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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 2008年 大問一 内容一致問題

内容一致問題
■第4段落
4:1 The use of the hypothesis in scientific investigation is similar to playing a game of chance.
4:1科学的な探究における仮説使用は、運まかせのゲームをするのに似ている。
4:2 The rules of the game are [8] ( 1. held forth 2.Set up 3. taken over, and bets are made, in advance.
4:2 ゲームにはルールが定められており、都けをするのは事前である。
4:3 One cannot change the rules after an outcome,[9] ( 1. seldom 2. Never 3. Nor) can one change ones bet after making it.
4:3結果が出たあとにルールを変えることはできないし、あとから賭けを変えることもできない。

4:4 That would not be fair.
4:4 そんなことをすればフェアではないであろう。
4:5 One cannot throw the dice first and then bet.
4:5最初にサイコロを振って、それから賭けることはできないのである。
4:6 Similarly, if one gathers data first, then [10] (1. selects 2. throws 3. spares) only a few data and comes to a conclusion on the basis of those few data, one has violated the rules of the scientific game.
同じように、最初にデータを集めて、それからわずかばかりのデータを選び出し、そのいくつかのデータに基づいて結論に達するなら、その人は科学というゲームのルールに違反したことになる。
4:7 The game would not be fair because the investigator could easily [11] (1. capitalize on 2. take over 3. give in), say, two significant relations out of five tested.
4:7 そんなゲームがフェアではないのは調査者が検証した5つの関係のうちたとえば2つの重大な関係を利用するということが、簡単にできるからである。
4:8 What happens to the other three?
4:8残りの3つはどうなるのか。
4:9 They might be forgotten.
4:9忘れられてしまうのかもしれない。
4:10 But in a fair game every throw of the dice is counted, in the [12] (1. game 2. hypothesis 3. sense) that one either wins or does not win on the basis of the outcome of each throw.
4:10 しかし、フェアなゲームでは、サイコロを振るそれぞれの結果によって、ある人が勝ったり勝たなかったりするという意味で、サイコロの一振り一振りが考慮に入れられているのである。
4:11 The main point is that the purpose of hypotheses is to direct inquiry.
4:11 肝心なのは、仮説の目的は研究の方向づけだということである。
4:12 As Darwin pointed out long ago, all observations have to be for or against some view, if they are to be of any U1Se.
4:12 はるか以前にダーウィンが指摘したとおり、あらゆる観察は、それが有益であろうものならば何らかの見解に賛成するか反対するかせねばならないのである。
[21] In the article, the main point of comparing the use of a hypothesis to a game is to show that both of them
1. involve the risk of being wrong.
2. follow the rules of the game.
3. deal with random phenomena.
4. involve a zero sum game.

解答 [21]ー2
>[21]「この文章で、仮説の使用をゲームになぞらえる主要な意味は、それらがどちらも〜ことを示すことにある」
1.「誤りの可能性を秘めている」
2.「ゲームのルールに従う」
3.「乱雑な現象を扱う」
4.「ゼロサム・ゲームに関わる」この文章全体の主旨に関わる設問である。
科学における仮説の使用をこの文章ではゲームになぞらえているが、その真意は、第4段第2・3文にあるように、ルールに従い、事前になされ、後から変更することはできないということであった。よって、正解は2に決まる。ちなみに、ゼロサム・ゲームとは、参加者の得点と失点を合計すれば常に0になるようなゲームのこと。

■第2段落
2:1 Secondly, the scientist systematically and empirically tests her hypotheses.
2:1 第二に、科学者は体系的、経験的に自分の仮説を検証する。
2:2 The man in the street certainly tests his “hypotheses,” too, but he tests them in what might be [4] (1. defined 2. assumed 3. called) a selective fashion.
2:2一般人もまた、確かに自分の「仮説」を検証しはするのだが、しかし検証の方法はいわばえり好みである。

2:3 He often “selects” evidence simply because it is consistent with his hypothesis.
2:3 そういう人は自分の仮説と整合的だからというだけの理由で、証拠を「選択する」ことが多い。
2:4 Take the stereotype: Fast food is bad for you.
2:4 ファーストフードは体に悪い、という固定観念で考えてみよう。
2:5 If some people believe this, they can easily “verify” their belief by noting that many kinds of fast food are unhealthy.
2:5 もしもある人々がこれを信じている場合、彼らは多くの種類のファーストフードが健康によくないことに言及することで、容易に自分の信念を「証明」することができる。
2:6 [5] (1. Exceptions 2. Rules 3. Objectives) to the stereotype, such as healthy or low-fat fast foods, are not taken into account.
2:6 固定観念に対する例外、たとえば健康的な、脂肪分の少ないファーストフードが考慮されることはない。
2:7 The true social scientist, knowing this “selection tendency” to be a common psychological phenomenon, carefully guards her research against her own preconceptions and predilections, and avoids selecting only the kinds of data that support her hypotheses.
2:7真の社会科学者は、この「選択傾向」が一般的な心理現象であることを知っているので、自身の先入観や偏愛から自分の研究を注意深く守り、自分の仮説を支持するようなデータだけを選択することがないようにするのである。
2:8 Most importantly, she is not content with an armchair exploration of a relation;
2:8 もっとも大切なのは、ある関係を机上で研究することに科学者は満足しないということである。
2:9 she feels it [6] ( 1. uncomfortable 2. obligatory 3. stressful) to test her hypothesis against empirical reality.
2:9 科学者は自分の仮説を経験的な現実に照らして検証しなければならないと思う。
2:10 She thus emphasizes the importance of systematic, controlled, and empirical testing of her hypotheses.
2:10それゆえに、自分の仮説の体系的で、制御され、しかも経験的な検証の重要性を強調するのである。
[22] The “selection tendency” is mentioned in the 2nd paragraph to explain the fact that
1. Scientists select the data that support their hypothesis based on their predictions.
2. scientists select the best data because the data collected include a variety of uncontrolled factors.
3. people are affected by their pre­existing knowledge when interpreting
things around them.
4. lay persons as well as scientists intentionally select certain data because they fit their intuitions.

解答 [22]ー3
>[22]「第2段で「選択傾向」が言及されているのは、〜という事実を説明するためである」
1.「科学者は自分の予測に基づく仮説を支持するデータだけを選び出す」
2.「科学者は集めたデータにはさまざまな制御できない要因が含まれるから、最善のデータを選び出す」
3.「周囲のものごとを解釈するとき、自分がすでにもっている知識によって影響される」
4.「科学者同様素人も、自分の直感に合うという理由である種のデータを意図的に選び出す」
第2段で言及される「選択傾向」は、同段第2文(The man in the street…)以降に示される、証拠をそれが自分の仮説に合うというだけの理由で選択する傾向のことである。そのような内容になっているのは3である。4は「科学者同様素人も」の部分が誤りで、科学者は同段第1文にあるように「体系的、経験的に自分の仮説を検証する」のであって、えり好みはしない。

■第6段落
6:1 Hypotheses are important in scientific investigation in that they can be tested and shown to be probably true or probably false.
6:1仮説が科学的な探究において重要なのは、それらが検証されることができ、おそらく真であるかおそらく偽であるかを示すことができるからである。
6:2 Isolated facts are not tested;
6:2 バラバラの事実は検証されない。
6:3 only relations are tested.
6:3検証されるのは関係だけである。
6:4 The fact that hypotheses are relational propositions is the main [17] (1. way 2. reason 3. argument) they are used in scientific inquiry.
6:4仮説は関係に関わる命題だという事実が、それらが科学研究で使われる主な理由である。

6:5 They are, in essence, predictions of the form, “If A, then B” which we set up to test the relation between A and B.
6:5 それらは、本質的に、「AならばB」という形式の予測であって、AとBのあいだの関係を検証するために設定されるものである。
6:6 We [18] (1. let 2. make 3. see) the facts have a chance to establish the probable truth or falsity of the hypothesis.
6:6私たちは、その仮説がおそらくは真なのかそれとも偽なのかを確定する機会を、事実が提供するのにまかせる。
6:7 A hypothesis is a prediction.
6:7仮説は予測である。
6:8 It says that if x occurs, y will also occur.
6:8仮説が語るのはxが起きれば、yもまた起きるだろうということである。
6:9 That is, y is predicted from x.
6:9 すなわち、yはxから予測されるのである。
6:10 If, then, x is made to occur, and it is observed that y also occurs, then the hypothesis is confirmed.
6:10 だから、もしもxを起こしてみて、yもまた起きることが観察されれば、仮説は確証されるのである。
6:11 This is more powerful evidence than simply observing, [19] (1. with reservations 2. within the limit 3. without prediction), the covering of x and y.
6:11 このことは単に、予測なしにxとyとが共に変化することを観察する場合よりも強力な証拠である。
6:12 The scientist makes a bet that x leads to y.
6:12科学者はxがyを生じるのだという賭けをする。
6:13 If, in an experiment, x does lead to y, then she wins the bet.
6:13 もし、実験において本当にxがyを生じるなら、賭けは科学者の勝ちである。
6:14 She cannot just enter the game at any point and pick a perhaps accidental common occurrence of x and y.
6:14科学者はいつでもゲームに加わることができるというわけではないし、ことによると偶然xとyが共に生じたような場合を取り上げるわけにもいかない。
6:15 Games are not played this way.
6:15 ゲームはそんな仕方では行われないのである。
6:16 She must play according to the rules, and the rules in science are made to minimize error.
6:16科学者はルールに従ってゲームをせねばならないのであり、科学のルールは誤りを最小限にするようできているのである。
[23] What is meant by the statement “The scientist makes a bet that x leads to y” in the 6th paragraph?
1. The scientist sometimes enjoys playing a game of chance.
2. The scientist cannot always determine which is the cause and which is the effect.
3. The scientist makes a prediction in the form of the hypothesis “if X, then y.”
4. The scientist makes a guess about the values of x and y.

解答 [23]ー3
>[23]「第6段にある『科学者は、xがyを生じるのだという賭けをする』という文言はどういう意味か」
1.「科学者は、偶然に左右される賭けをして楽しむことがある」
2.「科学者はどちらが原因でどちらが結果かをいつでも決められるわけではない」
3.「科学者は『もしもxならば、yである』という仮説の形で予測をする」
4.「科学者はxとyの値を当て推量する」
「科学者はxがyを生じるのだという賭けをする」というたとえの理解が問われている。「xがyを生じる賭け」とは、第6段第4文(They are, in essence,…)に「それら(=仮説)は、本質的に、『Aならば、B』という形式の予測である」と示されているとおり、科学者が「xならばyである」という仮説を立てることである。よって、正解は3に決まる。

■第5段落
5:1 Hypotheses are derived from theory.
5:1仮説は理論に由来する。
5:2 A good theory produces good hypotheses.
5:2 よい理論はよい仮説を生み出す。
5:3 And yet, it is also hypotheses that make theories better and sounder.
5:3しかし、理論を改善し健全化するのもまた、仮説なのである。

5:4 There are two aspects to handling hypotheses: hypothesis making and hypothesis testing.
5:4仮説の扱いには2つの面がある。仮説の形成と仮説の検証である。
5:5 [13] (1. Distinguishing 2. Discounting 3. Defending) these aspects are the key to seeing how hypotheses can contribute to theory.
5:5 これらの面を区別することが仮説が理論にどのように寄与できるかを知るカギを握っている。
5:6 For example, Freud had a theory of anxiety that included the concept of “repression.”
5:6 たとえばフロイトは「抑圧」という概念を含む不安の理論をもっていた。
5:7 [14] (1. By 2. On 3. To) repression, Freud meant the forcing of unacceptable ideas into the unconscious.
5:7 フロイトのいう抑圧とは、容認できない考えを無意識へと押し込めることを意味していた。
5:8 Testing Freud’s theory is thus a difficult matter, because the concepts of “repression” and the “unconscious” need to be defined in a measurable, empirical way.
5:8 だから、フロイト理論を検証することは困難なことだった。なぜなら、「抑圧」と「無意識」という概念を、測定可能な経験的な仕方で定義する必要があるからである。

5:9 This is [15] (1. part 2. Soil. Most) of making a hypothesis and testing it empirically.
5:9 これが仮説を立て、それを経験的に検証するということの重要部分である。
5:10 If the concepts used in a hypothesis are operationally defined, that is, empirically testable, then a scientist can test the theory itself, and the theory can be improved upon.
5:10 もしも仮説中で使われている概念が操作的に定義されているなら、すなわち、経験的に検証可能なら、科学者は理論そのものを検証することができ、そして理論をよりよいものにしていくことができる。
5:11 [16] (1. Relative to 2. Depending Oil 3. Owing to) the hypothesis-testing activity tests not only the hypothesis in question but also the validity of the theory under consideration.
5:11仮説検証作業の結果次第で、仮説を支持するか拒絶するかを決めることができるのである。仮説検証作業は、当該の仮説だけでなく、検討中の理論の妥当性をも検証するのである。
[24] According to the article, which of the following statements about the relationship between theory and hypothesis in scientific investigation is not true?
1. Hypotheses are derived from theory.
2. Theories are made better by hypotheses.
3. The validity of theories is tested through hypothesis-testing.
4. Scientists start with hypotheses and then construct theories.

解答 [24]ー4
>[24]「この文章によると、次の科学研究における理論と仮説のあいだの関係に関する記述のうち、正しくないものはどれか」
1.「仮説は理論に由来する」
2.「理論は仮説によって改良される」
3.「理論の妥当性は仮説の検証によって検証される」
4.「科学者は仮説から始め、次に理論を構築する」
1は、第5段冒頭に「仮説は理論に由来する」とあるので、正しい。2は同段第8文に「理論をよりよいものにしていくことができる」とあるので正しい。3は同段最終文(The hypothesis-testing activity…)に、「仮説検証作業は、当該の仮説だけでなく、検討中の理論の有効性をも検証することになる」とあるので、正しい。4は、理論は仮説に由来すると述べられているので、同段冒頭の文に反する。よって、4が正解。

■第3段落
3:1 There is little doubt that hypotheses are important and indispensable tools for scientific research.
3:1 ほぼ疑いなく、仮説は科学的研究にとって重要かつ不可欠な道具である。
3:2 Indeed you can call hypotheses the[7] ( 1. working 2. Newly-devised 3. Easy-to­access) instruments of theory.
3:2実は、仮説を理論の作業用機材と呼ぶこともできる。
3:3 Hypotheses can be deduced from theory.
3:3仮説は理論から導き出すことができる。
3:4 If, for instance, we are working on a theory of aggression, we are presumably looking for causes and effects of aggressive behavior.
3:4 たとえばもしも攻撃性に関する理論を研究しているとすると、探し求めているのはたぶん、攻撃的な行動の原因と結果であろう。

3:5 We might have observed cases of aggressive behavior occurring after frustrating circumstances.
3:5攻撃的な行動がフラストレーションを感じさせるような事態の後で生じる事例を観察したとしよう。
3:6 The theory, then, might include the following proposition: Frustration produces aggression.
3:6 そうすると、理論には次のような命題が含まれることだろう。フラストレーションは攻撃を生じる、と。
3:7 From this proposition, we may deduce more specific hypotheses, such as the following:
3:7 この命題から、より特定の仮説が導き出せる。たとえば以下のごとくである。
3:8 Preventing children from reaching goals they find desirable (thus causing frustration) will result in their fighting with each other (i.e., aggression);
3:8子どもたちが自分の望ましいと思っている目的に達するのを阻む(それゆえフラストレーションを引き起こす)と、お互いに喧嘩し合うという事態(すなわち攻撃)を生む結果になるであろう、と。
3:9 If children are deprived of parental love (causing frustration), they will react, in part, with aggressive behavior.
3:9 もしも子どもたちが親の愛を奪われる(そしてフラストレーションを生じる)ならば、彼らにはある程度攻撃的な行動を伴う反応が生じる、と。
[25] In the 3rd paragraph, the relationship between frustration and aggression is used as an example to show that
1. a theory provides a framework for making hypotheses.
2. a hypothesis guides how a theory is constructed.
3. a proposition is different from a hypothesis.
4. a hypothesis is a statement about the results of a phenomenon.

解答 [25]ー1
>[25]「第3段で、フラストレーションと攻撃性とのあいだの関係は、ことを示すために実例として使われている」
1.「理論は仮説を立てるための枠組みを与える」
2.「仮説は、理論がどのように構築されるかの手引きになる」
3.「命題は仮説とは異なる」
4.「仮説は現象の結果に関する言明である」
第3段第4文(If for instance,…)以降にあげられる「フラストレーションと攻撃性の関係」に関する具体例により、「フラストレーションは攻撃を生じる」という理論から「子どもたちが自分の望ましいと思っている目的に達するのを阻まれると、お互いにけんかし合う事態が生じる」という仮説ができることがわかる。そうした「理論が仮説を生む」という内容を端的に表現しているのは、1である。なお、4は「現象の結果」ではなく「現象の関係」となっていなければならない。

■第5段落
5:1 Hypotheses are derived from theory.
5:1仮説は理論に由来する。
5:2 A good theory produces good hypotheses.
5:2 よい理論はよい仮説を生み出す。
5:3 And yet, it is also hypotheses that make theories better and sounder.
5:3しかし、理論を改善し健全化するのもまた、仮説なのである。
5:4 There are two aspects to handling hypotheses: hypothesis making and hypothesis testing.
5:4仮説の扱いには2つの面がある。仮説の形成と仮説の検証である。
5:5 [13] (1. Distinguishing 2. Discounting 3. Defending) these aspects are the key to seeing how hypotheses can contribute to theory.
5:5 これらの面を区別することが仮説が理論にどのように寄与できるかを知るカギを握っている。
5:6 For example, Freud had a theory of anxiety that included the concept of “repression.”
5:6 たとえばフロイトは「抑圧」という概念を含む不安の理論をもっていた。

5:7 [14] (1. By 2. On 3. To) repression, Freud meant the forcing of unacceptable ideas into the unconscious.
5:7 フロイトのいう抑圧とは、容認できない考えを無意識へと押し込めることを意味していた。
5:8 Testing Freud’s theory is thus a difficult matter, because the concepts of “repression” and the “unconscious” need to be defined in a measurable, empirical way.
5:8 だから、フロイト理論を検証することは困難なことだった。なぜなら、「抑圧」と「無意識」という概念を、測定可能な経験的な仕方で定義する必要があるからである。

5:9 This is [15] (1. part 2. Soil. Most) of making a hypothesis and testing it empirically.
5:9 これが仮説を立て、それを経験的に検証するということの重要部分である。
5:10 If the concepts used in a hypothesis are operationally defined, that is, empirically testable, then a scientist can test the theory itself, and the theory can be improved upon.
5:10 もしも仮説中で使われている概念が操作的に定義されているなら、すなわち、経験的に検証可能なら、科学者は理論そのものを検証することができ、そして理論をよりよいものにしていくことができる。

5:11 [16] (1. Relative to 2. Depending Oil 3. Owing to) the hypothesis-testing activity tests not only the hypothesis in question but also the validity of the theory under consideration.
5:11仮説検証作業の結果次第で、仮説を支持するか拒絶するかを決めることができるのである。仮説検証作業は、当該の仮説だけでなく、検討中の理論の妥当性をも検証するのである。
[26] In the article, which of the following statements is true of the description of the Freudian theory of anxiety?
1. The concepts included in the theory are well-defined and interconnected.
2. Having a theory does not always result in well-defined concepts and testable hypotheses.
3. The concept of repression can be described independently of the notion of the unconscious.
4. The concept of anxiety has been made explicit with the use of the concept of repression.

解答 [26]ー2
>[26]「この文章で、次の記述のどれが不安に関するフロイト理論の説明に当てはまるか」
1.「その理論に含まれる概念は、よく定義され、内的関連性がある」
2.「理論をもつことは、必ずしもよく定義された概念と検証可能な仮説を生み出すことにはならない」
3.「抑圧の概念は無意識の概念と独立に記述することができる」
4.「不安の概念は、抑圧の概念を使用することによって、明確になった」
第5段第6文(Forexample、Freudhad…)に「たとえば、フロイトは『抑圧』という概念を含む不安の理論をもっていた」とあり、第8文に「フロイト理論を検証することは困難なことだった。なぜなら『抑圧』と『無意識』という概念を、測定可能な経験的な仕方で定義する必要があるからだ」とあることから、フロイト理論が「検証不可能な仮説」を生む理論であると考えられていることがわかる。

よって正解は、2である。
[27] According to the 5th paragraph, hypothesis-making and hypothesis-testing are bridged by means of
1. the operational definition of concepts.
2. the refinement of theory.
3. the explanatory power of concepts.
4. the validity of the theory.

解答 [27]ー1
>[27]「第5段によれば、仮説を立てることと仮説を検証することは~によって架橋される」
1.「概念の操作的な定義」
2.「理論の更新」
3.「概念のもつ説明力」
4.「理論の妥当性」
第5段第10文(If the concepts used…)に「もしも仮説中で使われている概念が操作的に定義されているなら、すなわち、経験的に検証可能なら」とあるので、正解は1に決まる。要するに、仮説はつねに検証可能とは限らないのだから、両者を結ぶためには、「検証可能な定義」という通路が必要になる、ということなのだが、それが本文から読み取れたかどうかが大きなポイント。

■第6段落
6:1 Hypotheses are important in scientific investigation in that they can be tested and shown to be probably true or probably false.
6:1仮説が科学的な探究において重要なのは、それらが検証されることができ、おそらく真であるかおそらく偽であるかを示すことができるからである。
6:2 Isolated facts are not tested;
6:2 バラバラの事実は検証されない。
6:3 only relations are tested.
6:3検証されるのは関係だけである。
6:4 The fact that hypotheses are relational propositions is the main [17] (1. way 2. reason 3. argument) they are used in scientific inquiry.
6:4仮説は関係に関わる命題だという事実が、それらが科学研究で使われる主な理由である。

6:5 They are, in essence, predictions of the form, “If A, then B” which we set up to test the relation between A and B.
6:5 それらは、本質的に、「AならばB」という形式の予測であって、AとBのあいだの関係を検証するために設定されるものである。
6:6 We [18] (1. let 2. make 3. see) the facts have a chance to establish the probable truth or falsity of the hypothesis.
6:6私たちは、その仮説がおそらくは真なのかそれとも偽なのかを確定する機会を、事実が提供するのにまかせる。
6:7 A hypothesis is a prediction.
6:7仮説は予測である。
6:8 It says that if x occurs, y will also occur.
6:8仮説が語るのはxが起きれば、yもまた起きるだろうということである。
6:9 That is, y is predicted from x.
6:9 すなわち、yはxから予測されるのである。
6:10 If, then, x is made to occur, and it is observed that y also occurs, then the hypothesis is confirmed.
6:10 だから、もしもxを起こしてみて、yもまた起きることが観察されれば、仮説は確証されるのである。
6:11 This is more powerful evidence than simply observing, [19] (1. with reservations 2. within the limit 3. without prediction), the covering of x and y.
6:11 このことは単に、予測なしにxとyとが共に変化することを観察する場合よりも強力な証拠である。
6:12 The scientist makes a bet that x leads to y.
6:12科学者はxがyを生じるのだという賭けをする。
6:13 If, in an experiment, x does lead to y, then she wins the bet.
6:13 もし、実験において本当にxがyを生じるなら、賭けは科学者の勝ちである。
6:14 She cannot just enter the game at any point and pick a perhaps accidental common occurrence of x and y.
6:14科学者はいつでもゲームに加わることができるというわけではないし、ことによると偶然xとyが共に生じたような場合を取り上げるわけにもいかない。
6:15 Games are not played this way.
6:15 ゲームはそんな仕方では行われないのである。
6:16 She must play according to the rules, and the rules in science are made to minimize error.
6:16科学者はルールに従ってゲームをせねばならないのであり、科学のルールは誤りを最小限にするようできているのである。
[28] What is the most appropriate interpretation of “hypotheses are relational propositions” in the 6th paragraph?
1. Hypotheses are closely related to propositions.
2. Hypotheses are statements that contain the relations between x and y.
3. Hypotheses are propositions related to other propositions.
4. Hypotheses are statements about the relations between different propositions.

解答 [28]ー2
>[28]「第6段の「仮説は、関係に関わる命題である」のもっとも適切な解釈はどれか」
1.「仮説は、命題と密接に関連している」
2.「仮説は、xとyとのあいだの関係を含む記述である」
3.「仮説は、他の命題と関係する命題である」
4.「仮説は、さまざまな命題の関係についての記述である」

第6段第4文(They are, in essence,…)に「それらは、本質的に「Aならば、B」という形式の予測であって、AとBのあいだの関係を検証するために、作り出される」とあるから、正解は2に決まる。仮説とは、ものごとではなくものごとのあいだの関係を記述するという第6段の主旨を把握していれば、迷わず解答できる。
■第1段落
1:1 Some people think that science and common sense are alike because science is a systematic and controlled extension of common sense, which is, in turn, a series of concepts and conceptual schemes satisfactory for practical uses.
1:1 科学とは常識の体系的で統制された拡張であり、反対に常識は、実用的な用途に見合った一連の概念と概念的な枠組みなのだから、科学と常識はよく似ている、と考える人もいる。
1:2 But science and common sense differ in two significant ways.
1:2 しかし、科学と常識は2つの重要な点で異なる。
1:3 First, their uses of conceptual schemes and theoretical structures are strikingly different.
1:3 第一に、両者の概念的な枠組みと理論的な構造の使い方は著しく異なっている。
1:4 [1] (1. Since 2. While. Now that) the man in the street uses “theories” and concepts, he ordinarily does so in a loose fashion.
1:4 一般人は、「理論」や概念を使うとはいえ、たいていその使い方はずさんである。
1:5 He often accepts fanciful explanations of natural and human phenomena.
1:5 しばしば彼は、自然現象や人間に関わる事象についての空想的な説明を受け入れる。

1:6 An illness, for instance, may be thought to be a punishment for sin.
1:6 たとえば病気は罪に対する罰だと考えられたりするかもしれない。
1:7 The scientist, on the other hand, systematically builds her theoretical structures, tests them for [2] (1. internal 2. external 3. social) consistency, and subjects aspects of them [3] (1. for 2. to 3. through) empirical testing.
1:7 他方、科学者は体系的に理論構造を構築し、それらの内的な整合性を検証し、またそれらの複数の側面を経験的な検証にかける。
1:8 Furthermore, she knows that the concepts she is using are manmade terms that may or may not exhibit a close relation to reality.
1:8 そのうえ、科学者は自分が使っている概念が、現実と密接な関係を示すことも示さないこともある人工的な用語であることを知っているのである。
[29] The statement “An illness, for instance, may be thought to be a punishment for sin” in the 1st paragraph is intended to show that
1. scientists do not accept superstitions no matter how plausible they are.
2. Ordinary people tend to accept common views without question.
3. Scientists should test the relationship between illness and punishment.
4. there are many views that cannot be tested on empirical grounds.

解答 [29]―2
>[29]「第1段の「たとえば、病気は罪に対する罰だと考えられるかもしれない」という記述は、〜ことを示すのが目的である」
1.「科学者は迷信を、それらがどれほどもっともらしいとしても、受け入れない」2.「一般人は疑いもせずに、ありふれた見解を受け入れがちである」
3.「科学者は、病と罰のあいだの関係を検証すべきである」
4.「経験的な基盤に基づいて検証することのできない、数多くの見解がある」両気の例は、第1段第5文(He often accepts…)に示される、一般人が空想的な説明を受け入れるのを示す例である。選択肢中で「空想的な説明の受容」という主旨になっているのは、2のみである。

■第1段落
1:1 Some people think that science and common sense are alike because science is a systematic and controlled extension of common sense, which is, in turn, a series of concepts and conceptual schemes satisfactory for practical uses.
1:1 科学とは常識の体系的で統制された拡張であり、反対に常識は、実用的な用途に見合った一連の概念と概念的な枠組みなのだから、科学と常識はよく似ている、と考える人もいる。
1:2 But science and common sense differ in two significant ways.
1:2 しかし、科学と常識は2つの重要な点で異なる。
1:3 First, their uses of conceptual schemes and theoretical structures are strikingly different.
1:3 第一に、両者の概念的な枠組みと理論的な構造の使い方は著しく異なっている。
1:4 [1] (1. Since 2. While. Now that) the man in the street uses “theories” and concepts, he ordinarily does so in a loose fashion.
1:4 一般人は、「理論」や概念を使うとはいえ、たいていその使い方はずさんである。
1:5 He often accepts fanciful explanations of natural and human phenomena.
1:5 しばしば彼は、自然現象や人間に関わる事象についての空想的な説明を受け入れる。
1:6 An illness, for instance, may be thought to be a punishment for sin.
1:6 たとえば病気は罪に対する罰だと考えられたりするかもしれない。
1:7 The scientist, on the other hand, systematically builds her theoretical structures, tests them for [2] (1. internal 2. external 3. social) consistency, and subjects aspects of them [3] (1. for 2. to 3. through) empirical testing.
1:7 他方、科学者は体系的に理論構造を構築し、それらの内的な整合性を検証し、またそれらの複数の側面を経験的な検証にかける。
1:8 Furthermore, she knows that the concepts she is using are manmade terms that may or may not exhibit a close relation to reality.
1:8 そのうえ、科学者は自分が使っている概念が、現実と密接な関係を示すことも示さないこともある人工的な用語であることを知っているのである。
■第2段落
2:1 Secondly, the scientist systematically and empirically tests her hypotheses.
2:1 第二に、科学者は体系的、経験的に自分の仮説を検証する。
2:2 The man in the street certainly tests his “hypotheses,” too, but he tests them in what might be [4] (1. defined 2. assumed 3. called) a selective fashion.
2:2一般人もまた、確かに自分の「仮説」を検証しはするのだが、しかし検証の方法はいわばえり好みである。
2:3 He often “selects” evidence simply because it is consistent with his hypothesis.
2:3 そういう人は自分の仮説と整合的だからというだけの理由で、証拠を「選択する」ことが多い。
2:4 Take the stereotype: Fast food is bad for you.
2:4 ファーストフードは体に悪い、という固定観念で考えてみよう。
2:5 If some people believe this, they can easily “verify” their belief by noting that many kinds of fast food are unhealthy.
2:5 もしもある人々がこれを信じている場合、彼らは多くの種類のファーストフードが健康によくないことに言及することで、容易に自分の信念を「証明」することができる。
2:6 [5] (1. Exceptions 2. Rules 3. Objectives) to the stereotype, such as healthy or low-fat fast foods, are not taken into account.
2:6 固定観念に対する例外、たとえば健康的な、脂肪分の少ないファーストフードが考慮されることはない。
2:7 The true social scientist, knowing this “selection tendency” to be a common psychological phenomenon, carefully guards her research against her own preconceptions and predilections, and avoids selecting only the kinds of data that support her hypotheses.
2:7真の社会科学者は、この「選択傾向」が一般的な心理現象であることを知っているので、自身の先入観や偏愛から自分の研究を注意深く守り、自分の仮説を支持するようなデータだけを選択することがないようにするのである。

2:8 Most importantly, she is not content with an armchair exploration of a relation;
2:8 もっとも大切なのは、ある関係を机上で研究することに科学者は満足しないということである。
2:9 she feels it [6] ( 1. uncomfortable 2. obligatory 3. stressful) to test her hypothesis against empirical reality.
2:9 科学者は自分の仮説を経験的な現実に照らして検証しなければならないと思う。
2:10 She thus emphasizes the importance of systematic, controlled, and empirical testing of her hypotheses.
2:10それゆえに、自分の仮説の体系的で、制御され、しかも経験的な検証の重要性を強調するのである。
[30] Which of the following statements about scientists is not true according to this article?
1. Scientists believe that theoretical concepts reflect the real world.
2. Scientists maintain that their theories should be checked against empirical reality.
3. Scientists are aware that their hypotheses are not immune to their personal bias.
4. Scientists make predictions about the outcome of their research.

解答 [30]―1
>[30]「科学者に関する次の記述のうち、この文章によれば正しくないものはどれか」
1.「科学者は、理論的な概念は現実を反映すると信じている」
2.「科学者は自分の理論は経験的な現実に照らして、点検されるべきだと主張している」
3.「科学者は、自分の仮説は自分の個人的な偏見を免れることはないということを知っている」
4.「科学者は、自分の研究の結果についての予測をする」
1については、第1段最終文に「科学者は自分が使っている概念が、現実と密接な関係を示すことも示さないこともある人工的な用語であることを知っている」と述べられていることに矛盾する。よって1が正解。2は第2段[6]を含む文「科学者は自分の仮説を経験的な現実に照らして検証しなければならないと思う」とあるので、正しい。3については、第2段第7文(The true social scientist,…)に科学者は「選択傾向」という心理的な現象が、common「一般的な」ことだと自覚しているとある。よって正しい。4の「研究の結果についての予測」というのは、つまり「仮説を立てる」ことである。よって、正しい。

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