすべて一般動詞であるが、一般動詞が仮主語構文の述語として使われるのは珍しい。これら3つの中でこのような構文を作るのはhurt「困ったことになる」のみである。この構文の代表的な動詞はsuitである。cf.Where would it suit you best for me to meet you?「私がお会いするにはどこがいちばんご都合がよろしいでしょうか」

■第9段落
9:1 Consider the case of the United States.
9:1合衆国の事例を考えてみよう。
9:2 In the study of international college students, America ranked a respectable eighth, statistically tied [17] (1. in 2. to 3. with) Slovenia.
9:2国際的な学生調査で、アメリカはまずまずの第8位に位置づけられ、統計的にはスロベニアと同点である。
9:3 The US.s leaders were slightly pained by this, no doubt, whereas Slovenia’s leaders were overjoyed.
9:3疑いなく、この結果に合衆国の指導者はいささかきずついたが、一方、スロベニアの指導者は大喜びであった。
9:4 It would appear from these results that merely living as if you are No. 1, and running around the world shouting you are No. 1, doesn’t mean that you feel like No. 1 inside.
9:4 こうした結果から、第1位であるかのごとく暮らしたり、または第1位だと喚きながら世界中を駆け回ったりするだけでは、心の中で第1位の実感があるということにはならないようだ。
・解答 [17]―3
>[17]tieはtie O with~「Oを〜と結びつける」が基本形。よって、正解がwithになるのは問題がないが、ここでは、「〜と同点になる」の意。

■第10段落
10:1 Biswas-Diener did further research by comparing the SWB scores of the impoverished Calcuttans with those of some homeless Californians in Fresno.
10:1 ビスワズ=ディーナーはさらに研究を進め、貧乏なカルカッタ人の主観的幸福の得点をフレズノにいる家のないカリフォルニア人の得点と比べてみた。
10:2 Although the Californians had the advantage of decidedly better social welfare, they lagged [18] (1. behind 2. from 3. after) the Calcutta’s in happiness.
10:2 カリフォルニア人は明らかに良質の社会福祉という利点があったにもかかわらず、幸福に関してはカルカッタ人に遅れをとったのだった。
10:3 One factor may be the lofty expectations Americans have for themselves and the despair they feel when they [19] (1.drop 2. fall 3. lack) short of them.
10:3一因としては、アメリカ人が自分に対してもっている高い期待と、それに達しないときに感じる絶望感があろう。
10:4 Or, as Biswas-Diener has suggested, the difference may come down to simple loneliness.
10:4 あるいは、ビスワズ=ディーナーが示唆したように、その差は単純な孤独感に帰せられるのかもしれない。
10:5 Poor Calcutta’s, he observes, tend to live surrounded by their families, while the poor Californians are very often out there on their own.
10:5貧しいカルカッタ人は、彼の見るところでは、家族に囲まれて暮らしているが、一方、貧しいカリフォルニア人は、外に一人でいることが極めて多いのである。
・解答 [18]―1 [19]―2
>[18]lag behind〜で「〜に遅れをとる」という意味を表す。lagは「遅れる」という意味であるから、その後にbehind「〜の後に」が続くのは、意味の上から自然。lagは動詞としてよりも名詞の方がおなじみで、jet lag「時差ボケ」などは必修表現である。
>[19]語句の知識が問われている。fall short of~「〜に達しない、不足する」は、必修表現の1つ。cf.The book fell short of my expectations「その本は私の期待にそわなかった」

■第11段落
11:1 Biswas-Diener cautions that national-happiness rankings are crude, simplistic instruments.
11:1 ビスワズ=ディーナーは、国民幸福順位調査が大ざっぱで単純すぎる手法であることを警告する。
11:2 They don’t reflect, for instance, the unique experiences of certain subcultures or the differing outlooks of people in the countryside and those in the city.
11:2例えばそれらは、ある種の下位文化の独特の経験や、田舎の人々や都市住民の持つさまざまなものの見方を反映していない。
11:3 Still, it’s interesting and quite amusing to gaze at the big scoreboard and speculate about what makes Puerto Ricans so cheerful and South Koreans so somber, and why the American Dream and the Slovenian Dream, by one measure, inspire identical levels of contentment.
とはいえ、大きな得点板をみつめて、プエルトリコ人がそれほど明るく、韓国人がそれほど暗いのはどうしてか。アメリカの夢とスロベニアの夢が、ある尺度で、同じ程度の満足感を与えるのはどうしてかなどと思いを巡らすのはおもしろいし、とても楽しい。
11:4 The key is to take the rankings [20] (1. seriously 2. lightly 3. literally) .
11:4 順位づけは軽く考えることが大切である。
11:5 To draw a profound moral from global-happiness studies would be futile.
11:5世界を相手にする幸福調査から深遠な教訓を引き出そうとしても、無意味だろう。
・解答 [20]―2
>[20]文脈理解の問題。順位をどのように受け取るのがふさわしいのか、考える。この後に続く本文最終文に「世界を相手にする幸福調査から深遠な教訓を引き出そうとしても、無意味だろう」とあるので、この文は「(真剣に受け止めるのでなく)気軽に考えるのがよい」という意味になるのがふさわしい。よって、1.「真剣に」、2.「気軽に」、3.「文字通り(=ありのままに)」のうちでは、2が正解となる。

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