[responsivevoice_button voice="UK English Female" buttontext="Listen to Post"]

年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 2008年 大問二 空所補充問題

空所補充問題
■第1段落
1:1 In 1996, the World Food Summit set a goal of halving the number of hungry people worldwide by 2015.
1:1 1996年に、世界食糧サミットは世界中の飢餓人口を2015年までに半減させるという目標を立てた。
1:2 In 2000, the United Nations as a whole adopted a set of goals which included halving poverty and hunger by the year 2015.
1:2 2000年に国連全体は、2015年までに貧困と飢餓を半減させることもその一つとする一連の目標を採択した。
1:3 The world came together in order to tackle the hunger problem.
1:3世界は一丸となって飢餓問題に取り組むことになった。
1:4 And yet, conditions have
[31] (1.deteriorated 2. rebounded 3. developed) in many places.
1:4 しかし、状況は多くの地域で悪化してしまった。
1:5 Indeed, according to The State of Food Insecurity in the World 2003, the annual hunger report of the Food and Agriculture Organization (FAO) of the United Nations, the number of people suffering from hunger worldwide has begun to rise once more.
1:5実は、国連食糧農業機関(FAO)の飢餓年報、「世界食糧不安状況2003」によれば、世界中の飢餓に苦しむ人々の数は再び上昇し始めたのだった。
解答 [31]―1
>[31]設問部分は「しかし、状況は多くの地域で~してしまった」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「悪化した」2.「元に戻った」3.「発展した」という意味である。次文(Indeed、according to…)には「世界中の飢餓に苦しむ人々の数は再び上昇し始めた」とあるのだから、「事態は悪化した」と読み取れる。よって、正解は1に決まる。

■第2段落
2:1 With a view to identifying the causes of this failure, the report begins with an analysis of countries that have,
[32] (1. deceptively 2. naturally 3. on the contrary) , been successful in dealing with hunger.
2:1 この失敗の原因を確定するために、報告は、反対に飢餓に対処するのに成功した国々の分析から始める。
2:2 In Brazil and in China, rapid overall economic growth has led to significant growth of agriculture in particular.
2:2 ブラジルと中国では、急速な全体的経済発展によって、特に農業の大発展が生じた。
2:3 Both countries have made an
[33] (1. obligation 2. illustration 3. effort) to control population growth and develop human resources, and have relatively low rates of HIV infection.
2:3両国とも人口増加を抑制し人的資源を開発するのに努めてきたし、エイズの感染は比較的低率である。
・解答 [32]―3 [33]―3
>[32]設問部分は「この失敗の原因を確定するために、報告は~に飢餓に対処するのに成功した国々の分析から始める」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「欺くほどに」2.「当然ながら」3.「逆に、反対に」という意味。「失敗の原因」を探るのに、「成功例」の分析をするというのだから、空所にふさわしいのは、「反対に」という意味の語句である。よって正解は3に決まる。
>[33]設問部分は「両国とも人口増加を抑制し、人的資源を開発するのに〜してきた」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「義務」2.「例示、図解」3.「努力」という意味。選択肢の意味さえわかれば、正解はmake an effort to do「〜しようと努力する、努める」という成句を作る3だとわかるだろう。

■第3段落
3:1 Nevertheless, the number of hungry people has grown in many other regions.
3:1 とはいえ、飢餓人口は他の多くの地域で増大した。
3:2 Drought, civil war and growing numbers of AIDS patients have led to stagnation in agricultural food production.
3:2干ばつ、内戦、エイズ患者の増大によって、農業食物生産は沈滞することになった。
3:3 HIV/AIDS has
[34] (1. robbed 2. attacked 3. downgraded) many developing countries of valuable labor, leading to poverty and hunger.
3:3 HIVあるいはエイズのために、多くの途上国は貴重な労働力を奪われ、貧困と飢餓が生じた。
3:4 In some developing countries, on the other hand, agricultural production has been expanded to an
[35] (1. unreasonable 2. appropriate 3.accumulated) level to support population growth, leading to environmental problems.
3:4逆に、途上国の中には、農業生産が人口増加を支えるには過度なまでに増大して、環境問題を生じた国もある。
・解答 [34]―1 [35]―1
>[34]設問部分は「HIVあるいはエイズが、多くの途上国から貴重な労働力を〜した」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「奪った」2.「攻撃した」3.「格下げした」という意味。ここではmany developing countries of valuable laborとなっており、前置詞ofは動詞と結びつけて読まないと、文意を把握できない。選択肢の中でofを要するものは1だけであり、rob countries of labor「諸国から労働力を強奪する」となって、文意によく合う。よって、1が正解である。
>[35]設問部分は「一部の途上国では、農業生産が人口増加を支えるには~な程度にまで増大し、環境問題が生じた」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「筋の通らない、過度の、不当な」2.「適切な」3.「蓄積された」という意味。「環境問題が生じる」以上、不適切な水準まで増大したという意味にならないと、文意が通らない。そのような意味になるものは選択肢の中では1しかない。

■第4段落
4:1 Subsequently, in September of 2006, there was a meeting at the Food and Agriculture Organization in Rome to identify ways to achieve the U. N. goal of halving hunger by 2015.
4:1続いて2006年9月に、ローマの国連食糧農業機関で、2015年までに飢餓を半減させるという国連の目標を達成するための方法を定める会議があった。
4:2 At the meeting, all of the participants were asked how the pace of reducing hunger could be accelerated,
[36] (1. even though 2. Since 3. While) a 2005 review showed that progress was poor in most developing countries.
4:2会議では、2005年の調査によって、大半の途上国では進歩がごくわずかだとわかったため、参加者全員にどうすれば飢餓を減少させる歩みを加速できるかという質問がなされた。
4:3 Almost all the participants felt that the greatest threats to food security in the future come, first, from climate change (potential adverse changes in temperature, rainfall, and sea level) l, and, second, from the loss of biodiversity.
4:3参加者はほぼ全員、将来の食糧安全保障に対する最大の脅威は、第一に気候の変化(気温、雨量、海面が潜在的に悪い方向へ変わること)、第二に生物多様性の喪失によって生じると思っていた。
4:4 There was a great deal of consensus on this issue among the diverse groups of representatives, including a farmer from Senegal, leaders of Oxfam and other non-governmental organizations, agricultural scientists, and food security specialists.
4:4 この問題については、セネガルの農家、オックスファムその他のNGOの指導者、農業科学者、食糧安全保障問題の専門家を含めさまざまな代表者集団のあいだに広範な合意があった。
4:5 The suggested ways to go forward
[37] (1. ranged 2. Sprang. Diverged) from faithful implementation of the Kyoto Protocol to acting on the provisions of biodiversity, climate, and the prevention of the spread of deserts.
4:5提案された前進の方法は、京都議定書の誠実な履行から、生物多様性、気候、砂漠拡大の防止という規定に基づく行動にまで及んだ。
・解答 [36]―2 [37]―1
>[36]設問部分は「会議では、2005年の調査によって、大半の途上国では進歩は貧弱だったとわかった~、参加者全員にどうすれば飢餓を減少させるペースを加速できるかという質問がなされた」という内容。選択肢はそれぞれ1.「としても」2.「ので」3.「一方」という意味。したがって、「譲歩」なのか「理由」なのか「対照」なのかを考えればよい。進歩が貧弱である「がゆえに」、どうすれば加速できるのかと尋ねるわけだから「理由」を意味する2が正解であるとわかる。
>[37]設問部分は「提案された前進する方法は、京都議定書の誠実な履行から、生物多様性、気候、砂漠拡大の防止という規定に基づく行動にまで〜した」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「及んだ」2.「突然現れた」3.「分岐した」という意味。注目すべきポイントはfrom A to B「AからBに至るまで」という部分。こうした前置詞の使い方と結合する動詞は、選択肢の中では1のrange「(AからBまでに)及ぶ」だけしかない。

■第5段落
5:1 The growing awareness of the impact of climate change and biodiversity on food security and hunger has produced some interesting approaches to the issue.
5:1気候変動と生物多様性の、食糧安全保障と飢餓に及ぼす衝撃が広く知られるようになると、その問題への興味深い取り組みが生じてきた。
5:2 M. S. Swami Nathan, the Chair for Eco technology in U.N.E.S.C.O., described what he considers to be a way to turn awareness into action.
5:2 ユネスコ環境技術の議長、M.S.スワミナサンは、意識しているだけの状態から行動に移すための方法だと彼が考えるものを説明した。
5:3 Speaking on Agriculture on Our Spaceship Earth” in 1973, he proposed a strategy called do ecology” to deal with problems in developing countries.
5:3 1973年に「宇宙船地球号の農業」について語りながら、彼は途上国の問題を処理するのに「する環境保護」と呼ばれる戦略を提案した。
5:4 The “do ecology” strategy revolves around activities which will
[38] (1. generate 2. curtail 3. conceal) an awareness of the economic possibilities of conservation and will thus help to reduce poverty.
5:4 「する環境保護」戦略が展開する中心となるのは、保全が経済的でありうるという意識を生みだしそれによって貧困を減少させるのに役立つことになる活動である。
5:5 Two recent examples of “do ecology” below show its great potential.
5:5下記の「する環境保護」の2つの最近の事例は、それのもつ大きな可能性を示している。
・解答 [38]―1
>[38]設問部分は「『する環境保護」戦略が展開する中心となるのは、保全が経済的でありうるという意識を〜し、それによって貧困を減少させるのに役立つことになる活動である」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「生み出す」2.「短縮する」3.「隠蔽する」という意味。ポイントはthe economic possibilities of conservation「保全の経済的可能性」の意味を理解できるかどうか。第6段(First the tsunami of December…)以下に記述された例からわかるように、これは要するに「保全が経済的利益を生む可能性があること」を意味している。それをもとにすれば、「保全が経済的利益につながり得るという意識」を「生じる」ことになる活動と考えた場合に、もっともうまく文意が通ることがわかる。よって、正解は1である。

■第6段落
6:1 First, the tsunami of December 2004 resulted in a severe loss of life and property along coastal Tamil Nadu in southern India, which is where Mr. Swami Nathan lives.
6:1第一に、2004年12月の津波が南インドの沿岸部タミルナードゥ州で人と財産に甚大な損害をもたらした。実はそこに、スワミナサン氏は住んでいるのである。
6:2 For 15 years
[39] (1. previously 2. Since then 3. Now) , many residents of that district have been trying to persuade coastal communities not to destroy the mangrove forests along the coast.
6:2 これまで15年間、その地域の多くの住民は海岸沿いのマングローブ林を破壊しないように沿岸のコミュニティを説得してきた。
6:3 But the coastal people’s preoccupations with their livelihood did not allow them to heed that request.
6:3 しかし、沿岸住民は生計を立てるのに没頭していたので、そうした要請に耳を貸す余裕はなかった。
6:4 The tsunami miraculously changed their outlook.
6:4津波は彼らの考え方を驚くほど変えてしまった。
6:5 Villages adjoining thick mangrove forests were saved from the fury of the tsunami because of the wave breaking
[40] (1. impact 2. role 3. force) played by the mangroves.
6:5深いマングローブ林に隣接する村落は、樹林が波の威力をそぐ役割を果たしたため、津波の猛威から救われたのだった。
6:6 But in nearby villages, where mangroves had been destroyed either for fuel wood or to create fishponds, several hundred fishermen died.
6:6 しかし、近隣の村落では燃料を得るためであれ養魚池を作るためであれ、マングローブ林が破壊されていたので数百人の漁師が亡くなった。
6:7 This area is near the temple town of Chidambaram,
[41] (1which. 2. Where 3. When) centuries ago the temple builders had chosen a mangrove species as the temple tree.
6:7 この地域は門前町チダンバラム近隣であり、その地では何世紀も前に寺院建造者がマングローブの木を寺院の木に選んだのだった。
6:8 Following the tsunami there was a sudden awareness of the reason for this choice, and local people now refer to mangrove trees as “life­savers.”
6:8津波の後、この選択の理由が急に知られるようになり、地元の人々は今ではマングローブの木を「命の恩人」と呼んでいる。
6:9 What the residents could not achieve in 15 years by arguing that mangroves would serve as a natural, biological shield in the event of a flood was thus achieved in a day.
6:9住民たちが、洪水のときにマングローブは自然の、生物による防御柵として役立つのだと論じながら15年かかっても成し遂げられなかったことが、こうして1日で成し遂げられたのである。
・解答 [39]―3 [40]―2 [41]―2
>[39]設問部分は「15年間〜、その地域の多くの住民は海岸沿いのマングローブ林を破壊しないように沿岸のコミュニテイを説得してきた」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「以前に」2.「それ以来」3.「現在」という意味。時制は現在完了だから、述べられていることが現在にも当てはまるということに注意。よって、正解は3の「これまで、現在まで」である。このように「時間の表現」とともに使われたnowは、単に「今、現在」ではなく「これまで、もう」といった意味になる。ex. It has been five years now since we married「結婚してもう5年になる」
>[40]設問部分は「深いマングローブ林に隣接する村落は、樹林が波の威力をそぐ~を果たしたため、津波の猛威から救われたのだった」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「衝撃」2。「役割」3。「威力」という意味だから、正解は2である。空所の直後のplayed by the mangroves「マングローブ林によって果たされた」という部分から、設問の名詞がplayの目的語になることがわかる。play a role/part in〜「〜に役割を果たす」を知っていれば、ヒントになるだろう。
>[41]この設問は、関係詞がどれになるかを決める問題である。先行詞はthe temple town of Chidambaramであり、続く部分はCenturies ago the temple builders had chosen a mangrove species as the temple tree thereという文がもとになっていると考えられる。よって、thereをwhereに変えて関係詞節を作らなければならないから、正解は2である。

■第7段落
7:1 The same tsunami
[42] (1. dictated to 2. concealed from 3. demonstrated to) farmers living near the shoreline the importance of conserving local varieties of rice.
7:1同じ津波によって、沿岸部付近に暮らす農民たちは、米の地域品種を保存することの大切さを教えられた。
7:2 Several thousand hectares of rice fields along the coast became flooded with sea water.
7:2沿岸部にある数千ヘクタールの米畑が海水に浸かったのであった。
7:3 Most varieties of rice
[43] (1. survived 2. perished 3. mutated) , but a few salt resistant ones withstood the flood.
7:3 ほとんどの米の品種は枯れてしまったが、洪水を堪え忍んだ耐塩性の品種もいくつかあった。
7:4 This disaster, however, greatly helped to promote the conservation of local biodiversity, and now every farmer wishes to maintain a “seed bank” for the preservation of seeds belonging to diverse varieties.
7:4 しかし、この大災害は地域の生物多様性保全の推進に大いに役立ち、そして今では、農民は誰もが多様な品種に属する種子を保存するため、「種子銀行」を支援したいと願っている。
7:5 The disaster became an opportunity to prepare both fishing and farming communities to meet the
[44] (1. challenges 2. demands 3. diseases) that are directly linked to a rise in sea level.
7:5災害は、漁民と農民の集団両方に、海面上昇とじかに結びついた難題に立ち向かう用意を整える機会となった。
7:6 The biodiversity conservation movements in this area have now become community driven.
7:6 この地域の生物多様性保全運動は今やコミュニテイ主導となった。
・解答 [42]―3 [43]―2 [44]―1
>[42]設問部分は「同じ津波が、米の地域品種を保存することの大切さを沿岸部付近に暮らす農民たち〜した」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「に指令した」2.「から隠蔽した」3.「に示した」という意味になる。よって、正解は3に決まる。
>[43]設問部分は「ほとんどの米の品種は~したが、いくつかの耐塩性の品種は洪水をしのいだ|という内容。選択肢はそれぞれ、l.「生き延びた」2.「枯死した」3.「変異した」という意味だから、正解は2である。ポイントは、設問部分の直後のwithstood the flood「洪水に耐えた、洪水の後も生き延びた」である。これが読み取れれば、空所にはそれと対照をなす「枯死した」が入るとわかる。
>[44]設問部分は「災害は、漁業と農業の社会両方に海面上昇とじかに結びついた~に取り組む用意を整える機会となった」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「難題」2.「需要」3.「病気」という意味。本問のポイントは、meet the challengeが「難題に立ち向かう、難問をうまく処理する」という意味になることをつかめたかどうか。meetには「〜に立ち向かう、対処する、切り抜ける」といった意味があり、challengeには「挑戦」以外に「難題、難問」の意味があることは知っておきたい。ちなみにmeet the demandは「需要を満たす」の意味があるが、文脈に合わない。

■第8段落
8:1 A second example relates to the revitalization of the conservation traditions of tribal communities in the Eastern region of India.
8:1第二例はインド東部地域の部族社会の保護伝統の再生に関わっている。
8:2 Fifty years ago, the tribal communities in the Kora put region of Orissa in eastern India were familiar with more than 1,000 varieties of rice, but at the turn of the century this
[45] (1. hope 2. moment 3. figure) had fallen drastically.
8:2 50年前、東インド、オリッサ州のコラプト地域にある部族社会は、1000品種以上の米に精通していたが、世紀の変わり目にはこの数値は急激に低下した。
8:3 The people’s “dying wisdom” was related to the vanishing of their crops.
8:3民族の「遺言の知恵」は作物の消失に関わっていた。
・解答 [45]―3
>[45]設問部分は「50年前、東インド、オリッサ州のコラプト地域にある部族社会は、1000品種以上の米に精通していたが、世紀の変わり目にはこの~は急激に低下した」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「願望」2.「瞬間」3.「数字、数値」という意味。thisの指示対象を考え、かつ「急激に低下した」ものでなければならないのだから、空所の内容は「1,000を越える数値」だと読み取れる。よって、正解は3に決まる。

■第9段落
9:1 It became clear that the only way these tribal families would once again start conserving biodiversity would be by connecting conservation to economics.
9:1 こうした部族民が再度生物多様性の保全を始める方法は、保全と経済を結合するしかないことが明らかになった。
9:2 A
[46] ( 1. dynamic 2. gradual 3. mechanical) program of participatory conservation and breeding, coupled with agricultural improvements, soon led to a big spurt in the production of “Kalajeera,” an aromatic local variety of rice, which is being snapped up by the market almost as soon as it is harvested.
9:2参加による保全と品種改良に関する強力な事業計画により、農法改善とも相まって、香りのいい地元米品種「カラジーラ」の生産がすぐに大成長することとなったのであり、この米は収穫されるやいなや、市場で引っ張りだこになっている。
9:3 The same has started happening in southern India with medicinal varieties of rice used in traditional medical practice, and with under-utilized grains in Tamil Nadu.
9:3同じことが部インドの伝統的な医療業に使われる薬効品種米や、タミルナードゥ州の十分に活用されていなかった穀物に起こり始めた。
・解答 [46]―1
>[46]設問部分は「参加による保全と品種改良の~な事業計画により、農法改善とも相まって、地元米品種「カラジーラ」の生産がすぐに大成長することとなった」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「力強い、精力的な」2.「緩やかな」3.「機械的な」という意味だから、program「事業計画」と結合しそうな意味をもつのは、1だけである。

■第10段落
10:1 Indeed, the practice of “do ecology” can be
[47] (1. triggered 2. followed 3. symbolized) by an ecological disaster.
10:1実は、「する環境保護」の実践は、生態系上の災害がきっかけとなることもある。
10:2 Preaching does not help.
10:2 お説教は役に立たない。
10:3 We see this being demonstrated in areas of the Punjab too.
10:3私たちはこれがパンジャブ地域でも証明されているのを目にしている。
10:4 Thirty years ago, when it was pointed out to Punjab farmers that their livelihoods would be threatened by the
[48](1. modest 2. specified 3. excessive) use of chemical fertilizers and the overexploitation of ground water, they listened politely, but did not change course.
10:4 30年前、パンジャブの農民に対し、生活が化学肥料の過剰使用と、地下水の濫用によって脅かされることになるだろうと指摘されたとき、彼らは行儀よく聞いていたが、進路を変えなかった。
10:5 Now, in a despairing mood, they are ready to change.
10:5今、絶望しながらも、彼らは変わろうとしている。
10:6 The adverse economics of unsustainable farming has led to indebtedness and occasional suicides.
10:6維持不可能な農業の不経済によって、借金を背負い、ときには自殺をも生むことになったのだから。
10:7 The timing has become
[49] (1. inappropriate 2. tricky. opportune) for farmers to take to conservation farming.
10:7農民が保全農法へ移るにはおあつらえ向きの時期が来たのである。
・解答 [47]―1 [48]―3 [49]―3
>[47]設問部分は「『する環境保護』の実践は、生態系に起きた大災害によってされることもある」という内容。選択肢はそれぞれ、1。「引き金を引かれる」2。「後をつけられる」3。「象徴化される」という意味。次文の「お説教は役立たない」を手がかりにして、「大災害」が環境保護の実践を後押しする場合もあるという文意を想定する。よって、正解は1.「引き金を引かれる=きっかけで始まる」である。2では、大災害と環境保護の順序が逆になってしまう。
>[48]設問部分は「30年前、パンジャブの農民に対し、生活が化学肥料の使用と、地下水の過剰利用によって脅かされることになるだろうと指摘された」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「控えめな、並みの」2.「特定の、明示された」3.「過剰な、過度の」という意味。化学肥料の使用量が「過剰」だと「生活が脅かされることになる」のだと考えられるので、3が正解であることがわかる。
>[49]設問部分は「農民が保全農法へ向かうには~な時期が来たのである」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「不適切な」2.「人を欺くような」3、「好適な、時宜を得た」という意味。直前の文には「維持不可能な農業の不経済によって、借金を背負い、ときには自殺をも生むことになった」とあるから、そうした農法から環境に負荷をかけない農法に変えるべき時期が来たという意味になると読み取れる。よって、正解は3に決まる。

■第11段落
11:1 Developing countries with pervasive poverty and expanding populations should spread a “do ecology” approach which can
[50] (1. bring about 2. hold up 3. adhere to) both ecological and economic benefits.
11:1貧困が行き渡り、人口が増加している途上国は、「する環境保護」手法を広め、環境保護と経済面の利益を両方とも生じるようにせねばならない。
11:2 In addition to self-help efforts on the part of developing countries, there is also a need for still greater support from the developed nations.
11:2途上国側の自助努力とともに、先進諸国からのより一層の支援もまた、必要である。
11:3 For this, Swami Nathan has proposed another important strategy named “don’t ecology” for developed countries.
11:3 このために、スワミナサンは先進国に「しない環境保護」と名づけられたもう一つの重要戦略を提起してきた。
11:4 This strategy relates to regulations and restrictions in areas such as carbon emissions and the unsustainable consumption of natural resources.
11:4 この戦略は、炭素放出や、天然資源の維持不可能な消費といった分野での制限や規制に関わる。
11:5 These two strategies, “do ecology” and “don’t ecology,” should work hand in hand to deal with the growing damage to our life-support systems.
11:5 これら2つの戦略、「する環境保護」と「しない環境保護」は手を携えて作用し、私たちの生命を維持するシステムに対する損害の増大に対処するはずである。
・解答 [50]―1
>[50]設問部分は「貧困が行き渡り、人口が増加している途上国は、環境保護と経済面の利益の両方〜できる「する環境保護」手法を広めなければならない」という内容。選択肢はそれぞれ、1.「を生み出す」2.「を保持する、提示する」3.「に固執する、忠実である」という意味。「する環境保護」とは、第5段の最後から2番目の文にあるように、経済的利益にもつながるような環境保護のことなので、「環境保護と経済面の利益を両方とも生じる」という意味になるはずだとわかる。そのような意味になるのは、1である。

copyright 2016/Everyday school