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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 総合政策学部 英語 2009年 大問一 空所補充問題

空所補充問題
■第1段落
1:1 He has been called “the greatest leader that ever came on Gods earth,” yet he never led a group larger than twenty-seven.
1:1 彼は「神の地球にかつてやって来た最大の指導者」と呼ばれてきたが彼は27人より多い集団を率いたことは一度もなかったのだ。
1:2 He failed to reach nearly every goal he ever set, and until recently, he had been little remembered after his death.
1:2彼は自分がかつて定めた目標のほとんどを達成することはなかったし, 最近まで, その死後ほとんど回想されることもなかった。
1:3 But once you learn the story of Sir Ernest Shackleton and his remarkable Antarctic expedition of 1914-1916, you’ll come to agree with the effusive praise of those [1] ( 1. Around 2. Beyond 3. Under) his command.
1:3 しかし, ひとたびサー=アーネスト=シャクルトンと1914年から1916年にわたるその驚くべき南極探険の物語を知ると, 彼の指揮の下にあった人々の惜しみない賞賛を認めるようになるだろう。
1:4 He is a model of great leadership and, in particular, a master of guidance in crisis.
1:4彼は優れた指揮官の見本であり, とりわけ危機を乗り切る名人であった。
・解答 [1]―3
>[1]
those ( ) his commandの部分はthose who was ( ) his command 「彼の指揮の〜にあった人々」と、補って読む必要がある。 commandはここでは、「命令」という意味ではなく「指揮 (権)」という 意味であることを文脈から読み取ることが正解の必須条件。
1. 「〜のまわりに」
2. 「〜を越えて」
3. 「〜の下に」
という3つの前置詞のうちで、意味をなすのは「指揮の下にあって」という意味になる3だとわかる。
■第2段落
2:1 That’s because Shackleton failed only at the improbable; he succeeded at the unimaginable.
2:1それはシャクルトンがありそうもないことにおいてのみ失敗し, 想像もつかないことにおいて成功したからである。
2:2 “I love the fight and when things are easy, I hate It.” he once wrote to his wife, Emily.
2:2「私は闘いを好み, たやすい事態であるのは, 大嫌いだ」と, 彼は妻のエミリーあてにかつて手紙を書いた。
2:3 He [2] (1.fought his way toward 2.managed to reach 3.lost track of) the South Pole in 1902 when he was part of a three-man Farthest South team on the Discovery expedition of the renowned explorer Robert F. Scott.
2:3 彼は1902年, 有名な冒険家ロバート=F.スコットのディスカバリー号探険の3人の極南隊の一員であったとき, 闘いながら南極点を目指した。
2:4 But the men turned back only after walking their ravaged bodies to within 460 miles of the Pole in a terrifying cold experienced by only a handful of human beings at that time.
2:4 しかし, 男たちは, ぼろぼろの体で歩いて南極点から460マイル以内まで達し、当時ほんの一握りの人々しか体験したことのない恐ろしい寒さに触れたのち、初めて引き返した。
2:5 Six years later, commanding his own expedition, Shackleton was forced to turn back a [3] (1.heartfelt 2. hearty 3. heartbreaking) 97 miles short of the Pole, but only after realizing it would be certain death by starvation had his team continued.
2:5 6年後、自分自身の探険隊を指揮しながら、シャクルトンは極点まで97マイルのところで断腸の思いで引き返さざるをえなかったのだが、続ければ彼のチームは確実に餓死するだろうとわかって、初めてそうしたのだった。
2:6 He was forgiven that [4] (1. accomplishment 2. failure 3. crisis) in light of the greatness of the effort;
2:6 彼が大変な努力をしたことを鑑みれば、その失敗も許された。
2:7 he was knighted by King Edward Wall and honored as a hero throughout the world.
2:7彼はエドワード7世によってナイトに叙せられ、世界の英雄として尊敬された。
・解答 [2]―1 [3]―3 [4]―2
> [2]
「彼は1902年に南極点について何をしたのか」 を考える設問。 選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「南極点まで苦闘しながら進んだ」
2. 「南極点にどうにかたどり着いた」 
3. 「南極点を見失った」
2と3は後続の記述に反するので, 1 が正解であるが, 《動詞+ones way》が「~しながら進む」という意味を表すという知識がないと, 苦しい。cf. thrust one’s way 「(人を) 押し分けながら進む」
>[3]
「南極点まで残り97マイルがシャクルトンにとってどのような距離であったか」を考える問題。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「心に感じる、心からの」
2. 「心のこもった、 心からの」
3. 「胸の張り裂けるような、断腸の思いにさせる」
3が正解。 heartbreakingはbreak(V)+heart(O) 「心臓を壊す」という構造になっており、「心臓が(何かを)壊す」という意味にはならないことを理解していると、 正解に大いに近づく。
>[4]
「大変な努力に照らして、彼の何が許されたのか」を考える問題。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「達成」
2. 「失敗」
3. 「危機」
動詞forgive「許す」に最もふさわしいのは2だと推測できるが、 前文が only after realizing (that) it would be certain death by starvation had his  team (=if his team had) continuedという仮定法を含む表現で、これが失敗を指していることを読み取ることが必要。
■第3段落
3:1 His greatest failure was his 19141916 Endurance expedition.
3:1彼の最大の失敗は、1914年から1916年までのエンデュアランス号探険であった。
3:2 He lost his ship before even [5] (1. touching 2. abandoning 3. leaving) Antarctica.
3:2彼は南極大陸に触れさえしないうちに自分の船を失った。
3:3 But he reached a new pinnacle in leadership when he successfully led all the members of his crew to safety after an agonizing two-year fight for their lives.
3:3 しかし、彼が生き延びようとする2年間の苦閣の闘争ののち、すべての乗組員を安全地帯まで導くのに成功したとき、彼の統率力は新たな頂きへと到達したのだった。
・解答 [5]―1
>[5]
設問部分は「彼が船を失ったのは南極大陸をどうする前であったのか」が問われている。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「触れる」
2. 「捨てる」
3. 「出発する」
第5段最終文 (Just one day’s sail…), 第6段第4文 (Then, the Endurance was…)に,南極大陸に着く前にエンデュアランス号が沈没したことが記述されているので、彼が「南極大陸まで到達しなかった」ことは明白。 よって最もふさわしいのは1である。
■第4段落
4:1 It is a tale so amazing you’ll wonder why the Endurance saga hasn’t become a part of every school age child’s reading.
4:1 あまりに驚くべき話なので、どうしてエンデュアランス号伝説がすべて の学齢期の児童用読書の一部にならなかったのだろうと思うことだろう。
4:2 If Shackleton’s expeditions ultimately were all disappointments to him for [6] (1. coming close to 2. keeping up with 3. falling short of) their goals, he made plenty of grand achievements to his credit along the way.
4:2 たとえシャクルトンの探険が、最終的には目的を達せられなかったのだから、彼にとっては失望であったとしても、途中で彼は自らの手柄となるたくさんの偉業を成し遂げたのだった。
4:3 As a member of the Discovery team, Shackleton was among the first to attempt to reach the South Pole, or even to venture inland from the Antarctic Coast.
4:3 ディスカバリー号探険隊の一員とし て、シャクルトンは南極点を目指すこと、それどころか南極沿岸から内陸へと踏み込むことでさえ、それに挑んだ最初の人々の1人であった。
4:4 He was the first to discover vegetation on a remote Antarctic island.
4:4彼は 最初に辺鄙な南極の島に植物があることを発見した。
4:5 His Nimrod expedition located the Magnetic South Pole, invaluable for navigational charts.
4:5彼のニムロッド号探険隊が磁南極の位置を定めたが、それは航海用海図には計り知れない価値のあることだった。
4:6 He was the first to find coal in the Antarctic, altering how scientists saw the makeup and the origins of the continent.
4:6彼は最初に南極の石炭を発見し、科学者の大陸の構造と起源の見方を変えたのだった。
4:7 He pioneered innovations in exploration packing, clothing, diet, transport, and equipment.
4:7彼は探険用の梱包や衣類、食事、輸送、装備を改良する先駆者となった。
・解答 [6]―3
>[6]
If Shackleton‘s expeditions…を「冒険が彼にとって全くの期待はずれだったとしても」と、《譲歩》の意味に読むと、設問部分は「目標まで届かなかったから」という、失望の理由を表しているとわかる。3のfall short of〜は「〜に達しない、〜が不足する」という意味の必修表現である。他の選択肢 (1. 「もう少しで・・・する」 2.「…に遅れずついていく」) は「全面的な失望」にはふさわしくない。
■第5段落
5:1 Sir Ernest set out at age forty on an independent voyage to make what he considered the last great expedition [7] ( 1. accomplished 2. left 3. devoted) on earth: an eighteen-hundredmile crossing of Antarctica on foot.
5:1 サー=アーネストは40歳のとき、彼が地上に残された最後だと考えた大冒険、南極大陸1800マイル徒歩横断をするため、独自の航海に出発した。
5:2 The expedition ship, named the Endurance after the Shackleton family motto Fortitude Vicious, By Endurance We Conquer,” set sail in August 1914 at the dawn of World War I and [8] (1. made up with 2. made its way to 3. made off with) Buenos Aires, to South Georgia Island, and eventually to the Antarctic Circle, where it plowed through one thousand miles of ice-Encrusted waters.
5:2 探険船は、シャクルトン家の銘、Fortitudine Vincimus「忍耐によって我らは克つ」にちなんで「エンデュアランス(忍耐)」と名づけられ、第一次世界大戦が幕を開けた1914年8月に出帆し、ブエノスアイレス、サウスジョージア島、そしてついに南極圏まで進み、そこから1千マイル、氷で堅く覆われた海域をかき分けるように進んだ。
5:3 Just one days sail [9] (1. from 2. beyond 3. near) its destination in Vassal Bay on the Antarctic coast, the ship got stuck like an almond in a chocolate bar” as it was later described, in the polar ice of the Weddell Sea.
5:3 南極沿岸のヴァーゼル湾の目的地まで、ほんの1日分の航海というところで、船は後の記録にある通り、「まるで板チョコの中のアーモンドのように」ウェッデル海の極地の氷の中で立ち往生した。
・解答 [7]―2 [8]―2 [9]―1
[7]
空所を含む部分は「地上に〜された最後の探険を行おうとした」 という意味で、選択肢はすべて過去分詞でthe last great expeditionを修飾する働きをすることがわかる。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「成し遂げられた」
2. 「残った」
3.「捧げられた」
「最後の・・・行おうとした」にうまく呼応するのは2だけであるとわかる。
[8]
設問 [2] と同様に《動詞+one’s way to〜》という表現の知識が問われている。make one’s way は、文字通りには「自分の道を作る」 となるが、「(〜まで自分の道を) 進む」という意味になる。その知識さえあれば、正解は2に決まる。他の選択肢はそれぞれ、1は「〜によって作 り上げる」、3は「〜を持ち逃げする」という意味。
[9]
ポイントは、just one day’s sailという名詞がどのように働いているかを理解できるかどうかである。このsailという名詞は、文中では名詞としてでなく副詞として働いており、ここでは「立ち往生した」場所が目的地からの距離を基準に示されている。「その目的地からほんの1日分の航海ほどのところで」という意味になる。これは《副詞的対格》と呼ばれる重要な用法で、距離の起点を表すfromが一緒によく使われる。
■第6段落
6:1 The men [10] (1. would have been stranded 2. could be stranded 3. were stranded) on an ice floe more than twelve hundred miles from the farthest outposts of civilization.
6:1隊員は文明から最も離れた辺境地点から1200マイル以上も離れて氷盤上に乗り上げたのだ。
6:2 Whenever it seemed the situation couldn’t possibly get worse, it did.
6:2 もうこれ以上悪化しようがないと思われたときには、いつでも事態はさらに悪化するのだった。
6:3 The pack ice precariously dragged the ship north for ten months.
6:3積氷によって船は10カ月間, あてもなく北方に引きずられた。
6:4 Then, the Endurance was crushed and the men were forced to camp on the ice.
6:4 それから、エンデュアランス号は押し潰され、隊員は氷上で野営を余儀なくされた。
6:5 They watched in horror one month later as their vessel sank to the bottom of the sea.
6:5 彼らは1カ月後、自分たちの船が海底に没するのをおののきながら見つめた。
6:6 No one knew anything had happened to them.
6:6 誰も、自分の身に何事かが起こったのがわからなかった。
6:7 All they had to [11] (1. throw away 2. rely on 3. wait for) were three lifeboats salvaged from the ship.
6:7頼りは、船から持ち出した3隻の救命ボートだけだった。
6:8 Shackleton allowed each crew member to carry only a few items necessary for survival.
6:8 シャクルトンは乗組員それぞれに生き延びるのに不可欠なものを、ほんの僅かだけ持っていくのを認めた。
6:9 The first things [12] (1. agreed 2. exchanged 3. tossed) : gold coins and a Bible; saved were personal diaries and a banjo.
6:9 最初に捨てられたものは、金貨と聖書。取っておかれたのは、個人の日記とバンジョーだった。
・解答 [10]―3 [11]―2 [12]―3
[10]
まず、strandは「座礁させる、乗り上げさせる」という意味の他動詞。「隊員たちが氷盤上に乗り上げた」のは、これまでの記述から実際に起きた事態であることは明らかなので、動詞の時制は単純過去にしなければならず、正解は3である。1の《would have+過去分詞》は仮定法過去完了「〜したであろう」という意味であり、2は「〜したこともありうる」という意味で、いずれも現実の事態を記述せず、《想像・判断》を表す助動詞が用いられているため、誤り。
[11]
この部分はAll (that) S have to V is X. という構造であるが、それが「Vするのに、SにあるのはXだけだ」という意味になるのを読み取れているかどうかが大きなポイント。 Have to V を 「Vしなければならない」と読むと、 「彼らがVしなければならないすべてのものは、Xだ」 となって、 なぜ《義務》が生じるのかはっきりしない。「彼らがVすべく持っているのは船から持ち出された救命ボートだけだった」と読んで、初めてはっきりと意味がわかる。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「捨てる」
2. 「頼る」
3. 「待つ」
救命ボートは明らかに「頼る」対象である。よって、正解は2に決まる。
>[12]
直前に「生存に不可欠な物品を、ほんの少ししか持っていくのを許さなかった」とあるのだから、果たして「金貨と聖書」 が文明から離れた世界で闘う探険隊員の生存に不可欠なものかどうか考える。正解は3の「放られた、 捨てられた」である。他の選択肢 (1. 「合意された」 2. 「交換された」) では、文意が通らない。
■第7段落
7:1 When the weather was its most brutal, the men endured temperatures that were so low they could hear the water freeze.
7:1 この上もない荒天時には、隊員は水が凍るのが聞こえるほどの低温に耐えた。
7:2 The bitter cold froze their garments [13] (1. sharp 2. fragile 3. solid) and burned their hands and feet.
7:2 厳しい寒さで衣類が凍りついて固まり、手や足は凍傷になった。
7:3 They slept in tents so flimsy they could see the moon through them.
7:3 彼らは月が透けて見えるほど薄いテントで眠った。
7:4 They spent nearly four months in the frigid darkness of the long polar night.
7:4 彼らは長い極地の夜の極寒の暗黒の中で4カ月近くを過ごした。
7:5 When the Antarctic summer finally brought warmer temperatures and the [14] (1.protection 2. promise 3. progress) of some relief, the men awoke every morning in cold puddles of water as their body heat melted the icy floor of their tents.
7:5 ついに南極の夏が気温の上昇をもたらし、少しは息のつける兆しが見えたとき、隊員は毎朝目が覚めてみると、体温でテントの氷床が溶けたため、冷水に浸かっていた。
7:6 They subsisted on a [15] (1. diet 2. feast 3. recipe) of mostly penguin, seal, and sometimes dog.
7:6 彼らは主にペンギン、アザラシ、時にはイヌを食料にして生き延びた。
・解答 [13]―3 [14]―2 [15]―1
>[13]
選択肢はいずれも形容詞で、この部分は「凍結の結果、衣類がどうなるか」を示す補語。 選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「鋭い」
2. 「もろい」
3.「固い」
「凍結の結果」として最も自然なのは、3である。
>[14]
南極の夏が温暖な気温とともにもたらすものを考える。 promise は「約束」以外に「前兆」という意味があり、この場合promise of some relief|ほっと一息つける兆し」と読めるため、正解は2。他の選択肢はそれぞれ1は「保護」、 3は「前進」という意味。
>[15]
subsist on〜は「〜でどうにか生きていく」という意味であるから、 「ペンギンなどを食べて生き延びた」という意味になりそうだと見当がつく。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「常食」
2. 「ごちそう」
3. 「料理の仕方」
「生き延びるための食料」としてふさわしいのは2の「(宴会に出るよう な)美食」ではなく、「食事、常食」という意味の1である。dietについて、日本語になっている「ダイエット (食事制限)」という意味しか知らないと、正解に至るのは難しい。
■第8段落
8:1 Eventually, when the ice began shattering beneath them, the men took to their three small lifeboats.
8:1 とうとう、氷が足下で崩れ始めたとき、隊員は3隻の小型救命ボートに 乗り込んだ。
8:2 After more than four months of mind-numbing boredom, they suddenly were [16] (1. pitched into 2. thrown beyond 3. empowered by) an intense battle for survival that brought them to the limits of human capabilities.
8:2 4カ月以上のえも言われぬほどの退屈を過ごした後、突然彼らは強烈な生存競争へと放り込まれ、それによって彼らは人間の能力の限界というところにまで達することになった。
8:3 They fought the sea for nearly a week before landing.
8:3 彼らは1週間近く海と闘って やっと上陸した。
8:4 They were cold, hungry, exhausted, and so thirsty their tongues swelled in their mouths.
8:4 彼らは凍え、空腹で、疲れ果て、喉が渇いて口の中で舌 が腫れあがった。
8:5 When they finally reached Elephant Island, they found it a stinking, guano covered place ravaged by storms.
8:5 ついに彼らがエレフアント島に着いたとき、彼らが目に したのは、悪臭がする、鳥糞石で覆われた嵐で荒廃した土地であった。
8:6 Most of the crew spent the last months of their ordeal huddled under two overturned lifeboats.
8:6 乗組員のほとんどはその試練の日々の最後の数カ月を2隻の横倒しにした救命ボートの下に身を潜めて過ごしたのだった。
・解答 [16]―3
> [16]
長い氷上生活の後、「彼らは突然激しい生存競争にどうしたのか」 を考える。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「(生存競争) に投げ込まれた」
2. 「(生存競争) の向こうに放られた」
3. 「(生存競争) によって力を与えられた」
そのときまで、氷上でmind-numbing「頭を麻痺させるほどの」倦怠感に陥って、ぼんやりしていた隊員たちが、突然ボートに乗って、荒海に乗り出したのだから、それにふさわしいのは、1である。
■第9段落
9:1 In the end, Shackleton took five men and sailed eight hundred miles in a lifeboat over stormy seas to reach the inhabited island of South Georgia in the remote South Atlantic.
9:1 ついに、シャクルトンは5人の部下を連れ荒れる海を救命ボートで800マイル航行し、南大西洋のはるか沖合、有人島サウスジョージアに着いた。
9:2 When [17] (1. in 2. by. for) some miracle they made their destination, they found they had to cross a nearly impassable frozen mountain range to reach civilization: a whaling station.
9:2奇跡的に目的地に着いて、彼らが悟ったのは、ほとんど通過不能の凍てつく山岳地帯を横断しなければ、人間のいる場所、捕鯨基地には行きつけないということだった。
9:3 The whalers, who had seen so much in their own hard lives, were in awe of the invincibility of the men.
9:3捕鯨者たちは、自分自身の厳しい暮らしをあまりに多く目にしてきたので、隊員の不操不屈に恐れ入った。
9:4 Immediately, Shackleton [18] (1. gave up 2. turned around 3. backed out) and led an effort to rescue the rest of the crew on Elephant Island.
9:4直ちに、シャクルトンはとって返し、先頭に立ってエレフアント島にいる残りの乗組員を救助しようとした。
9:5 Amazingly, every single one had survived.
9:5驚嘆すべきことに、全員1人残らず生還したのだった。
・解答 [17]―2 [18]―2
>[17]
miracle「奇跡」に結びつく前置詞が問われている。「奇跡的に」 という意味にするには2のbyが正しい。ただし、make one’s destination の意味が「目的地に着く」であると正確に理解していないと、迷いが生じたかもしれない。
>[18]
捕鯨者たちの助けを借りて、「シャクルトンが直ちにどうしたのか」を考える問題。「救助しようとする」には、「引き返」さなければいけないから、正解は2。ほかの選択肢はそれぞれ、1は「諦めた」、3は「後ずさりした」という意味であり、いずれも不適。
■第11段落
11:1 “The Boss,” as his men called him, built success on a foundation of camaraderie. Loyalty responsibility. Determination. And- [19] (1.above all 2. to say the least 3. by chance) optimism.
11:1 「隊長」と彼は部下に呼ばれていたのだが、彼は僚友意識と忠誠心、責任感、決断力、そしてとりわけ楽観の基礎の上に成功を築いたのだった。
・解答 [19]―1
>[19]
シャクルトンが「成功の基礎としていた楽観主義は、他の要素と比べてどうなのか」を考える問題。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「とりわけ」
2. 「控えめに言っても」
3. 「たまたま」
前段落に述べられたリーダーの資質は「希望を語る者」だということであった。よって、ここで述べられたどの要素より、「楽観」こそが成功の秘訣だと言える。よって、正解1に決まる。
■第12段落
12:1 Some sixty years after the rescue, an interviewer asked Endurance First Officer Lionel Green street, “How did you survive when so many expeditions [20] ( 1. competed 2. perished 3. elapsed) ?”
12:1救助の約60年後、エンデュアランス号の一等航海士、ライオネル=グリーンストリートに面談した記者が「それほど多くの探険隊が死亡したのに、どうして生き延びられたのですか」と尋ねた。
12:2 The old officer, then eighty-two, answered in one word : “Shackleton.”
12:2老航海士は今や82歳であったが、それに一言で答えた。「シャクルトンさ」
・解答 [20]―2
> [20]
「とても多くの探検隊が…したとき、どのように生き延びたのか」 という文。選択肢の意味はそれぞれ以下の通り。
1. 「競争した」
2. 「死亡した」
3. 「経過した」
Expeditionsは「探検」だけでなく「探検隊、遠征隊」の意味もあり、人間を含意することになるので、perish「死亡する、死滅する」とうまく整合する。

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