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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 1995年 大問二 空所補充問題

空所補充問題
■第1段落
1:1 Liberalism, in politics, is a doctrine that holds that constitutions, laws, and political proposals should promote individual liberty based on the exercise of rational will.
1:1 政治における自由主義とは、憲法、法律、政策が理性的意志の行使に基づく個人の自由を促進すべきものであるとの考えをもつ教義である。
1:2 Because this criterion is (1) (1. straightforward 2. clear 3. ambiguous) , a great variety of conflicting views have claimed the title “liberal.”
1:2 この基準があいまいであるがために、これまできわめて多くの対立する意見が「リベラル」という肩書きを名乗ってきた。
・解答 (1)3
(1)
Straightforward「まっすぐな、率直な」
Clear「明確な」
Ambiguous「あいまいな」
a great variety of conflicting views「きわめて多くの対立する意見
という言い方が続くことから、ambiguousが入る。

■第2段落
2:1 One way to grasp the idea central to liberalism is to consider what liberalism is (2) (1. not 2. claiming 3. revealing) .
2:1 自由主義の中心的考えを理解する一つの方法は、何が自由主義でないかを考えることである。
2:2 From a liberal point of view, the slave and the serf are the most miserable of men — the slave because he is at the mercy of arbitrary despotism, and the serf because his life is repressively regulated by customary rules and duties.
2:2 自由という見地からすれば、奴隷と農奴が最もみじめな人たちである。奴隷は独断的な専制政治のなすがままになり、農奴の生活は慣習的なきまりと義務によって抑圧的に制限されているからである。
2:3 Neither can exercise his rational will.
2:3 奴隷も農奴も自分の理性的意志を行使することができない。
2:4 Despotism and feudalism are the twin enemies of liberalism.
2:4専制政治と封建制度は自由主義のふた子の敵である。
・解答 (2)1
(2)
claim「主張する」
reveal「明らかにする」
次にslaveやserfなど自由ではない人々のことが述べられていることから判断する。

■第3段落
3:1 The word “liberal” may be used to describe either a type of constitution or the tendency of a political party.
3:1 「リベラル」という言葉は、憲法のタイプや政党の傾向を描写するのに使われる。
3:2 A liberal constitution is characterized by the establishing of the rule of law, freedom of political organization, an independent judiciary, and a government (3)(1. irrelevant 2. responsive 3. opposed) to public opinion.
3:2 自由憲法は、法の支配の確立、政治的組織の自由、司法の独立、民衆の意見に応える政府によって特徴づけられる。
3:3 Within such a constitutional system, the word “liberal” generally describes the party or tendency that promotes change by constitutional means, as against the “conservative” tendency that generally opposes change and upholds inherited values.
3:3 そのような憲法体系の中では、「リベラル」という言葉は一般的に合憲的手段によって変化を進めようとする党や傾向を描写する。それに対して、「保守的」傾向は一般的に変化に反対し継承されてきた価値を支持する。
・解答 (3)2
(3)
Irrelevant「不適切な、見当違いの
Responsive「答える、よく反応する」
Opposed「対立する
自由主義の政府は民意にどのように対処するかを考える。be responsive to~「~に敏感な、共鳴する」

■第4段落
4:1 The model for this distinction between liberal and conservative tendencies is British politics of the 19th century.
4:1リベラルと保守に対するこのような区別の典型は19世紀の英国の政治にある。
4:2 Even this model is imperfect, however, because political parties in liberal coun¬tries commonly have only a loose attachment to any political principle.
4:2 しかし、この典型ですら不完全なものある。それは、自由主義国の政党は一般的にいかなる政治原理に対してもゆるやかな愛着しかもたないからである。
4:3 For example, in the United States in the mid-20th century, the two major political parties might both have been described as “liberal,” though in different senses of the word.
4:3 例えば、20世紀中頃のアメリカ合衆国では、「リベラル」という言葉の違った意味において、二大政党のいずれもが「リベラル」という名をかぶせてもおかしくなかった。
4:4 The Republicans stood for a minimum of governmental (4)( 1. association 2 . interference 3. attachment) with the affairs of individuals, while the Democrats generally favored legislation to supply underprivileged individuals with what were thought to be the essential conditions for the exercise of individual liberty.
4:4 共和党員は個人の問題に政府が介入するのは最小限にすることに賛成の態度をとり、一方民主党員は、恵まれない人々に、個人の自由を行使するために必、要な条件と思われるものを与えるための法律制定に、概して賛成した。
・解答 (4)2
(4)
Association「協会、連想」
Interference「干渉」
Attachment「付着」
governmental interference「政府の介入・干渉」共和党と民主党の基本的政策教義の違いをこの機会に覚えておこう。

■第5段落
5:1 Wherever and whenever it has become current, “liberal” has acquired local (5) (1. overtones 2. syndicates 3. predominance) .
5:1 いつでも、どこでも時の流れに乗ると、「リベラル」はその土地の思想や言葉としての含みを持つようになる。
5:2 In France it has been associated with anticlericalism, because the Roman Catholic Church was viewed as the embodiment of feudalism.
5:2 フランスでは、リベラルは教権反対主義と結び付いた。ローマカトリック教会が封建主義の権化であると考えられたからである。
5:3 In Germany liberals have always supported party politics against the old Prussian tradition of absolute government.
5:3 ドイツでは自由主義者は常に昔のプロイセンの専制独裁主義の伝統に反対する党の政策を支持してきた。
5:4 In Russia and Spain the liberals traditionally have supported a policy of political democracy and industrial modernization, in contrast with those who believed that such innovations would (6) (1. destroy 2. upgrade 3. restore) the unique moral qualities of Russian or Spanish life.
5:4 ロシアやスペインでは、自由主義者は伝統的に民主的政策と産業の近代化という方針を支持してきた。それは、そのような改革はロシア人やスペイン人の生活に特有の道徳的特質を破壊するであろうと信じていた人たちとは対照的であった。
・解答 (5)1 (6)1
(5)
Overtone「付帯的な意味、含蓄」
Syndicate「企業連合」
Predominance「優勢、支配」
ここの文脈は、それぞれの国の事情によって“liberal”という語の意味するところが若干異なるということ。
(6)
Destroy「破壊する」
Upgrade「改良する」
Restore「回復する」
リベラル派は民主化・近代化を支持したのに対し、反対派は…と続くから、否定的な意味の語を選ぶ。

■第6段落
6:1 Origin of Liberalism — Because liberalism, in its most abstract sense, is a belief in the value of individual liberty with a minimum of state intervention in personal life, its origin may be sought as far back in remote times as one chooses.
6:1 「自由主義の起源」―最も抽象的な意味において、自由主義は国の個人生活への干渉は最小限にして個人の自由の価値を尊しとするものであるから、その起源は人によっていくらでも遠い昔までさかのぼれる。
6:2 The Devil has been called the first Whig (liberal), because, in the form of a serpent, he persuaded Eve to (7) (1. worship 2. confer with 3. throw off) the authoritarian yoke of God.
6:2 魔王が最初のホイッグ党(自由党)であると言われる。それは、ヘビの形をして、イヴに神による権威主義的な束縛状態を捨て去るように説得したからである。
6:3 But not until the 16th and the 17th centuries did a political doctrine arise that may confidently be regarded as liberal.
6:3 しかし、自信をもって自由主義と言えるような政治的論理は16・17世紀になってやっと生まれた。
6:4 This was the social contract theory, which asserted that political authority had originally been established by free and rational individuals as a device for com¬bining freedom with the fruits of social cooperation.
6:4 それは社会契約説である。この論理は、政治的権威は元来、自由と社会的協力の果実とを結合させるための工夫として自由で理性的な個人個人によって設けられたものだと主張する。
6:5 Government, accordingly, rested on consent.
6:5 したがって、政府は意見の一致によって支えられている。
・解答 (7)3
(7)
worship「崇拝する」
confer with~「~と協議する」
throw off~「~を捨て去る」
ヘビにそそのかされたイヴは神に背いてりんごを食べた、という聖書の記述に基づく。

■第7段落
7:1 By the 18th century the social contract theory of government had displaced its main rival, the divine right of king’s doctrine, which asserted that rulers exercised authority by gift from God.
7:1 18世紀までには、政府に関する社会契約説はその大きな競争相手にとって代わった。競争相手とは、支配者は神から与えられた力によって権力を行使するのだと主張する王権神授説であった。
7:2 The popular version of the social contract envisaged a contract between rulers and ruled and granted the people the right to displace rulers thought to have (8) (1 .renewed 2. admired 3.broken) the contract.
7:2 社会契約説の一般的な解釈では、支配するものとされる者の間に一つの契約を心に描き、その契約を破ったと考えられる支配者を解任する権利を人民に与えていた。
7:3 The metaphor of a contract requires an impartial party to judge whether the contract has been broken, and in politics no such party exists.
7:3契約の隠喩は契約が破られたかどうかを判定する公平な関与者を必要とするが、政治においてはそのようなものは存在しない。
7:4 The more carefully considered versions of the theory — those of Hobbes, Locke, and Spinoza — all take this difficulty into account.
7:4 さらに注意深く考えられたこの説の解釈は、ホップズ、ロック、スピノザなどの解釈であるが、すべてこの困難さを考慮に入れている。
7:5 Later liberal writers have tended to dispense with the metaphor of a contract.
7:5後世になって自由主義作家は契約説のこの隠喩を忘れる傾向にある。
・解答 (8)3
(8)
Renew「更新する」
Admire「感服する」
Break「壊す」
社会契約説によれば、人が支配者を解任する権利があるのは、君主が契約をどうしたときか。renew the contractは「契約を更新する」の意。

■第9段落
9:1 Classical Liberalism — After the Revolution of 1688, Britain was thought to be the country whose political practices were the most free.
9:1 「古典的自由主義」―1688年の革命後、英国は政治的習慣が最も自由な国だと考えられていた。
9:2 The revolution had ensured that rulers would act according to legal process and that the judiciary was independent of political control.
9:2革命によって支配者は法的手順を踏んで行動すること、司法権は政治的コントロールを受けないことが保証された。
9:3 French writers like Voltaire and Montesquieu contrasted this situation with that of France where, (9) (1. since 2. although 3. if) government in many respects was mild, it could act in an arbitrary way.
9:3 ボルテール、モンテスキューなどのフランスの作家はこの状況をフランスの状況と比較した。フランスでは、多くの面で政府は穏健ではあったけれども、専制的に動こうとすれば動けた。
9:4 Sentiments favorable to liberty were also widely promoted in the 18th century by a passionate admiration for ancient Rome that was especially strong in France and the American colonies.
9:4 自由を歓迎する感情は、特にフランスとアメリカ植民地で強かった古代ローマに対す之熱情的なあこがれによって18世紀に広く推進された。
・解答 (9)2
(9)
Since「だから」
Although「しかしながら」
If「もし~ならば、たとえ~でも」
政府が「穏健であった」と、arbitrary「窓意的な」行動をとることとは逆接の関係。

■第10段落
10:1 The American Revolution gave (10) (1. further impetus 2. a shock 3. a halt) to liberalism.
10:1 アメリカ独立戦争は自由主義にさらにはずみをつけた。
10:2 The rhetoric of the Declaration of Independence asserted the liberal principle that all men have the right to “Life, Liberty and the pursuit of Happiness.”
10:2独立宣言の華麗な文体は、すべての人は「生命、自由、幸街の追求」に対する権利を持つという自由の原理を強く主張した。
10:3 It was soon echoed by the French Declaration of the Rights of Man, which made liberal ideas the (11) (1. vehicle 2. scapegoat 3. replacement) of a revolutionary ferment throughout Europe.
10:3 それはやがて「フランス人権宣言」でくり返された。これによって自由主義思想はヨーロッパ全域に広がった革命騒ぎの媒体となった。
・解答 (10)1 (11)1
(10)
Further impetus「一層のはずみ」
A shock「衝撃」
A halt「停止」
前段で自由主義の人気の高まりに言及しているので、gave further impetus「さらにはずみをつけた」がよい。
(11)
Vehicle「車両」
Scapegoat「身代わり、スケープゴート」
Replacement「取り換え品」
「フランス人権宣言」にうたわれた自由主義にのって革命の動揺がヨーロツパ中に広がったのであるから、vehicle「乗り物、媒体」を選ぶ。

■第11段落
11:1 Liberalism in the 19th century may be seen as the political wing of a larger movement toward the rationalization of traditional practices and the (12) (1. concealment 2. exploitation 3. recovery) of the resources of the earth.
11:1 19世紀における自由主義は、伝統的慣習の合理化および地球資源の開発へ向けてのより大きな動きの中の政治的な派として見ることができよう。
11:2 But complications invaded liberal thinking, which have rendered liberalism ambivalent ever since.
11:2 しかし、自由主義思想は次第に複雑化するようになり、その結果、それ以来自由主義は相反する意味を持つあいまいなものとなった。
11:3 Many liberal-minded persons became concerned with the conditions of the poor and the plight of other groups considered “underprivileged.”
11:3 自由主義思想の持ち主の多くは貧しい人たちの状況や「権利を認められていない」と思われる他のグループの苦境などに関心を抱くようになった。
11:4 It seemed to them that liberalism’s basic objection to state intervention was not appropriate to these problems.
11:4国の介入に対する自由主義の基本的な反対はこれらの問題解決には不適当なように彼らには思えた。
11:5 Many problems could be solved only by collectivist measures taken by representative government.
11:5多くの問題は代表制の政府によって行われる集団主義的手法によってのみ解決可能であった。
・解答 (12)2
(12)
Concealment「隠ぺい、隠匿」
Exploitation「開発、開拓」
Recovery「回復」
19世紀の大きな思想的流れを考える。exploitation「(営利のための)開発」movement toward the exploitation of the resources of the earthとは資本主義の発達のことを指している。

■第12段落
12:1 One result of this opinion has been a vast quantity of social welfare legislation.
12:1 この意見の一つの結果はばく大な量の社会福祉立法であった。
12:2 It has also produced a persistent (13) (1. equality 2. subsidy 3. incoherence) within liberal doctrine.
12:2 それはまた、次々と一貫性の欠如を自由主義の教義にもたらしている。
12:3 For liberalism encompasses strong tendencies hostile to anything more than a minimum amount of state regulation of social life and, on the other hand, Equally strong tendencies to employ the state’s powers of compulsion to solve a variety of problems ranging from racial prejudice to industrial pollution.
12:3 自由主義は社会生活に対する最小限の国家規制以上のものには敵対する強い動きを含む一方、人種偏見から産業汚染に至るまでで、さまざまな問題を解決するために強制力という国の力を借りようとする同様に強い動きをももたらしたからである。
・解答 (13)3
(13)
Equality「平等、等しいこと」
Subsidy「助成金」
Incoherence「支離滅裂」
次文に相反する2つの考え方が述べられているため、incoherence「支離滅裂」が入る。subsidy「助成金」

■第13段落
13:1 The “New” Liberalism — To understand the growth of this second tendency, a virtually separate history of liberalism must be considered.
13:1 「『新』自由主義」―この第二の傾向の成長を理解するためには、自由主義のほとんど別の歴史を考えねばならない。
13:2 This view of liberalism derives from a conception of the modern state not as an association of independent individuals but as a productive enterprise to be managed by its ruler.
13:2自由主義に関するこの考え方は、近代国家は独立した個人の集まりではなく、その支配者によって管理される生産的企業であると考える概念から生じている。
13:3 It is a concept held by men (14) (1. nevertheless 2. otherwise 3.once) as different as John Calvin and Francis Bacon, and it has its theological roots in the Christian injunction that men should enjoy the fruits of the earth.
13:3 それは、ジョン=カルバンとフランシス=ベーコンといったように他の点ではまったく異なる人たちによって考えられた概念である。そして、この考え方は、人は地球の果実を楽しむべきであるというキリスト教の訓令に論理の起源を有している。
13:4 In the 18th century this concept was developed and popularized as a set of doctrines called by its promoters “enlightenment.”
13:4 18世紀に、この概念はその推進者によって「啓蒙運動」と呼ばれる一連の理論として発達し一般化した。
・解答 (14)2
(14)
Nevertheless「それにかかわらず」
Otherwise「さもなければ」
Once「いったん」
カルバンとベーコンは啓蒙思想という共通項以外の点ではまったく考えを異にしていた、という文脈を読みとる。

■第14段落
14:1 “Enlightened” ideas spread quickly throughout Europe, finding favor in two very different quarters: among the middle classes of the towns, who generally were (15) (1. in power in 2. compar¬ed to 3. excluded from) political activity, and among many of the absolute rulers of Europe.
14:1 「啓蒙」思想はヨーロッパ中に急速に広がり、二つの大変異なる領域で気に入られた。
14:2 A result was that, in the second half of the 18th century, politics commonly resolved itself into a struggle between a reforming king supported by a largely middle¬class bureaucracy, on the one side, and entrenched corporations and parliaments, generally aristocratic, on the other.
14:2 一つは町の中流階級であり、彼らは政治的活動から除外されていた。もう一つは多くのヨーロッパの絶対君主たちであった。その結果として、18世紀後半になると、政治は一般的に、かたや主として中流階級の官僚制によって支持された改革的な王と、他方、概して貴族的な、伝統の確立した都市自治体や議会との聞の争いとなっていった。
・解答 (15)3
(15)
Be compared to「~に比べて」
Be excluded from「~から締め出される」
中間階級は18世紀の段階ではまだ政治的行動からは「締め出されていた」のである。次文にa struggleとあるのもヒントになる。

■第15段落
15:1 The “enlightened despot” justified his absolute powers by regarding himself as “the first servant of the state” and his subjects as equal in the eyes of the state.
15:1 「啓蒙された専制君主」は彼の絶対的な権力を、自らを「国の第一のしもべ」とみなし、人民を国という見地からすれば対等者とみなすことによって正当化した。
15:2 He established schools to teach useful knowledge and a civil service based on merit, and he sought to inaugurate town planning, to reduce church privileges, and to (16) (1. reduce 2. conceal 3. increase) the wealth of the state.
15:2彼は有益な知識を教えるために学校を設立し、功績主義の行政事務制度を確立した。また、都市計画を始め、教会の特権を減じ、国の富を増やそうとしたのである。
・解答 (16)3
(16)
Reduce「減らす
Conceal「隠す」
Increase「増やす、高める」
「啓蒙専制君主」は皆「富国強兵」→富と国を「高める」 を目指した。

■第16段落
16:1 This type of policy was followed, with varying success, by Frederick the Great in Prussia, Catherine in Russia, Joseph II in Austria, and Charles III in Spain, among others.
16:1 この種の政策は、成功度はさまざまだが、多くの者によって継承された。数ある中でもプロイセンのフリードリヒ大王、ロシアのエカテリーナ、オーストリアのヨーゼフ2世、スペインのシャルル3世などがあげられる。
16:2 The reforming rulers, supported by the philosophers of the Enlightenment, found themselves locked in a struggle with the aristocracy and the church.
16:2 この改革派の支配者たちは、啓蒙主義の哲学者によって支えられていたが、貴族や教会との争いの中に身動きできなくなっていった。
16:3 The issue was between feudal custom and a centralizing rationality that sought to turn the state into an (17) (1. impotent 2. efficient 3. indulgent) institution.
16:3問題は封建的な慣習と国家を効率的な機構に変えようとする中央集権的合理性との争いであった。
・解答 (17)2
(17)
impotent「無力な」
efficient「効率的な」
indulgent「甘やかす」
「中央集権的合理性」「封建的な慣習との対立」から「効率」がキーワードとしてあがる。

■第17段落
17:1 The crucial case was that of France, where a series of reforming monarchs and ministers failed to make much impact up on the church and the aristocracy.
17:1決定的なケースはフランスであった。一連の改革主義的君主と大臣は教会と貴族に大きな影響を与えることができなかったのである。
17:2 Finally, a violent revolution swept aside the ineffective Bourbon monarchy in (18) (1. place 2. favor 3. search) of the far more ruthless revolutionary and Napoleonic governments, which carried through the programs of the reformers much more successfully and which consequently achieved great military power.
17:2 ついに、はるかに冷酷でナポレオン的な政府を支持する激しい革命が起こり無能なプルボン王朝を倒した。新政府は改革のプログラムを大変うまく成し遂げ、結果として強大な軍事力を達成した。
17:3 Similar reforms in Germany during the 19th century also greatly increased military efficiency.
17:3 19世紀のドイツでも同様の改革があり、やはり軍事力をきわめて効率的なものにした。
・解答 (18)2
(18)
in place of~「~の代わりに」
in favor of~「~に味方して」
in search of~「~を探して」
1,2では順序が逆である。

■第19段落
19:1 Many later intellectual developments have given impetus to the new liberalism.
19:1 その後の知的進歩の数多くが新自由主義を促進した。
19:2 First, toward the end of the 19th century, a compassionate sensibility developed among Europeans.
19:2 まず、19世紀末になって、ヨーロッパ人の中に同情的な感覚が発達した。
19:3 The old political concern with justice was jostled by a new concern with happiness, and political discussion concerned itself with classes of persons who were thought to have been deprived of happiness by the arrangements of society: slaves, prisoners, women, the poor, prostitutes, racial minorities, and so on.
19:3 昔の正義にかかわる政治的関心は、幸福にかかわる新しい関心によって押しのけられ、政治的討論は社会構造の仕組みによって幸福を奪われたと考えられる階級の人たちにかかわった。奴隷、囚人、女性、貧乏人、売春婦、少数民族などである。
19:4 (19)(1. Preoccupation with 2. Strength in 3. Ignorance of) such concerns led many persons in the 19th century from liberalism to socialism, which, in some forms, is a modified version of modern liberalism.
19:4 そのような関心事に夢中になっているうちに多くの人たちが19世紀になって自由主義から社会主義に移った。社会主義はいくつかの点で近代自由主義が修正された解釈と言える。
・解答 (19)1
(19)
preoccupation with~「~に夢中になること」
strength 「強さ、強度」
ignorance of~「~について知らないこと」
社会的弱者のことに「没頭して」多くの人は自由主義から社会主義へと移った。

■第20段落
20:1 Second, many persons became fascinated with the possibility of bureaucratic organization, by contrast with which the hit-and-miss of capitalist entrepreneurs seemed outmoded and inefficient.
20:1 第二に、多くの人が官僚的機構の将来性に魅力を感じた。それと比較して資本主義の企業家の行きあたりばったりのやり方は旧式で無能のように見えた。
20:2 Third, moral admiration was directed away from the person who mastered his passions and (20) (1. committed 2. submitted 3. emitted) to authority and toward the one who struggled against authority.
20:2第三に、道徳的尊敬の念は、情欲を抑制し権威に服従した人には向けられなくなり、権威と闘った人に向けられるようになった。
20:3 Fourth, many things previously attributed to the “original sin” of human nature came to be attributed to the irrational fries of social structure.
20:3 第四に、以前は人間性の「原罪」に原因ありとされた多くのことが社会構造の不合理さに原因するとされるようになった。
20:4 And finally, these enlightened ideas, although they had earlier been associated with despotism, gained democratic favor from their sponsorship by the French revolutionaries.
20:4 そして最後に、これらの啓蒙思想は、初期には専制政治と結び付いたこともあったけれども、フランスの革命家たちによって後援され民主的な支持を得た。
20:5 All these considerations facilitated the advance of modern liberalism.
20:5 これらすべての考えが近代自由主義の進歩を促進したのである。
・解答 (20)2
(20)
Commit「委託する」
Submit「提示する」
Emit「(光・熱・香気・音声を)発する」
struggled against authorityと反対のものとしてsubmitted to authority「権力に服従した」を選ぶ。

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