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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2005年 大問二 内容一致問題

内容一致問題
■第1段落
1:1 The issue of sustainable urban development has concentrated the minds of
governments and research organizations around the world.
1:1持続可能な都市開発の問題は、世界中の政府や研究機関の頭脳を集結させ
てきた。
1:2 Cities have been seen as the cause of environmental degradation and resource
depletion, casting an ecological footprint across the globe, far beyond their immediate
regions.
1:2都市は、環境の悪化や資源の枯渇の原因とみなされ、近隣地域の枠をはる
かに越え、世界中で環境上の踏み跡を残している。
1:3 More often than not, cities are seen as problematic with congestion, pollution, poor
housing, collapsing infrastructure, crime and poverty.
1:3渋滞、汚染、悪い住宅事情、崩壊しつつあるインフラ、犯罪、貧困のため、
しばしば都市は問題が多いとみなされる。

1:4 Yet it is cities that drive economies, and it is within them that innovation occurs and
the majority of global output is produced.
1:4 しかし、経済を押し進めるのは都市であり、また革新が起こったり、世界
の生産の大部分がなされるのも都市の中なのである。
[51] In the 1st paragraph, the term “ecological footprint” means
1. expansion of urban areas to undeveloped land.
2. road or railway construction across undeveloped land.
3. forest conservation activities.
4. planting trees on barren land.

・解答 [51]―1
>[51]「第1段の『環境上の踏み跡』という言葉は……を意味している」
1.「都市地域が未開発地へと広がること」
2.「未開発地に道路や鉄道を建設すること」
3.「森林保護の活動」
4.「不毛の土地に植林すること」
footprintは「踏み跡」、つまり「悪影響、問題」の意味を含めて使われている。
後の文で「汚染(pollution)」や「悪い住宅事情(poor housing)」などさまざ
まな例が出されていることから1が最適。

■第2段落
2:1 Over the past five years the world has seen a 2.5% growth in urban population, but
that [31](1. scatters 2. stands 3. varies) between the more developed regions (0.7%) and
the less developed regions (3.3%).
2:1 ここ5年間に、世界の都市人口は2.5パーセント増加したが、その数値は、
より発展した地域(0.7パーセント)とより発展していない地域(3.3パーセン
ト)との間でばらつきがある。
2:2 In 1999, 47%, or 28 billion, of the world’s population lived in cities, and this is set
to increase [32](1. by 2. to 3. with) around 70 million people each year.
2:2 1999年においては、世界の人口の47パーセント、28億人が都市に住んでお
り、またこの数は毎年約7千万人ずつ増加している。
2:3 The expectation is that by 2030 nearly 5 billion (61%) of the world’s 8.1 billion
people will live in cities.
2:3予想によると、2030年までには、世界人口81億人のうち50億人(61パー
セント)近くが都市に住むであろうとされている。
2:4 Of the urban population, for every one person now living in cities in developed
countries, there are two in the cities of the developing world.
2:4都市人口のうち、現在先進国の都市に住んでいる1人に対して、発展途上国
の都市には2人という割合になっている。
2:5 Within 30 years this proportion is predicted to rise to 1:4, indicating that 90% of the
growth in urbanization will be in developing countries.
2:5 30年以内にはこの比率は1対4に上昇すると予想されているが、それは都
市化における増加分の90パーセントが発展途上国におけるものであることを示
している。

[52] With regard to the world population, which of the following is not mentioned in the
2nd paragraph?
1. Between 1999 and 2030, the world’s city population will have added 2.2 billion
people.
2. The growth ratio in the urbanization of developing countries has been much higher
than that of developed countries.
3. The proportion of the urban population of developing countries to developed
countries will double by 2030.
4. Within 30 years, the urban population of developing countries will occupy 90% of
the world population living in cities.

・解答 [52]―4
>[52]「世界の人口に関して、第2段で述べられていないものは次のうちどれ
か」
1.「1999年から2030年の聞に、世界の都市人口は22億増加する」同段の第2
文(In 1999,……)によると「1999年の時点で都市人口は28億(2.8billion)」で
あり、続く第3文によると「2030年までに50億(5billion)」となる。その差
22億(2.2billion)となり、内容的に一致する。
2.「これまでの発展途上国の都市化の成長率は、先進国のそれよりはるかに高
い」冒頭文に、都市人口の増加率が「発展していない地域(less developed
regions)」でより高いことが示されており、内容が一致する。
3.「先進国に対する、発展途上国の都市人口の比率は、2030年までに倍増す
る」第4文(Of the……)で「都市人口のうち、現在先進国の都市に住んでいる
1人に対して、発展途上国の都市には2人という割合になっている」とあり、続
く最終文では「30年以内にはこの比率は1対4に上昇すると予想されている」
とある。つまり「1対2」が「1対4」に倍増するわけであるから、内容的に一
致する。
4.「30年以内に、発展途上国の都市人口は、世界の都市人口の90パーセントを
占めるようになる」最終文に“90%”とあるのは「増加分のうちの90パーセント
(90% of the growth)」ということであり「都市人口全体の90パーセント」で
はない。

■第3段落
3:1 In these countries the expansion of urbanization is [33](1. controlling 2. growing 3.
occurring) on an unimaginable scale.
3:1 これらの国々においては、都市化の拡大は想像を超えた規模で起こっている。
3:2 Very large cities the megacities with populations of over 10 million people are
becoming commonplace.
3:2非常に大きな都市―1千万以上の人口を持つメガ・シティ(巨大都市)―は
ありふれたものとなっている。
3:3 New York and Tokyo were the only megacities in 1960, but by 1999 there were 17.
3:3 1960年の時はニューヨークと東京だけがメガ・シティであったが、1999年
には17都市になった。
3:4 In another 15 years projections suggest there will be at [34](1. largest 2. least 3.
most) 26 such cities, 22 of which will be in developing countries, and 18 of these in
Asia.
3:4見積もられているところによると、あと15年すれば少なくともそのような
都市が26になり、うち22都市が発展途上国にあり、さらにその18都市はアジ
アにあるという。
3:5 However, the most aggressive growth [35](1. Appears 2. Continues 3. Corresponds)
to be in the cities of between 1 and 10 million.
3:5 しかし、最も激しい増加は、100万人から1千万人の都市にみられるようで
ある。
3:6 In 1990, we had 270 million cities; by 2015, various predictions show that there
may be between 358 and 516 of these cities.
3:6 1990年には270の「百万都市」があったが、さまざまな予測によると、
2015年までにはこのような都市の数が358から516の間になるかもしれないと
いう。

[53] Which of the following statements is not in accord with the contents of the 3rd
paragraph?
1. It can be predicted that by 2015, 400 ‘million cities’ will appear.
2. By 2015, it is projected that 70% of the world’s ‘million cities’ will be located in
Asia.
3. It is predicted that between 1999 and 2015 another 9 mega-cities will appear.
4. Only 4 mega-cities will be in developed countries in 2015.

・解答 [53]―2
>[53]「次の記述うち、第3段の内容と一致しないのはどれか」
1.「2015年までに400の『百万都市』が出現すると予測することは可能であ
る」同段最終文(In1990,……)に「358から516の間(between 358 and 516)」
という予測が述べられており、400と予測することは可能と言ってよい。
2.「2015年までに世界の『百万都市』の70パーセントがアジアに位置するこ
とになると予測されている」第4文(In another……)を見ると「26のそのよう
な都市(26 such cities)」のうち「18がアジア(18 of these in Asia)」で約70
パーセントという計算になるが、これは「1千万以上の人口を持つメガ・シ
ティ(the mega-cities with populations of over 10 million people;第2文参照)」の
話であって、「百万都市(million city)」の話ではない。
よって、2が正解。
3.「1999年から2015年の聞にさらに9つのメガ・シティが出現すると予測され
ている」第3・4文に、メガ・シティが17から26に増加すると書かれており、
数が一致する。
4.「2015年には、先進国には4つしかメガ・シティが存在しないであろう」第
4文によると「26のうち22が発展途上国にある」のだから、先進国には4つと
いうことになる。

■第4段落
4:1 It is questionable whether these statistics themselves necessarily represent a
problem.
4:1 これらの統計の数字そのものが、必ずや問題を表しているのかどうかについ
ては疑問の余地がある。
4:2 It is true that the [36](1 . better 2. more . very) size of the cities and the high
proportion of the world’s population living within them will inevitably intensify
problems, which will include the intensive use of resources such as land, water and
energy, the overstretching of infrastructure, poor sanitation and health, and social and
economic inequalities.
4:2確かに、都市の大きさそのものや世界の人口の都市居住率が高いことは、
必然的に問題を大きくするであろうし、それには土地・水・エネルギーなどの
資源の集中的使用、インフラの過剰な広がり、公衆衛生や健康状態の悪化、社
会的・経済的不平等が含まれるであろう。
4:3 The more serious problem, however, is concerned with [37](1. affluent 2. broad 3.
simple) lifestyles and wasteful use of land, both in developed and developing countries,
which result [38](1. as 2. in 3. to) a disproportionate use of resources and urban forms
that are often unsustainable.
4:3 しかしながら、より深刻な問題は先進国・発展途上国の両方における豊か
な生活様式や土地の無駄な使い方に関係があり、それらは結果として偏った資
源の使用や、持続不可能になることが多い都市形態を生み出している。
4:4 For example, commercial enterprises outside cities such as the ubiquitous shopping
mall are likely to cause most waste, pollution and harmful emissions.
4:4 たとえば、至る所にあるショッピングセンターのような郊外の商業的事業は、
最も多くのごみ、汚染、有害な排出物を発生させる可能性が高い。

4:5 Also the lifestyles of those living in low-density suburban areas on the periphery
will be responsible [39](1. by 2. for 3. to) the consumption of more resources than those
with similar incomes living in cities.
4:5 また、都市周辺部の、人口密度の低い郊外に住む人々の生活様式も、「都
市に住む同じくらいの収入の人々」よりも多くの資源を消費する原因になるで
あろう。
[54] Which of the following statements is the main idea of the 4th paragraph?
1. The high proportion of the world’s population living within cities will inevitably
intensify problems.
2. Commercial enterprises should not locate outside cities because they are the main
causes of waste, pollution and harmful emissions.
3. The lifestyles of people living in lowdensity suburban areas consume less resources.
4. Luxurious lifestyles and use of land and resources are not sustainable.

・解答 [54]―4
>[54]「次の記述のうち、第4段の主な論点であるのはどれか」
1.「都市部に住む世界の人口の比率が高いことは、必然的に問題を大きくす
る」
2.「ごみ、汚染、有害排出物の主な原因となるので、商業的事業は郊外で始め
るべきではない」(locate「~で事業を始める」)
3.「人口密度が低い郊外に住む人々の生活様式では、資源の消費は少ない
4.「ぜいたくな生活様式やぜいたくな土地・資源の利用は持続できない」
「しかしながら」以下は筆者の主張が強い内容であるので注目すべき文章であ
る。1の内容は同段第2文(It is……)に書かれているが、続く第3文で「しか
しながら、より深刻な問題は先進国・発展途上国の両方における豊かな生活様
式や土地の無駄な使い方に関係がある(The more …… countries)」と述べられ、
それが「持続不可能な(unsustainable)」都市形態につながるとしており、4の
内容に主眼が置かれていることがわかる。また、2は第4文(For example,
……)で一例としてあげられているにすぎず、主たる論点、とは言えない。3は
最終文(Also……)の内容に一致しない。

[55] In the 4th paragraph, the term “ubiquitous shopping mall’ refers to
1. the large department store with all sorts of goods in a city center.
2. the large shopping center with a vast parking space located in a suburban area.
3. the shopping district neighboring an urban residential area.
4. ecommerce using online shopping websites.

・解答 [55]―2
>[55]「第4段の『至る所にあるショッピングセンタ-』という言葉は…のこ
とを述べたものである」(ubiquitous「(同時に)至る所にある」)
1.「都市の中心にある、あらゆる種類の商品を備えた大きなデパート」
2.「郊外に位置する、大駐車場をそなえた大型のショッピングセンター」
3.「都市の居住地に隣接するショッピング区域」
4.「インターネットのショッピング・サイトを用いた電子商取引」
同段第4文(For example, ……)に「都市の外側(outside cities)」とあり、また
それらが「有害な排出物(harmful emissions)」の原因となる、とあることから、
2が正解。

■第5段落
5:1 Cities may have problems, but they are not necessarily a problem in themselves.
5:1都市には問題があるかもしれないが、都市自体が必ずしも問題なのではな
い。

5:2 According to some urban planners in England, it is the ‘failure of effective
governance within cities that explains the poor environmental performance of so many
cities rather than a [40](1.active 2. exceptional 3. inherent) characteristic of cities in
general.’
5:2 イングランドのある都市計画立案者らによると、「非常に多くの都市で環
境面での問題がみられる原因は、一般的な都市固有の特徴というよりはむしろ、
都市内部での効果的な統治の失敗にある」という。
5:3 The manipulation of urban form, and the provision of better forms of governance,
may go some way to overcome city problems.
5:3都市形態の巧みな操作、より良い統治形態の用意が、都市問題を克服する
のにいくらか役立つかもしれない。
5:4 [41](1. Because of 2. Despite. Instead of) many problems, the fastest growing cities
in developing countries have benefits for those living there.
5:4多くの問題にもかかわらず、発展途上国における最も成長の速い都市はそこ
に住む人々に利益をもたらしている。
5:5 They can provide ‘enhanced opportunity for millions of people’ and ‘refuges from a
stifling, restrictive rural life’ that may no longer be economically sustainable.
5:5それらは「何百万もの人々のための機会の増大」と、もはや経済的に持続
不可能な「息苦しく、制限の多い田舎の生活から逃れる場所」を提供すること
ができる。

5:6 The sheer vitality and numbers of people and ideas tend to change attitudes and
lifestyles, and lead to higher [42](1. aspirations 2. levels 3. means) to improve standards
of living.
5:6人々や考え方の、純然たる活力や数の多さが、態度や生活様式を変化させ
る傾向にあり、また生活水準を上げようというより高い向上心へとつながって
いく。
5:7 How, then, does this tendency relate to sustainable development and sustainable
urban form?
5:7 では、どのようにしてこの傾向が持続可能な発展と持続可能な都市形態へと
関係してゆくのであろうか。
[56] Which of the following is not one of the points made in the 5th paragraph?
1. Cities are not necessarily a problem in themselves, because they can provide
enhanced opportunity for millions of people.
2. The worst problems will occur in rural areas, because rural life is no longer
economically sustainable.
3. City problems may be overcome by the manipulation of urban form and the
provision of better forms of governance.
4. The growing cities in developing countries have benefits for those living there.

・解答 [56]―2
>[56]「次のうち、第5段で主張されていないものはどれか」
1.「都市はそれ自体が必ずしも問題なのではない。なぜなら何百万もの人々に
とっての機会を増大させられるからである」同段第1文と第5文(They
can……)に一致。
2.「最悪の問題は田園地帯に起きるだろう。なぜなら田舎での生活はもはや経
済的に持続可能ではないからである」第5文で「もはや経済的に持続不可能な、
息苦しく制限の多い田舎の生活(a stifling……sustainable)」とあるが、「最悪
の問題が起きる」とはどこにも述べられていない。
3.「都市問題は、都市形態の巧みな操作とより良い統治形態の提供によって克
服できるかもしれない」第3文(The manipulation……)に一致。
4.「発展途上国の成長しつつある都市は、そこに住む人々に恩恵を与えてい
る」第4文([41]から始まる文)に一致。

■第6段落
6:1 There is a strong [43](1. barrier 2. force 3. link) between urban form and sustainable
development, but it is not simple and straightforward.
6:1都市形態と持続可能な発展との間には強い結びつきがあるが、それは単純
でわかりやすいものではない。
6:2 It has been suggested that a sustainable city must be of a form and scale appropriate
to walking, cycling and efficient public transport, and with a compactness that
encourages social interaction.
6:2持続可能な都市とは、歩いたり自転車に乗ったりすることや効率的な公共
交通機関にちょうどよしまた社会的相互作用を促進する密集性を備えた形態と
規模のものでなければならない、ということが言われてきている。
6:3 Some other proponents have suggested forms with large concentrated centers, those
with decentralized but compact settlements linked by public transport systems, or those
with a set of self-sufficient communities based on development strategies [44](1. for 2.
On 3. To) dispersion.
6:3 また別の提唱者らは、集中化された大きな中心部を持つ形態、分散してい
るがそれぞれが公共交通機関で結ぼれた、コンパクトな居住地を持つ形態、あ
るいは分散化のための開発計画に基づいたひとそろいの自給自足コミュニティ
を備えた形態を提案している。

[57] Which of the following forms of a city with a population of 1 million people
matches the idea of “decentralized but compact settlements linked by public transport
systems” in the 6th paragraph?
1. A city with one compact settlement, in which mass transit systems are well
developed.
2. A city with two compact settlements with 500,000 people, which are connected by a
highway for private automobiles.
3. A city with three compact settlements with about 330,000 people, which are
connected by a highway network for private cars.
4. A city with four compact settlements with 250,000 people, which are connected by
mass transit systems.

・解答 [57]―4
>[57]「次にあげる100万の人口を持つ都市の形態のうち、第6段の『分散し
ているがそれぞれが公共交通機関で結ぼれた、コンパクトな居住地』という概
念に合うものはどれか」
1.「1つのコンパクトな居住地を持ち、大量輸送システムが十分発達している
都市」
2.「50万人を有する2つのコンパクトな居住地を持ち、それらが自家用車用の
幹線道路で結ぼれている都市」
3.「約33万人を有する3つのコンパクトな居住地を持ち、それらが自家用車用
の幹線道路網で結ぼれている都市」
4.「25万人を有する4つのコンパクトな居住地を持ち、それらが大量輸送シス
テムで結ぼれている都市」
同段最終文(Some other……)には「分散化されて(decentralized)」いて、し
かも「公共交通機関で結ばれている(linked by public transport)」とあるので、
4が正解。「大量輸送システム(mass transit system)」とは、たとえば都心の地
下鉄などを指す。

■第8段落
8:1 The vision of the compact city has been dominated by the model of the densely
developed core of many historic European cities.
8:1 コンパクト・シティというビジョンは、歴史上重要な多くのヨーロッパ諸都
市の、密集して発達した中心部というモデルに多大な影響を受けている。

8:2 These are a great attraction not just to architects, planners and urban designers, [46]
(1. and 2. but 3. or) to countless tourists who flock to see them.
8:2 これらは建築家やプランナーや都市設計者だけでなく、群れをなして見に
来る無数の観光客にとってもおおいに魅力あるものである。
8:3 They are seen, often by those from outside, as ideal places to live and experience the
vitality and variety of urban life.
8:3 それらは、しばしば外部から来た人々によって、住んだり都会生活の活気や
多様性を経験したりするのに理想的な場所とみなされている。
8:4 The danger is that it is a romantic vision, one which assumes a golden age that can
be recaptured through urban form, leading to a sustainable and benign civility.
8:4危険なのは、それが現実離れしたビジョンであり、そこでは、都市形態を
通して取り戻すことができて、しかも持続可能で温和な礼儀正しさにつながる
黄金時代を想定していることである。

8:5 Perhaps it is not [47](1. believable 2. interesting 3. Surprising) that the strongest
advocate for the compact city has been the European Community.
8:5 コンパクト・シティの最大の支持者がヨーロッパ共同体(EC)であること
は、ひょっとすると驚くべきことではないかもしれない。
[58] Which of the following statements is consistent with the argument of the 8th
paragraph?
1. Compact city policies are a great attraction to countless tourists.
2. The golden age can be recaptured through urban form.
3. A compact city is an ideal place to live and experience the vitality and variety of
urban life.
4. The current vision of the compact city may be dangerous because it has been
dominated by the model of historic European cities.

・解答 [58]―4
>[58]「次の記述のうち、第8段の主張と一致するものはどれか」
1.「コンパクト・シティの政策は、無数の観光客にとって大きな魅力である」
2.「黄金時代は都市形態によって取り戻すことができる」
3.「コンパクト・シティは、居住し、都会生活の活気と多様性を経験するのに
理想的な場所である」
4.「コンパクト・シティについての現在の考え方は、歴史的なヨーロッパの都
市のモデルに支配されたものであるので、危険であるかもしれない」
1は同段第2文(These are……)に、2は第4文(The danger……)に、3は第3
文(They are……)に述べられているが、第4文で「危険なのは、それが現実離
れしたビジョンであること(The danger is that it is a romantic vision)」と警告し
ている。したがって、4が正解。

■第9段落
9:1 However, the compact city policies proposed so far have been based more in theory
than in practice, and the arguments are contentious.
9:1 しかしながら、これまで提案されてきたコンパクト・シティの政策は、実践
よりも理論に基づいており、さまざまな主張が飛びかっている。

9:2 The theory is to an extent based on the assumption that restrictions on land use will
help to concentrate development and lessen the need to travel, thus [48](1. generating 2.
increasing 3. reducing) vehicle emissions.
9:2 その理論は、土地利用の制限が開発の集中的実施、および移動の必要性の
減少と、その結果としての車両の排ガスの減少に役立つだろうという想定にあ
る程度基づいている。
9:3 The promotion of the use of public transport, walking and cycling is often cited as a
solution.
9:3公共交通機関を利用する、歩く、自転車を使うといったことの促進は、一
つの解決法としてしばしばあげられる。
9:4 Further reductions of harmful emissions might also result from more energy
efficient land use planning, combined power and heating schemes, and energy efficient
buildings.
9:4 よりエネルギー効率のよい土地利用計画、熱電併給事業、エネルギー効率
のよい建物によっても、有害排出物のさらなる削減が可能になるかもしれない。

9:5 It is also argued that higher densities may help to make the provision of amenities
and facilities economically viable, [49](1.blocking 2. enhancing 3. reducing) social
sustainability.
9:5 また、より高い密集性は便利な設備や施設の供給を経済的に実現可能にす
るのに役立ち、その結果社会の持続性を高めるかもしれないとも主張されてい
る。
■第10段落
10:1 But on the down side, the compact city may become overcrowded and suffer a loss
of urban quality, with less open space, more congestion and pollution, and may simply
not represent the sort of environment in which the majority of people would wish to live
if they had the [50](1.choice 2. interest 3. right).
10:1 しかし、否定的な側面について言えば、コンパクト・シティはともすると
過密状態になり、開放されたスペースの減少と渋滞や汚染の増加をともなって
都市の特性を失うかもしれないし、また単に、大多数の人々が機会があれば住
んでみたいと思うような種類の環境を象徴しないかもしれない。

[59] Which of the following statements is inconsistent with the article?
1. Compact city policies have been proposed more on the basis of theory than practice.
2. Energy efficient land use planning may reduce vehicle emissions.
3. The overcrowding of a compact city will make social sustainability impossible.
4. People may not wish to live in compact cities unless their amenities are guaranteed.

・解答 [59]―3
>[59]「次の記述のうち、本文と一致しないのはどれか」
1.「コンパクト・シティの政策は、実践よりも理論に基づいて提唱されてき
た」第9段第1文(However, ……)に一致。
2.「エネルギー効率のよい土地利用計画は車両の排ガスを減少させるかもしれ
ない」第9段第4文のFurther …… planningの部分に「よりエネルギー効率のよ
い土地利用計画によって、有害排出物のさらなる削減が可能になるかもしれな
い」とあり、内容的に一致する。
3.「コンパクト・シティの過密状態は社会の持続性を不可能にする」第10段
(But ……)では「過密状態になる(become overcrowded)」ことによって起こ
る問題(スペースの減少や渋滞の増加など)が指摘されているが、「社会の持
続性を不可能にする」とまでは述べられていない。
4.「人々は、便利な設備が保証されなければ、コンパクト・シティに住みたい
とは思わないかもしれない」第10段に「都市の特性を失う(suffer a loss of urban
quality)」ことによって「大多数の人々が機会があれば住みたいと思うような
種類の環境を象徴しないかもしれない(may simply …… choice)」とあること
から、ほぼ一致すると言える。

[60] Which of the following makes the most suitable title for this article?
1. Historic Compact Cities in Europe
2. Sustainable Urban Governance in Developed Countries
3. Global Urbanization in Developing Countries
4. Sustainable Urban Forms

・解答 [60]―4
>[60]「この論説文に最もふさわしい表題となるのは次のうちどれか」
1.「ヨーロッパの密集性のある歴史都市」
2.「先進国における持続可能な都市の統治」
3.「発展途上国における世界規模の都市化」
4.「持続可能な都市形態」
第1段冒頭で「持続可能な都市開発の問題(The issue of sustainable urban
development)」が関心を集めていることが述べられ、次に大都市の増加とその
問題について第4段あたりまで述べられる。そして第5段最終文(How, ……)
で改めて「持続可能な発展と持続可能な都市形態(sustainable development and
sustainable urban form)」について問題が提起された後、第6段以降ではその可
能性を持つものとしてコンパクト・シティについて詳しく論じられている。以
上のことから4が全体のテーマを表していると言える。

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