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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2005年 大問一 空所補充問題

空所補充問題
■第2段落
2:1 A new animal appeared on the planet, spreading slowly out from the African
heartland.
2:1新しい動物がこの惑星に現れ、アフリカ中央部からゆっくりと外へ広がって
いった。
2:2 It was still so rare that a hasty census might have overlooked it, among the teeming
billions of creatures roving over land and sea.
2:2 まだ非常に希少なものだったので、何十億ものおびただしい数の生物が陸
や海をうろついている中では、せっかちな調査ならそれを見逃していたかもし
れない。
2:3 There was no evidence, as yet, that it would prosper or even survive;
2:3 その動物が繁栄する、あるいは生き延びるということさえも、その証拠は
まだなかった。
2:4 in this world where so many mightier beasts had passed [1](1. away 2. off 3. Out) ,
its fate still wavered in the balance
2:4 より強力な動物でさえ非常に多数が死に絶えているこの世界では、その運
命はまだどっちつかずの状態で揺れ動いていた。
・解説 [1]―1
>[1] pass away「亡くなる、消滅する」
   pass off 「偽ってだます」
   pass out 「意識を失う」

■第3段落
3:1 For a hundred thousand years, the manages invented nothing.
3:1 10万年の間、猿人は何も発明しなかった。
3:2 But they started to change, and developed skills which no other animal possessed.
3:2 しかし彼らは変化し始め、他の動物が持たない技術を発達させた。
3:3 The tools they had been programmed to use were simple enough, yet they could
change this world and make the manages its masters.
3:3彼らが本能的に使うよう方向づけられていた道具はごく簡素なものだったが、
その道具によってこの世界は変わり、猿人はその支配者となれたのである。
3:4 The most [2](1. complicated 2. elegant 3. primitive) was the hand-held stone, that
multiplied many-fold the power of a blow.
3:4 その最も原始的なものは手で握れる石で、殴打の力を何倍も強力にした。
3:5 Then there was the bone club, that lengthened the [3](1. edge 2. reach 3. weight) and
could provide a buffer against the fangs or claws of angry animals.
3:5次に骨でできたこん棒が用いられたが、それは手の届く距離を延ばし、
怒った動物の牙や爪に対する緩衝装置の役目を果たすことができた。
3:6 With these weapons, the limitless food that roamed the savannas was theirs to [4](1.
come 2. make 3. Take)
.
3:6 このような武器により、サバンナをうろつく無限の食べ物が彼らのものと
なった。
3:7 They were no longer defenseless against the predators with whom they had to
compete.
3:7彼らは、競争せねばならない相手である捕食動物に対して、もはや無防備で
はなくなった。
3:8 They could drive away the smaller carnivores;
3:8小型の肉食動物は追い払うことができた。
3:9 the larger ones they could at least discourage from attacking, and sometimes put to
flight.
3:9大型のものについては、少なくとも攻撃を思いとどまらせ、時には退散させ
ることができた。
3:10 But they needed other aids, for their teeth and nails could not readily dismember
anything larger than a rabbit.
3:10 しかし彼らは他にも助けとなるものが必要だった。というのは、彼らの歯
や爪ではウサギより大きな動物の体をたやすくばらばらにすることはできな
かったからである。
3:11 Luckily, nature had provided the ‘perfect’ tools, requiring only the wit to pick them
up.
3:11幸運にも、自然は「申し分ない」道具を与えてくれていたが、それには拾
い上げるという機転しか求められていなかった。
・解説 [2]―3 [3]―2 [4]―3
>[2]
Complicated 「難しい、複雑な」 com(共に) + plicated (重なった)
 Elegant 「上品な」     legant(選び出された)
Primitive 「原始的な」  原義(その種類にあって最初のもの)
the most primitive「最も原始的なもの」直前の文で、最初の道具が「簡素な
(simple)」ものから始まったことが述べられ、続く文で「手で握れる石
(hand-held stone)」と紹介されていることから。
>[3]
 edge 「端」
 reach「届く範囲」
 weight「重さ」
reach「(手などの)届く距離」直前の「長くした(lengthened)」という動詞
と、「骨でできたこん棒(bone club)」が動物の牙や爪の「緩衝装置(buffer)」
の役目を果たした、という直後の記述から。
>[4]
 to come 「~になる」
 to make 「化粧する」
 to take 「手にする」
theirs to take「彼らの(入手できる)もの」つまり自分たちが自由に手に入れら
れるもの、ということ。

■第4段落
4:1 There was a crude but very efficient knife or saw, which would serve well for the
next three million years.
4:1未加工であるが非常に効果的なナイフやのこぎりがあり、それは向こう300
万年十分に役立ちそうなものだった。
4:2 It was simply the lower jawbone of an antelope, with the teeth still in [5](1. frame 2.
pattern 3. place)
; there would be no substantial improvement until the coming of steel.
4:2 それはまだ、歯が残ったままの、レイヨウの下あごの骨にすぎなかったが、
鋼鉄の出現までは事実上進歩はなかった。
4:3 Then there was an awl or dagger in the form of a gazelle horn, and finally a scraping
tool made from the complete jaw of almost any small animal.
4:3 ガゼルの角という形のきりや短剣もあり、またほぼすべての種類の小型動物
の、あご全体から作った削り道具もあった。
・解説 [5]―3
>[5」
 Frame 「骨格、骨組み
 Pattern 「傾向、原型」
 Place 「場所」
in place「本来の(正しい)位置に」つまり歯が「元のまま」残っているという
こと。
In (the)frame ~に参加して

■第5段落
5:1 The bone club, the toothed saw, the horn dagger, the bone scraper these were the
marvelous inventions which the manages needed in order to survive.
5:1骨でできたこん棒、歯のついたのこぎり、角でできた短剣、骨でできた削
り器―これらは猿人が生き延びるために必要とした驚くべき発明であった。
5:2 Soon they would recognize them for the symbols of power that they were, but many
months [6](1. could 2. had to 3. might) pass before their clumsy fingers would acquire
the skill or the will to use them.
5:2 ほどなく彼らはそれらをカの象徴として認めるのであるが、彼らの不器用
な指がそれらを使う技術―あるいは意志―を得るまでには何カ月もの期聞が経
過する必要があった。
5:3 The odds were still [7](1. against 2. between 3. beyond) them, and there were
endless opportunities for failure in the ages that lay ahead.
5:3 まだ彼らには勝ち目はなく、その先に続く年月において数限りない失敗の
機会があった。
5:4 Yet the manages had been given their first chance.
5:5 しかし猿人は最初のチャンスを与えられた。
There would be no second one;
5:5 2度目のチャンスはもうないだろう。
5:6 the future was, very literally, in their own hands.
5:6 つまり未来はまさに文字どおり、彼ら自身の手の中にあったのだ。
・解説 [6]―2 [7]―1
>[6」many months had to pass「何カ月もの期間が経過する必要があった」つま
り「何カ月をも要した」ということ。後述の「彼らの不器用な指がそれらを使
う技術を得るまでに(before …… the skill)」から推測。
>[7]The odds are against~「~に勝ち目はない、うまくいきそうにない」慣用
表現。
 Against all odds 「強い抵抗に対抗して」

■第6段落
6:1 Their massive teeth were growing smaller, for they were no longer [8](1. Absolute
2. Essential 3. Powerful.)

6:1彼らのがっしりした歯は次第に小さくなっていった。というのも、それらは
もはや必要不可欠ではなくなったからである。
6:2 The sharp-edged stones that could be used to dig out roots, or to cut and saw
through tough flesh or fiber, had begun to replace them, with immeasurable
consequences.
6:2根を掘り出したり固い肉や繊維を切り裂くのに使える鋭くとがった石が、
それらに取って代わり始め、はかり知れない結果をもたらした。
6:3 No longer were the manages faced with starvation when their teeth were damaged or
[9](1. killed 2. repaired 3. worn) ;
6:3猿人はもはや、歯が損傷したりぼろぼろになった時でも飢えに直面すること
はなくなった。
6:4 even the crudest tools could add many years to their lives.
6:4最も粗雑な作りの道具でさえ、彼らの寿命を何年も延ばした。
6:5 And as their fangs diminished, the shape of their face started to alter;
6:5牙が小さくなるにつれて顔の形が変化し始めた。
6:6 the snout receded, the massive jaw became more delicate, the mouth able to make
more [10](1.noisy 2. subtle. Sweet) sounds.
6:6鼻の部分が後退し、がっしりしたあごは細くなり、口はより微妙な音を出
せるようになった。
6:7 Speech was still a million years away, but the first steps toward it had been taken.
6:7言語が現れるのはまだ100万年先のことであったが、それに向けての第一歩
が踏み出された。
・解説 [8]―2 [9]―3 [10]―2
>[8]
Absolute 「完全な」 ab(~から)+solute(完全に自由にされる)
Essential「不可欠な
ess(存在)+ence(続けるもの) →派生
Powerful 「強力な」 power(力) →派生
they were no longer essential「それら(歯)はもはや必要不可欠ではなくなっ
た」次の文に「鋭くとがった石(the sharp-edged stones)」が「それらに取って
代わり始めた(had begun to replace them)」と、その理由が述べられている。
>[9]
Killed 「kill(人や動物を殺す)の過去分詞」
  Repaired「repair(修理する)の過去分詞」
  Worn  「wear(擦り切れる)の過去分詞」
worn「すり切れた、使い古した」直前のdamaged(「損なわれる」)と同じく、
when their teeth wereに続けられる言葉を選ぶ。
>[1O]
  Noisy 「騒がしい」 noise(音) →派生
  Subtle「微妙な」
  Sweet 「快い声の」
more subtle sounds「より微妙(で複雑)な音」次の文の「言語(speech)」の発生
につながる変化を述べている。

■第8段落
8:1 When the ice had passed, [11](1. now 2. SO 3. Then) had much of the planets early
life including the manages.
8:1氷河が消えた時には、地球上に早くからあった生命―猿人も含めて―の多
くもまた死に絶えていた。
8:2 But, unlike so many others, they had left descendants;
8:2 しかし、他の多くの生物と違い、彼らは子孫を残した。
8:3 they had not merely become extinct they had been transformed.
8:3 つまり単に絶滅しかけたのではなく、変質したのである。
8:4 The toolmakers had been remade by their own tools.
8:4 道具を作る者は、自らの道具によって再生したのである。
・解説 [11]―2
>[11]so had much of the planet’s early life「地球上に早くからあった生命の多く
もまた死に絶えた」soは前のpassedを指し、倒置となっている。次の例と同じ
用法。(例)He is from Kyoto, and so am I.「彼は京都の出身ですが、私もそうで
す」

■第9段落
9:1 For in using clubs and flints, their hands had developed a [12](1. clumsiness 2.
dexterity 3. sloppiness)
found nowhere else in the animal kingdom, permitting them to
make still better tools, which in turn had developed their limbs and brains yet further.
9:1 というのも、こん棒や火打ち石を使用するうち、彼らの手は動物たちの王
国の他のどこにもみられない器用さを発達させ、さらにすぐれた道具を作れる
ようになり、その結果、手足や脳がさらに発達したからである。
9:2 It was an accelerating, cumulative process; and [13] (1. at 2. in 3. of) its end was
Man.
9:2 それは加速度的で累積的なプロセスであり、その終点には人類がいた。
・解説 [12]―2 [13]―1
>[12]
  Clumsiness 「不器用」
  Dexterity 「器用さ」
  Sloppiness 「ずさん」
dexterity「器用さ」後に「さらにすぐれた道具(still better tools)」を作るように
なったとあることから。
>[13]
at its end was Man「その終点には人類がいた」「端(はし)」の意味のendにつ
く前置調はat。
In 「中に」 of 「~の」

■第10段落
10:1 The first true humans had tools and weapons only a little better than those of their
ancestor’s a million years earlier, but they could use them with far greater skill.
10:1最初の真の人聞が持っていた道具や武器は、100万年前の祖先が持ってい
たものよりほんのわずかによい程度のものだったが、それらをはるかに高度な
技術で使用することができた。
10:2 And somewhere in these shadowy centuries they invented the most essential tool
[14](1. at 2. in 3. of) all, though it could be neither seen nor touched.
10:2 また、これらの謎に包まれた世紀のどこかで、彼らはあらゆるものの中で
最も重要な道具を発明した。もっとも、それを見たりさわったりすることはで
きなかったが。
10:3 They learned to speak, and so won their first great victory over Time.
10:3彼らは話すことを覚え、そして時間というものに対して最初の大勝利をお
さめた。
10:4 Now the knowledge of one generation could be handed on to the next, so that each
age could [15](1.escape 2. profit 3. suffer) from those that had gone before.
10:4今や、ある世代の知識は次の世代に引き継ぐことができるようになり、そ
の結果どの時代も、過ぎ去った時代から利益を得ることができた。
10:5 Unlike the animals, who knew only the present, humans acquired a past;
10:5現在のことしか知らない動物とは違い、人聞は過去を得た。
10:6 and they were beginning to [16](1. come 2.grope 3. vanish) toward a future.
10:6 そして未来ヘ向けて手探りを始めようとしていた。
・解説 [14]―3 [15]―2 [16]―2
>[14]最上級の表現をともなって「すべてのうちで」と言う時はof allとする。
inやatは用いない。
>[15]
  Escape「逃げる」   cape(外套)を脱ぎ捨てて(es)逃げる
Profit「利益を得る」 pro(前へ)進む→向上→成功→利益
Suffer 「苦しむ(自動詞)、経験する(他動詞)」 suf(下で)運ぶ、fer
(耐える)
profit from~「~から利益を得る」続くthoseはthe agesを言いかえた代名詞。
前に「今やある世代の知識は次の世代に引き継ぐことができるようになった
(Now……to the next)」とあることから推測できる。
Escape from 「~から逃げる」
Suffer from 「病気にかかる、」
>[16]
Come 「来る」
Grope「手さぐりで探す」
Vanish 「消える、見えなくなる」
言葉の習得によって人間が「過去を得た(acquired a past)」とあり、それ
に続けて述べている部分であることから、「未来に向けて手探りする(grope
toward a future)」とするのが最適。あまりなじみのない単語かもしれないが、
消去法で選ぶとよいだろう。

■第11段落
11:1 Humans were also learning to harness the forces of nature;
11:1人間はまた、自然の力を利用することを覚えつつあった。
11:2 with the taming of fire, they laid the foundations of technology and left their
animal origins far behind.
11:2火を使いこなすことにより、科学技術の基礎を築き、動物としての起源を
はるか後方ヘ置き去りにした。
11:3 Stone gave [17](1. merit 2. birth 3. way) to bronze, and then to iron.
11:3石は青銅に、そして鉄に取って代わられた。
11:4 Hunting was succeeded by agriculture.
11:4狩猟についで農業が起こった。
11:5 The tribe grew into the village, the village into the town.
11:5部族は村へと成長し、村は町へと成長した。
11:6 Speech became eternal, [18] (1. more 2. relative 3. thanks) to certain marks on
stone and clay and papyrus.
11:6石や粘土やパピルスに残されたある種の印のおかげで、言葉は永遠のもの
となった。
11:7 Presently they invented philosophy, and religion.
11:7間もなくすると彼らは哲学や宗教を発明した。
11:8 And they peopled the sky, not altogether inaccurately, with gods.
11:8 また彼らは、全くでたらめにではなく、空に神々を住まわせた。
・解説 [17]―3 [18]―3
>[17]give way to~「~に取って代わられる」
   Give birth to~「~を産む
   Give merit 「手柄を得る」
>[18]thanks to~「~のおかげで」
    there’s more to A than B「Bと言っただけではAの説明[理由,描写]と
して不十分[不適切]である」
    relative to~「~に関して」

■第12段落
12:1 As their bodies became more and more defenseless, so their means of offense
became steadily more frightful.
12:1身体がますます無防備になるにつれて、攻撃の手段は着々とより恐ろしい
ものとなった。
12:2 With stone, bronze, and iron, they [19] (1. got 2. made 3. ran) the gamut of
everything that could pierce and slash, and quite early in time they learned how to strike
down their victims from a long distance.
12:2石や青銅、鉄を用いて、突いたり切ったりできるあらゆるものを製造し、
さらにほどなくして、遠く離れた場所から犠牲者を打ち倒す方法を覚えた。
12:3 The spear, the bow, the gun, and finally the guided missile gave them weapons of
infinite range and [20](1. all 2. more. none) but infinite power.
12:3 やり、弓、銃、そしてついには誘導ミサイルによって、彼らは無限の範囲
におよぶ、武器と、ほぼ無限の力を得た。
・解説 [19]―3 [20]―1
>[19]run the gamut of~「~のすべてを経験する」
   The gamut 「全領域」
>[20]all but~「ほとんど~」almostとほぼ同義。

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