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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2006年 大問二 内容一致問題

内容一致問題
■第1段落
1:1 As the reach of our daily activities expands to the global level, many people find themselves asking the question:
1:1我々の日常活動の範囲が世界的規模にまで広がるにつれ、自分が疑問を抱いていることに気づく人が多い。
1:2 “What is the best way to enjoy interacting with other cultures in this global world, while ensuring that our own local, regional, and national culture is still valued?”
1:2 それは「この地球規模の世の中で、自分の地域や国の文化をしっかりと大切にしたままで、異文化と楽しくふれあっていく最良の方法は何だろうか」という疑問である。
1:3 In the last two decades, in the [31] (1. effort 2. realm 3. face) of rapid technological change and with the impact of mass communications, people of all nations began to fear the decline of their national languages and identities and the emergence of a homogeneous global culture.
1:3 この20年間、急速な科学技術の変化に直面し、またマスコミの影響を受け、すべての国の人々は、自国の言葉と独自性の衰退、そして均質な1つの世界規模の文化の出現を恐れ始めている。
1:4 Satellites, computers, the Internet, or e­mail can [32]( 1. override 2. overcome 3. overact) any attempt by a government to protect its cultural and national heritage.
1:4 衛星、コンビュータ、インターネット、もしくはEメールが、文化的・国家的遺産を守るための政府の努力をことごとく無効にしてしまう可能性がある。
[51] It can be inferred from the article that the emergence of a global culture would not be possible without
1. receiving support from the world government.
2. rapid change in technology and mass communications systems.
3. protecting ones cultural and national heritage.
4. maintaining national languages and identities.

・解答 [51]―2
>[51]「本文から推測できることは、世界規模の文化の出現を可能にするのに欠かせないことは…」に続くものを選ぶ。
1.「世界政府からの援助を受けること」
2.「科学技術やマスコミのシステムの急速な変化」
3.「自文化と自国の遺産を守ること」
4.「自国の言語と独自性を保つこと」
2を続けると、第1段の空所[31]を含む文(In the last…)に一致する。

■第2段落
2:1 Critics of globalism want a revival of cultural pluralism, and many have joined movements with a renewed [33](1. affiliation 2. appreciation 3. anxiety) of traditional religion, local language, and ethnic origin.
2:1 グローバリズムを批判する人々は、文化的多元性の復活を望んでおり、多くの人々が伝統的な宗教、地方の言語、そして民族の起源を再評価する運動に参加している。
2:2 For example, interest has grown in preserving dialects such as Gaelic and Welsh.
2:2例えば、ゲール語やウエールズ語のような方言を守り残していくことに関心が高まっている。
2:3 In French Polynesia there is heightened pride in the Tahitian language, and now it is taught formally in local schools, which was not true a generation ago.
2:3 フランス領ポリネシアではタヒチ語に対する誇りが高まっており、現在では地方の学校で正式に教えられているが、それは一世代前にはなかったことである。

2:4 But extreme ethnocentrism is not what critics of global culture want to [34] (1. preserve 2. discard 3. ignore) in the movements to promote cultural pluralism.
2:4 しかし、極端な自民族中心主義というのは、世界規模の文化を批判する人が文化的多元性促進運動の中で守り残したいと思っているものとは違う。
[52] According to the article, which of the following best represents the position of critics of globalism?
1. They want to preserve cultural pluralism.
2. They want to promote the use of a standardized language.
3. They want to see to it that English will be replaced by Gaelic and Welsh.
4. They want to prohibit the use of the Tahitian language in French Polynesia.

・解答 [52]―1
>[52]「本文によると、グローバリズムを批判する人々の立場を最もよく表しているものは次のうちどれか?」critic「批評家、批判する人」
1.「彼らは文化的多元性を守り残していきたいと思っている」
2.「1つの標準化された言語の使用を促進したいと思っている」
3.「英語がゲール語やウエーノレズ語に取って代わられるように計らいたいと思っている」see to it that~「~するように取り計らう」
4.「フランス領ポリネシアではタヒチ語の使用を禁止したいと思っている」
1を続けると第2段冒頭文(Critics of…)に一致する。pluralism「多元性」とは複数の異なる文化が共存することを意味する。第2段第2・3文(For example、…)には言語に関する記述がある。しかし、3のようにゲール語やウエールズ語といった方言が「英語に取って代わる」ことまではふれられていない。タヒチ語の使用に対しでも肯定的な記述がある。同段最終文(But extreme…)にはextreme ethnocentrism「極端な自民族中心主義」について否定的な記述があるが、4のように「タヒチ語を禁止する」ことは述べられておらず、これはグローパリズムを批判する人々の望むことではないと考えられる。

■第3段落
3:1 Rather, direct interaction with people from other cultures has become a day-to-day reality for many of us.
3:1 むしろ、他の文化圏出身の人々と直接ふれあうことが、我々の多くにとって日常的現実となっている。
3:2 Those fearful of cultural domination misjudge the ability of national culture to survive under the assault of globalism.
3:2文化の支配を恐れる人々は、国家の文化がグローバリズムによる激しい攻撃の下で生き抜く可能性を誤って判断している。
3:3 Learning another culture does not necessarily make us lose our own.
3:3他の文化について学んだからといって、必ずしも自分自身の文化を失ってしまうわけではない。

3:4 To communicate, we can make adaptations to another culture without changing the fundamental premises that we value in our own cultures.
3:4 コミュニケーションをするため、我々は自分自身の文化において重んじている基本的前提を変えずに、他の文化に適応することができる。
3:5 In fact, our enculturation* from birth is so thorough that we cannot usually [35](1. build 2. rid 3. compose) ourselves of our culture even when we will to do so.
3:5実際、出生以来の文化適応というのは極めて徹底したものであるので、自分の文化を取り除くことは、しようと思っても普通できないものである。
[53] Which of the following best represents the author’s position as expressed in the article?
1. The rapid expansion of globalism will eventually destroy local cultures and our identities.
2. The excessive exposure to intercultural exchanges will lead to the eventual loss of our own cultural values.
3. Intercultural communication necessarily implies the weakening of our own identities.
4. It is possible to engage in intercultural exchanges without having a great effect on the values in our culture.

・解答 [53]―4
>[53]「次のうち、本文に述べられた筆者の立場を最もよく表すものはどれかけ
1.「グローバリズムの急速な拡大は最終的に地方の文化や我々の独自性を破壊するだろう」
2.「異文化交流に過度にさらされることは、自分自身の文化の価値を最終的に失うことにつながる」exposure to~「~にさらされること」
3.「異文化コミュニケーションは、必然的に、我々自身の独自性を弱めることを伴う」
4.「我々の文化の価値に大きな影響を与えることなく異文化交流に従事することは可能である」
第3段第2文(Those fearful of…)で「国家の文化がグローバリズムによる激しい攻撃の下で生き抜く可能性」について述べられている。また続く第3文(Learning another culture…)で「他の文化について学んだからといって、必ずしも自分自身の文化を失ってしまうわけではない」とあり、4のみがこれと一致する。

■第4段落
4:1 People should not fear the intercultural exchanges that have historically contributed to robust societies.
4:1歴史的に強固な社会を形成する上で貢献してきた異文化交流を人々は恐れるべきではない。
4:2 We can benefit from what we learn from other cultures.
4:2我々は他の文化から学ぶことによって利益を得られるのである。
4:3 In today’s multicultural, global society, we need to learn to adapt to other cultures in order to survive.
4:3今日の多文化的・世界規模的社会においては、生き抜くためには他文化に適応できるようになる必要がある。
4:4 A successful Japanese executive once said that to be effective in two cultures is like handling two swords at the same time.
4:4 2つの文化の中でうまくやっていくことは2つの剣を同時にあやつることに似ている、とある成功した日本人経営者がかつて言ったことがある。

4:5 In one culture you must be assertive, quick, and to the point.
4:5一方の文化の中では断固とした、機敏な、要領を得た態度であらねばならない。
4:6 The other culture may require you tube unassertive, patient, and indirect.
4:6 もう一方の文化の中では、自己主張せず、忍耐強く、遠回しに表現することが求められるかもしれない。
4:7 You have to learn to shift styles, like handling two swords.
4:7 2つの剣を扱うように、やり方を変えられるようになる必要がある。
[54] The author mentions the case of a successful Japanese executive in order to show that
1. the Japanese people tend to have a double standard in handling business matters.
2. the Japanese culture is best characterized by its flexibility.
3. it is necessary for us to adapt to other cultures for our survival in this globalized world.
4. we literally need to learn to handle two Swords at the same time for our survival.

・解答 [54]―3
>[54]「筆者が成功したある日本人経営者の事例について述べることによって、示そうとしていることは…」に続くものを選ぶ。
1.「日本人は商売上の問題を処理するのに二重の基準を持つ傾向がある」
2.「日本文化の最大の特徴は柔軟性である」
3.「この世界規模化された世の中で生き抜くため、我々は他の文化にあわせることが必要である」
4.「我々は生き抜くため、文字通り2つの剣を同時に扱えるようにする必要がある」
日本人経営者については第4段第4文(A successful…)に記述がある。同段第1・2文(People should…)からわかるように、異文化交流をし、異文化から学ぶことの重要性について述べており、3のみが論旨に一致する。なお、4はliterally「文字通り」とあるので、実際にsword「剣」を手に取ることになるので一致しない。

■第6段落
6:1 A people should be sensitive to the importance of undesirable events in their history with another culture;
6:1国民は、他の文化との歴史における望ましくない出来事の重大性について敏感であるべきである。
6:2 it is important to acknowledge what happened in the past.
6:2 つまり過去に起こったことを認めることが大切である。
6:3 But in acknowledging this history, it will help communication if one culture does not blame current generations of the other for past [37](1. transgressions 2. transitions 3. Transmissions).
6:3 しかし、このような歴史を認める際には、一方の文化が他方の現在の世代を、過去の罪を理由に非難することがなければ、コミュニケーションに寄与するだろう。
6:4 There are times when we need to forgive and forget.
6:4許し、そして忘れることが必要なときもある。
6:5 To overcome cultural differences, we should strive to conduct our relationships in the present.
6:5文化的相違を克服するためには、現在の関係を進めていく努力をするべきである。
6:6 We need to evaluate one another as individuals based on personal and direct experience, [38] (1. as a result of 2. depending on 3. regardless of) culture or nationality, and independent of the impersonal and stereotypical expectations instilled in us by history.
6:6我々は文化や国籍にかかわらず、また歴史によって植え付けられた個人とは無関係の固定観念的な予想に左右されず、個人的・直接的経験に基づいて互いを個人として評価する必要がある。

6:7 Ethnocentrism and empathy are opposites.
6:7自民族中心主義と共感は相反するものである。
6:8 The point to be emphasized here is that neither nations nor cultures communicate, but that people do.
6:8 ここで強調すべき点はコミュニケーションをするのは国でも文化でもなく人であるということだ。
[55] Which of the following is mentioned as a way to improve relations between people from different cultures?
1. We need to evaluate individuals based on what history tells us about their country.
2. The younger generations must always be ready to apologize for what happened in the past.
3. We need to pay due respect to the history of a nation, and never forget the past.
4. We need to evaluate individuals based on personal and direct experience.

・解答 [55]―4
>[55]「次のうち、異なる文化の人々の関係をよくする方法として述べられているのはどれか?」
1.「我々は、その人の国について歴史が語っていることに基づき、人を評価する必要がある」
2.「より若い世代が、過去に起こったことを常に進んで謝罪するようにしなければならない」
3.「我々は国の歴史にしかるべき敬意を払い、過去を決して忘れないことが必要である」due「しかるべき、正当な」
4.「我々は、個人的・直接的経験に基づいて個人を評価する必要がある」
4が第6段第5文(We need to…)に一致。1は同文の空所[38]より後に「歴史によって植え付けられた個人とは無関係の固定観念的な予想、に左右されず」とあるので、不適。2は第6段第2文(But in acknowledging…)に「一方の文化が他方の現在の世代を、過去の罪を理由に非難することがなければ、コミュニケーションに寄与するだろう」とあるので不適。3は第6段第3文(There are times when…)に反する。

[56] Which of the following best defines the term “ethnocentrism” as used in the article?
1. The idea of evaluating other cultures based on preconceptions originating in ones own culture.
2. The desire by a group of people who share the same race, culture, language, etc. to form an independent country.
3. People who are prejudiced in their views and intolerant of the opinion of others.
4. A pre conceived opinion that is not based on reason or actual experience.

・解答 [56]―1
>[56]「次のうち、本文で用いられている『自民族中心主義(ethnocentrism)』という用語を最も適切に定義づけているものはどれか」
1.「自分自身の文化から生じる先入観に基づいて他の文化を評価するという考え方」
2.「人種、文化、言語などを同じくする人々の集団が抱く独立国家を作りたいという願望」
3.「考え方に先入観があり、他人の意見を認めない人々」intolerant of~「~を許せない、~に我慢できない」
4.「理性や現実の経験に基づかない、先入観的な意見」
第6段第5・6文(We need to…)に「我々は文化や国籍にかかわらず、また歴史によって植え付けられた個人とは無関係の固定観念的な予想に左右されず、個人的・直接的経験に基づいて互いを個人として評価する必要がある。自民族中心主義と共感(=異文化の人聞を個人として評価するのに必要な要素)は相反するものである」とある。逆に言えば、自民族中心主義は「固定観念に基づいて個人を評価すること」になり、1が最もこれに近い。empathy「共感、感情移入」

■第7段落
7:1 Research in the field of intercultural communication clearly shows that often we do not have empathy toward people who seem different, which makes it difficult to evaluate a person from another culture as an individual.
7:1異文化コミュニケーションの分野での研究では、我々はしばしば自分と異なるように見える人に対して共感を覚えず、そのことが他の文化圏の人を個人として評価することを困難にしている、ということがはっきりと示されている。
7:2 Most people try to [39] (1. avoid 2. accept 3. encourage) the unfamiliar.
7:2 ほとんどの人は見慣れない人を避けようとする。
7:3 The key challenge that we encounter in intercultural communication is cultural difference between persons who interact and the stress that results from such encounters.
7:3異文化コミュニケーションで我々が遭遇する主要な難題は、当事者間の文化の違いと、その遭遇から来るストレスである。
[57] According to the author, it is difficult to evaluate people from another culture as individuals. Why?
1. Because it is difficult to empathize with those people who seem different.
2. Because we tend to have stereotypical expectations which are determined biologically.
3. Because ethnocentrism always prevents us from looking at them as individuals.
4. Because we often fail to cope with the stress resulting from intercultural communication.

・解答 [57]―1
>[57]「筆者によれば、他の文化の人々を個人として評価することは難しい。
それはなぜか」
1.「異なって見える人々に共感することは難しいため」
2.「我々は生物学的に決定づけられた固定観念的予想を持つ傾向があるため」
3.「自民族中心主義のせいで、他の文化の人々を個人として見ることができないことが常であるため」
4.「我々は異文化コミュニケーションから生じるストレスを処理できないことがしばしばあるため」
1が第7段冒頭文(Research in…)に一致。2のstereotypical expectations「固定観念的予想」は第6段第5文(We need to…)にあるように「歴史によって植え付けられた」ものであり、「生物学的に決定づけられた」ものではないので不適。

■第8段落
8:1 Our culture inculcates our behavior in us from birth, and we learn it so well that we internalize it at a subconscious level.
8:1文化は我々に出生時から行動を植え付け、我々はそれを無意識的なレベルで内面化するくらいにしっかりと覚え込む。
8:2 To communicate across cultures, we need first to raise our own internal rules to the level of a conscious, externalized map.
8:2文化を越えてコミュニケーションをするためには、まず自分自身の内面化されたルールを、意識的なレベルつまり外面化された図面まで引き上げる必要がある。
8:3 This will allow us to interact more through conscious choice, so that we can examine differences in behavior rather than automatically reacting [40] (1. positively 2. negatively 3. neutrally).
8:3 このことによって我々は意識的な選択を通してふれあうことがより多くなり、その結果、自動的に否定的な反応をしてしまうのではなく、行動の違いを検証できるようになるのである。

8:4 We then need to study the culture we are targeting in order to cross cultural barriers and achieve successful communication.
8:4 そして、文化の障壁を越えてコミュニケーションをうまく達成するためには、我々は対象としている文化について研究する必要がある。
[58] The author suggests that one of the ways to improve our cross-cultural communication is try to
1. engage in non-verbal behavior as much as possible, while minimizing verbal behavior.
2. raise our level of consciousness to such an extent that we can automatically react to what the other person says.
3. meet as many people as possible so that we may learn to make a good choice as to what to say.
4. externalize what we have learned in our culture so that we can make conscious decisions.

・解答 [58]―4
>[58]「筆者の述べるところでは、文化を越えたコミュニケーションを向上させる方法の1つは次の努力をすることである…」に続くものを選ぶ。
1.「言語を使わない行動にできるだけ従事し、一方で言語を使う行動を最小限にする」
2.「相手の人が言うことに自動的に反応できる程度まで、我々の意識レベルを向上させる」to such an extent that…「…する程度まで」
3.「言うべきことに関してよい選択ができるようにするため、できるだけ多くの人に会う」
4.「意識的な決定ができるよう、自分の文化で学んだことを外面化する」externalize「外面化する、具体化する、客観化する」4が第8段第2・3文(To communicate…)に一致する。1~3は本文に記述なし。

■第9段落
9:1 Clearly, a dual approach is necessary to deal with intercultural communication obstacles.
9:1異文化コミュニケーションの障害に対処するためには二重の方法が必要であることは明らかである。
9:2 The obstacles that we can identify from an external perspective of a target culture may only be [41] (1. accused 2. overcome 3. accepted) by internal study of the culture, there by gaining understanding of the perspectives that the culture provides.
9:2対象とする文化を外面的に見ることから確認できる障害は、その文化を内面的に研究し、それによってその文化の呈する物の見方を理解することによって克服できてしまうことがある。
■第10段落
10:1 An external approach should be used to first [42](1. sensitize 2. sensitive 3. insensitive) people to their own concept of culture and to foster appreciation of cultural diversity.
10:1 外面的な方法が用いられるべきなのは、まずは文化について自己が抱いている概念に対して人々を敏感にさせるため、そして文化的な多様性を正しく評価する態度を育成するためである。

10:2 We need to become conscious of what is in our heads and how we behave.
10:2我々は、自分の頭に何があり、どのように自分が行動するのかを意識するようになる必要がある。
10:3 We also need to be aware that how we see ourselves [43](1. must 2. may well 3. may not) be how others see us.
10:3 また、自分の自分に対する見方は、他人の自分に対する見方とは違うかもしれないことも知る必要がある。
10:4 Looking into the face of a person from another culture may show you your own.
10:4異なる文化圏の人の顔を見つめると、自分自身の文化が見えてくることがある。
10:5 Viewing a target culture through this external frame helps one to anticipate pitfalls and deal with unfamiliar situations, thereby greatly increasing ones adaptability.
10:5対象となる文化をこのような外面的な枠組みから見ることは、落とし穴を予期し、慣れない状況に対処し、それによって適応性を大いに高めることに役立つ。
■第11段落
11:1 Internal cultural information about the target culture should then be examined;
11:1次に、対象となる文化に関する内面的で文化的な情報が検証されるべきである。
11:2 for example, you may want to look at the differences between Japan and the United States.
11:2例えば、日本と米国の違いについて目を向けてみたいと思うかもしれない。

11:3 This type of culture specific information is useful for persons from either of these two cultures in attempting to communicate with persons from the other.
11:3 この種の、ある文化に特有の情報は、これら2つの文化のいずれの出身者にとっても、もう一方の文化の出身者とのコミュニケーションを図る際に有効である。
11:4 One needs to look internally at the historical background of a culture and its major institutions (such as religion, government, and family) as part of the cultural frame.
11:4 ある文化の歴史的背景と主要な制度(例えば宗教、政府、家族)を、文化的な骨格の一部として内面的に見る必要がある。
11:5 One must learn the rules of behavior for specific situations in a culture.
11:5 ある文化において特定の状況でどういう行動をとるかという決まりを学ぶ必要がある。
11:6 A [44] (1. disposable 2. theoretical 3. practical) approach for obtaining target cultural information is to consult travel guides, to read current publications, and to watch videos on the country.
11:6対象となる文化の情報を得る実際的な方法の1つは、旅行案内書を参照し、現在の出版物を読み、その国についてのビデオを見ることである。

11:7 When in the country it is valuable to attend local cultural events, and businesspersons should also [45](1. enhance 2. endanger 3. endeavor) to join some kind of business group.
11:7 その国に行ったときに地元の文化的な行事に参加することは価値があるし、実業家であれば、ある種の実業グループに参加する努力もすべきである。
[59] Which of the following contradicts the author’s position about approaches toward a better intercultural communication?
1. An external approach helps you to increase your adaptability by observing a target culture through the external frame.
2. An internal approach is one in which you try to accumulate culture-specific information.
3. An external approach needs to be followed by an internal approach in order to gain a proper perspective of a given culture.
4. An internal approach enables you to identify intercultural communication obstacles.

・解答 [59]―4
>[59]「よりよい異文化コミュニケーションへの方法について、筆者の立場に反するのは次のうちどれか」
1.「外面的な方法を用いれば、外面的な枠組みから対象となる文化を観察することによって適応力を高めることに役立つ」
2.「内面的な方法の1つは、ある文化に特有の情報を集めるようにすることである」
3.「該当する文化の適切な視点を得るため、外面的な方法に続いて内面的な方法を用いる必要がある」
4.「内面的な方法を用いれば、異文化コミュニケーションの障害を見つけることができる」
論旨に「反する」ものを選ぶことに注意。1は第10段の内容、特に同段最終文(Viewing a target…)の内容に一致する。2は第11段第1・2文(Internal cultural…)に一致する。3は第10段冒頭(An external approach…)で「外面的な方法がまずは用いられるべきである」と述べられ、続いて第11段で「次に、対象となる文化に関する内面的で文化的な情報が検証されるべきである」とあることから、論旨に一致する。4は第9段第2文にThe obstacles that we can identify from an external perspective「外面的に見ることから確認できる障害」とあることから、internal「内面的」の部分が論旨に反するので、これが正解。

■第12段
12:1 Fortunately cultural norms do not exist for every situation that individuals face in life.
12:1 幸いにも、個人が人生において直面するすべての状況に対して文化規範が存在しているわけではない。
12:2 We can consciously evaluate new situations and make decisions about how to handle them.
12:2 我々は新しい状況を意識的に評価し、それらにどう対処するかを決定することができる。
12:3 Thus, we can and do act to transcend the [46](1. binding 2. unbinding 3. bounced) fetters of our cultural norms.
12:3 このようにして我々は文化規範という我々を束縛している足かせを克服するために行動することができるし、また実際に行動している。

12:4 People who communicate effectively between their own and a target culture seem to create a third culture perspective [47](1. neutral 2. dry 3. fantasy) zone into which they step to communicate.
12:4自分の文化と対象となる文化の間で効果的にコミュニケーションをする人々は「第3の文化の視点」、つまりコミュニケーションをするために踏み出すことのできる中立地帯を形成しているように思われる。
12:5 There they retain their basic native culture while partially adapting to traits of the target culture.
12:5 そこで彼らは自国の基本的な文化を保持し、一方で対象となる文化の特徴に部分的に適応する。
12:6 If they are fortunate, they will communicate with others who can do the same and will meet them in this third zone.
12:7 運がよければ、同じことのできる別の人々とこの第3の地帯でコミュニケーションをし、出会うのである。
[60] According to the author, “cultural norms” are something that
1 . we need to respect so that we may be accepted within a given society. 2. we need to go beyond in order to succeed in intercultural communication.
3. we have to reformulate so that we can make the right decisions.
4 . we can never learn by consulting travel guides, reading current publications, etc.

・解答 [60]―2
>[60]「筆者によれば、『文化規範(cultural norms)』とは…」に続くものを選ぶ。
1.「該当する社会の中で受け入れられるようにするために、我々が尊重しなければならない(ものである)」
2.「異文化コミュニケーションで成功するために、我々が乗り越えなければならない(ものである)」
3.「正しい決定ができるよう、再構築しなければならない(ものである)」
4.「旅行案内書を参照したり現在の出版物を読むなどの方法では決して学ぶことができない(ものである)」
問題文のsomething that…「…するもの」のthatはsomethingを先行詞とする関係代名詞(目的格)であることに注意。第12段の空所[46]を含む文(Thus, we can…)に「このようにして我々は文化規範という我々を束縛している足かせを克服するために行動することができるし、また実際行動している」とある。文中のtranscendは「乗り越える、超越する」という意味であり、2のgo beyondとほぼ同義である。したがって2が一致する。なお、4で述べられている旅行案内書や出版物については、第11段の空所[44]を含む文(A practical approach…)に記述があるが、これらの方法は同段前半で述べられているように、相手の文化を理解するのに重要であるので「決して学ぶことができない」というのは誤り。

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