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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2008年 大問二 内容一致問題

内容一致問題
■第1段落
1:1 The humanitarian response to the 2004 Asian tsunami was swift and global.
1:1 2004年のアジアの津波に対する人道主義的な反応は、迅速で世界規模的なものだった。
1:2 But compared to the tasks that outside relief agencies and foreign soldiers undertook, those assigned to local Indonesian volunteers in Banda Aceh were far more grim.
1:2 しかし外部の救助機関や外国人兵士が引き受けた任務に比べ、バンダ・アチェの現地インドネシア人ボランテイアに割り当てられた任務は、はるかに厳しいものだ、った。
1:3 Their mission: to clear the provincial capital of corpses, both in order to preserve the dignity of the tens of thousands of victims and also to prevent epidemics among survivors.
1:3彼らの任務とは、州都から遺体を除去することであり、それは何万人もの犠牲者の威厳を守るためだけでなく、生存者に伝染病が広がるのを防ぐためでもあった。
1:4 For weeks, they gradually went district by district through the wrecked city, freeing decomposing remains from the rubble for burial in mass graves.
1:4何週間にもわたって、徐々に、彼らは壊滅した町の地域をひとつひとつ回り、腐敗しつつある遺体を、集団墓地に埋葬するために瓦磯から取り出した。
1:5 “It was very, very surprising,” says Hezbollah M. Saad, an Indonesian human rights commissioner.
1:5 「非常に驚くべきことでした」と、インドネシアの人権団体役員のハスバラ=M.サード氏は述べている。
1:6 “We never imagined that people would come [31] (1. reluctantly 2. Spontaneously 3. Finally).”
1:6 「人々が自発的にやって来るとは想像もしませんでした」と。

[51] An Indonesian rights commissioner was surprised by the humanitarian response to the 2004 Asian tsunami because
1. there were so many corpses to clear.
2. it took weeks to go district by district through the wrecked city. 3. many people came because of a natural impulse to help.
4. an unexpected number of people were unwilling to join the relief effort.

・解答 [51]―3
>[51]「あるインドネシアの人権団体役員は、2004年のアジアの津波に対する人道的な反応に驚いた。なぜなら…」に続くものを選ぶ。第1段の最後の2文において、その人にとって「驚くべき(surprising)」ことだったのは、人々が「自発的に」(spontaneously、問題[31])現れたことだったと書かれている。3の「多くの人が、手助けしたいという自然の衝動によりやって来た」がこれと一致する。
1.「除去しなければならない遺体があまりにも多くあった」惨状に対して驚いたわけではないので不適切。
2.「壊滅した町の地域をひとつひとつ回るのに何週間もかかった」仕事の内容に驚いているわけではないので不適切。
4.「予想外の数の人々が救助活動に加わるのを嫌がった」「嫌がった」がおかしい。
■第2段落
2:1 The volunteers’ sacrifices were symbolic of an underappreciated force in modern Asia:
2:1 ボランテイア達の献身的行為は、現代のアジアにおいて過小評価されているひとつの力を象徴するものだった。
2:2 that of groups formed to address social and economic issues.
2:2 それは、社会や経済の問題に取り組むために作られた集団の力である。

2:3 Time and again, the region’s youth are portrayed as money grubbing “me-firsters”― that is, the 21st century’s version of Americas post World War II “baby boomers.”
2:3 しばしば、その地域の若者は金もうけ主義の「自分優先主義者」だと表現される―つまり、第二次大戦後のアメリカにおける「ベビーブーム世代」の21世紀版である。
2:4 In Japan, leaders criticize “parasite singles,” people over age 25 who live at home with their parents in [32] (1. suspended 2. accelerated 3. hostile) adolescence;
2:4日本では、指導者達が「パラサイト・シングル(居候の独身者)」、つまり延期された青年期を親と一緒に自宅で過ごす25歳を超える人々のことを批判している。
2:5 in Singapore, they fret about the younger generation’s tendency to avoid the costs and cares of childrearing.
2:5 シンガポールでは、子育ての費用や世話を避けようとする若い世代の傾向が心配されている。
2:6 Everywhere the premise that an Asian “me generation” has  [33] (1. succeeded 2. receded 3. emerged) is seldom if ever challenged.
2:6 いたる所で、アジアの「ミー・ジエネレーション(自己中心世代)」が出現したという前提に異議が唱えられることは、あるとしてもめったにない。

2:7 After all, study after study has plotted the rise of millions of new consumers across the region, noting that global economic growth is increasingly driven by the buying power of [34](1. afflicted 2. affiliated 3. affluent) households in places like Shanghai, Jakarta and Mumbai.
2:7 とは言っても、調査によれば、アジア地域一帯で何百万という新しい消費者が出現していることが次々と示され、上海、ジャカルタ、ムンバイのような都市に住む裕福な家庭の購買力によって世界規模の経済成長がいっそう押し進められていると言われている。
2:8 One would think that all they want to do – and all the world wants them to do – is spend, spend, spend.
2:8彼らのしたいことは―そして全世界が彼らにしてほしいことは―ひたすらお金を使うことであるように思えてしまう。
 [52] The “me-first” image of globalized youth in modern Asia is
1. fitting.
2. lacking depth or scope.
3. false.
4. often challenged.

・解答 [52]―2
>[52]「現代アジアの国際化した若者の『自分優先主義』 的な印象は…」に続くものを選ぶ。正解の2は「(考察の)深みや視野を欠いている」という意味。
第2段第2文(Time and again---“me-firsters”)で、「しばしばその(アジアの)地域の若者は金もうけ主義の『自分優先主義者』だと表現される」と述べ、その具体例を挙げたあと、次の段落の冒頭文(Such observations…)で「そのような考察は、誤りというよりむしろ一面的すぎる」と述べており、2と内容が近い。
3の「真実ではない(false)」という言い方は断定的すぎる。また、本文にも「誤りというよりも…」とある。
4は「しばしば異議を唱えられる」という意味だが、第2段の問題[33]の文中に「異議を唱えられることはあるとしてもめったにない(is seldom if ever challenged)」とあることから誤り。if everは「たとえあるにしても」を意味する挿入句。

■第3段落
3:1 Such observations aren’t so much wrong as one dimensional.
3:1 そのような考察は、誤りというよりむしろ一面的すぎる。
3:2 History shows that industrializing societies evolve – often radically – with each successive generation.
3:2工業化しつつある社会というものは―しばしば大幅に―連続する世代ごとに発展するものである。
3:3 So in light of Asia’s [35](1. breakneck 2. uncharted 3. sluggish) modernization, it is little wonder that values are changing fast.
3:3 したがって、アジアの異常な速さで進む現代化を考えれば、価値観が急速に変わりつつあることはほとんど驚きに値しない。
3:4 But alongside the spread of capitalism and conspicuous consumption, the region is also experiencing a profusion of new nongovernmental organizations (NGOs), a religious resurgence and rising nationalism.
3:4 しかし資本主義や著しい消費の広がりと並んで、アジア地域には、多くの新しい非政府組織(NGO)、宗教の復活、ナショナリズムの高まりも見られつつある。

3:5 There are an estimated 2 million NGOs in India, and China now has 2,000 [36](1. unwelcome 2. banned 3. registered) “green” groups – up from zero in the early 1990s.
3:5 インドでは推定で200万のNGOがあるとされ、また中国には、登録された「緑」の団体が―1990年代当初はゼロだったが―現在は2000もある。
3:6 In Indonesia, students from the top three universities in the country were surveyed on their career plans in 2004.
3:6 インドネシアでは2004年、国のトップの三大学の学生を対象に、キャリアプランについての調査が行われた。
3:7 An astonishing 73 percent said they would prefer to work for an NGO rather than for the government, and about the same number said civic organizations could do more than the government to improve the country.
3:7驚くべきことに、73パーセントの者が政府で働くよりもNGOで働きたいと答え、またほぼ同数の者が、政府よりも市民団体の方が国を発展させるためにできる仕事が多いと答えている。
3:8 In these Asian countries and others, the operative pronoun is “we” – the power of groups to enhance the [37] (1. common 2. political 3. commercial) good.
3:8 これらの国や他のアジア諸国では、重要な代名詞は「私達」であり、それは共通の利益を高めるための集団の力なのである。
 [53] According to the article, the proliferation of NGOs in Asia is associated with
1. a resurgence of socialism.
2. capitalism and conspicuous consumption.
3. a spirit of altruism.
4. egocentric behavior.

・解答 [53]―3
>[53]「本文によると、アジアにおけるNGOの激増は…と関係がある」に続くものを選ぶ。正解の3の意味は「利他主義の精神」。「利他主義(altruism)」とは「利己主義(egoism)」の反意語である。第3段第4文(But alongside the…)から後に、アジア地域のNGOの増加の現状や、NGOに対する学生の支持についての記述があり、さらに段落の最終文(In these Asian…)に「これらの国や他のアジア諸国では重要な代名詞は『私達』であり、それは共通の利益を高めるための集団の力なのである」と書かれていることから、「利他主義」という説明が当てはまる。
なお1は「社会主義の再起」、2は「資本主義と著しい消費」4は「自己中心的な行動」の意味。

■第4段落
4:1 In fact, the interplay between individualism and collective action forms the background of much of Asia’s dynamism.
4:1実際、個人主義と集団的行動との聞の相互作用は、大部分においてアジアの活力の背景を形成している。

4:2 One example is modern day Bangladesh.
4:2 その一例が今日のバングラデシュである。
4:3 [38] (1. Due to 2. Infamous for 3. Motivated by) bad governance and incessant civil unrest, the country of 145 million has, nevertheless, become an overachiever among developing nations.
4:3統治の悪さと絶えず不穏な市民情勢で悪評が高いにもかかわらず、人口1億4500万人のこの国は、発展途上国の中では期待を上回る成長をとげている。
4:4 Its gravity―defying economy was expected to grow by 6.7 percent in 2006, and the country is on [39](1. track 2. hold 3. top) to meet its development goals on poverty reduction, gender equality, literacy and rural development.
4:4 うなぎ上りのその経済は、2006年には6.7パーセントの成長が見込まれ、国は、貧困の低減、男女平等、識字率の上昇、農村地域の開発といった発展目標を達成する過程を順調に進めている。
■第5段落
5:1 But how?
5:1 しかしどのようにしてそうなったのだろうか。
5:2 One growth [40] (1. expectation 2. obstacle 3. driver) is the millions of small scale enterprises funded by loans extended without conditions to poor households.
5:2成長の推進力のひとつは、貧困家庭に無条件で貸し出されるローンを資金とした、何百万もの数の小規模事業である。
5:3 The other: a vibrant, youth oriented NGO community that bolsters educational and health services.
5:3 もうひとつは、教育や厚生の事業を支える、若者向けの精力的なNGO共同体である。
5:4 “The government is wobbly and [41] (1. ineffective 2. incisive 3. influential),” says Muhammad Yuns, founder of the microcredit project called the Graeme Bank and winner of this year’s Nobel Peace Prize.
5:4 「政府は不安定で役立たずだ」と、グラミン銀行という名の小口貸付け事業の創設者で今年のノーベル平和賞受賞者のムハマド=ユヌス氏は述べている。
5:5 “But our NGOs are strong and getting stronger, and they focus on the issues we need them to.”
5:5 「しかし我々のNGOは強いしまたさらに強くなりつつあり、重点的に取り組んでもらう必要のある問題に取り組んでいる」と。
  [54] What is the main reason that the example of Bangladesh is mentioned in paragraphs 4 and 5?
1. It has many younger people who work for health and educational NGOs.
2. It has high economic growth, and is following the same consumption trends as other Asian countries.
3. It has a gravity―defying economy thanks to the efforts of a Nobel Prize winner.
4. It suffers from the tension between individualism and collective action.

・解答 [54]―1
>[54]第4・5段においてバングラデシュの例が挙げられている理由を選ぶ。第5段で、国の経済成長が著しい理由として、1つ目に「貧困家庭に無条件で貸し出されるローンを資金とした、何百万もの数の小規模事業(the millions of…households)」、2つ目にThe otherとして「教育や厚生の事業を支える、若者向けの精力的なNGO共肉体(a vibrant…health services)」が挙げられている。1の「厚生や教育関係のNGOで働く、より若い人々が多くいるから」が2つ自の理由と一致している。
2.「経済成長が著しく、その次に他のアジア諸国と同じ消費が続いているから」バングラデシュが例として挙がっているのは他の国とは違うことをしている、または状況が異なるからである。したがって「他のアジア諸国と同じ」というところがおかしい。
3.「ノーベル賞受賞者の努力のおかげで経済はうなぎ上りであるから」ノーベル賞受賞者ムハマド=ユヌスはNGO組織の創始者で経済成長にある程度の貢献をしているかもしれないが、「ノーベル賞受賞者の努力のおかげ」というのは言いすぎ。
4.「その国は個人主義と集団的行動との聞の緊迫状態に苦しんでいるから」第4段冒頭文に「個人主義と集団的行動との関の相互作用はアジアの活力の背景を形成している(the interplay…Asia’s dynamism)」とあるが、個人主義と集団的行動の聞に緊迫状態があることまでは言及されていない。少なくとも両者の間にあるものはプラス要因になっていることがわかるので、一致しない。 

■第6段落
6:1 Disorienting change can inspire what looks like selfish behavior, to be sure, as rapid economic growth destroys traditional social structures faster than new ones can be built.
6:1急速な経済成長によって、伝統的な社会構造が新たな社会構造ができあがるのが追いつかないほど破壊される中、方向を見失わせるような変化が一見自分勝手な行動に思えるような行動を触発することは確かにあるだろう。
6:2 One example is the magnetic pull that boomtowns like Shanghai, Ho Chi Minh City or Bangalore exert on the best and brightest young talent in their [42] ( 1. respective 2. competitive . developing) countries.
6:2 ひとつの例は、上海やホーチミンやバンガロールのような新興都市が、それぞれの国での最高で最優秀のレベルの若い人材に及ぼしている磁力である。

6:3 Often, the rural migrants who make good in the city find themselves disconnected and alone.
6:3 しばしば農村から移住して都市で成功した者は自分が隔絶されて孤独であるように感じる。
6:4 “Initially, a lot of their riches go to satisfying selfish demands,” says Shelagh Sanai, a 30-year-old resident of Mumbai, India, who received his M.B.A from the Indian Institute of Rural Development.
6:4 「最初は、彼らの財産の多くは自己の欲求を満たすことに使われる」とシャラブ=サハイ氏(30歳、インドのムンバイ在住)は言う。彼はインドの農村部開発協会から経営管理学修士号を与えられた。
[55] During the initial stages of their lives in cities, young Asian jobseekers from rural areas tend to
1. become socially isolated, lacking bonds with friends and neighbors.
2. seek ways to help their parents and relatives back home in rural areas.
3. join with other youth and participate in NGOs and volunteer activities.
4. find employment related to new development initiatives in large companies.

・解答 [55]―1
>[55]「都市生活の最初の段階では、田舎出身のアジアの若い求職者らは…する傾向がある」に続くものを選ぶ。1は「社会的に孤立し友人や隣人とのきずながない」の意味で、第6段の問題[42]の後の文中にある「自分が隔絶されて孤独であるように感じる(find themselves disconnected and alone)」という記述と一致する。
2.「田舎にいる両親や親戚を助ける方法を模索する」本文に記述なし。なお、田舎に戻って地元の役に立ちたいという傾向があるのはイスラム学生連盟のメンバーである。
3.「他の若者と合流してNGOやボランテイア活動に参加する」都会生活を続けるうちにそのようなことをするようになることも考えられるが「最初の段階(initial stages)」という観点では正解とならない。
4.「大企業の新開発の主導権と関連した雇用を見つける」本文に記述なし。

■第8段落
8:1 “We have a lot of young people who are extremely intelligent and earn big salaries,” says 27­year old Mishap Bhatt, who heads the group’s Mumbai operation.
8:1 「我々のところには非常に頭がよく高給取りの若者がたくさんいる」と、その団体のムンパイでの活動を指揮するミーシャ=バット(27歳)は言う。
8:2 “They meet others, brainstorm solutions to problems.
8:2 「彼らは他の者と会い、問題の解決策を皆で、言い合って考える。

8:3 The feel-good factor is extremely high.”
8:3楽観的気運は非常に高い」と。
8:4 iVolunteers, which is expanding its services through links with companies also looking to do [45](1. business 2. good 3. better), reflects a change in India:
8:4 アイ・ボランティアズは人のためになることをしたいと考えている企業とのつながりを通してその事業を拡大しているが、インドにおけるある変化を反映している。
8:5 The tradition of village level charitable giving is being replaced by corporate and individual giving, coming from cities and the new rich.
8:5 つまり、村レベルの慈善的な施しの伝統が、都市や新富裕層の企業や個人による施しに取って代わられつつある、ということである。

[56] According to the article, the new organization called “iVolunteers” is beginning to
1. substitute charity in the village with charity from wealthy urban professionals.
2. encourage urban youth to meet and discuss their problems with each other.
3. form new companies that wish to expand and operate within villages.
4. offer high salaries in order to attract the most intelligent young workers in India.

・解答 [56]―1
>[56]「本文によると、『アイ・ボランティアズ』 という名の新組織は…し始めつつある」に続くものを選ぶ。1の中のsubstitute A with Bの形は「AをBに代える、AをBで代用する」の意味で、全体は「村の慈善事業を裕福な都会の職業人による慈善事業に代える」となる。これは第8段最終文のコロン以下(The tradition…)の「村レベルの慈善的な施しの伝統が、企業や個人による施しに取って代わられつつあり、それも都市や新富裕層からのものである」という記述と一致する。
2.「都会の若者が集まって問題を議論し合うように奨励する」第8段第2文(They meet…)にこれと似た記述があるが、「奨励している」とは書かれていないし、またこれがその団体の中心的な活動ではないので、正解とは言えない。
3.「事業を広げて村の中で営業したいと望む新企業を作る」本文に記述なし。
4.「インドで最も知能の高い若い労働者を引きつけるため高い給料を提示する」本文に記述なし。

■第10段落
10:1 On the other hand, less individualism is [47](1. not always 2. far from 3. anything but) a good thing.
10:1他方では、個人主義が薄れていくことは必ずしもよいことではない。
10:2 In Malaysia, Prime Minister Abdullah Ahmad Bidaai recently warned that religious and ethnic tensions could cause the country “to fail as a multiracial and multireligious nation.”
10:2 マレーシアでは、アブドラ=アフマド=バダウィ首相が最近国は宗教や民族問の緊張があると「多民族・多宗教国家として失敗する」ことになりうる、と警告している。
10:3 His comments followed recent clashes between Malay Muslims and ethnic Chinese.
10:3彼のそのコメントは、最近起こったマレー系イスラム教徒と中国系市民との聞の衝突の後に出されたものである。
10:4  [48](1. At 2. By 3. On) Internet bulletin boards in Japan, South Korea and China, young nationalists trade insults over everything from Japan’s 20th-century imperialism to North Koreas recent nuclear test ― suggesting that economic integration does not necessarily lead to warm diplomatic relations.
10:4 日本や韓国や中国のインターネットの掲示板では、若い国家主義者達が、20世紀の日本の帝国主義から最近の北朝鮮の核実験にいたるまで、ありとあらゆることについてののしり合っている―それは経済の統合が必ずしも良好な外交関係につながらないことを示している。

[57] The article cautions that
1. among todays youth, nationalism and individualism have combined to incite violence.
2. diplomatic relations throughout the Asian region have led to newly emerging conflicts.
3. differing ideas about religion are causing tensions between older and younger generations.
4. too much of a sense of belonging to one group can cause hatred or distrust of others.

・解答 [57]―4
>[57]「本文は…を警告している」に続くものを選ぶ。第10段第3文(His comments followed…)に民族聞の「衝突(clashes)」の例が述べられ、また次の文でも日・中・韓の若者が「ののしり合っている(trade insults)」と述べられているが、この原因は段落冒頭文にある「個人主義が薄れていくこと(less individualism)」にある。4はこれに内容が一致する。
1.「今日の若者の間では、国家主義と個人主義が組み合わさって暴力をあおっている」「個人主義が組み合わさって」がおかしい。
2.「アジア地域一帯の外交関係は、新たに出現しつつある紛争につながった」原因として挙げている事柄が本文と一致しない。
3.「宗教に関する異なる考え方が、年長者と若者の世代聞の緊張を引き起こしている」「年長者と若者の世代間」についての記述が本文にはない。
4.「ある集団への過剰な帰属意識は、他の者への憎悪や不信を引き起こすことがある」

 [58] Economic integration in Asia has
1. led to a cooling of relations with non­Asian countries such as the United States.
2. supported the development of pan―Asian NGO networks.
3. caused bad governance and political unrest in some countries.
4. not removed all of the tensions that exist among Asian countries.

・解答 [58]―4
>[58]「アジアの経済統合は…した」に続くものを選ぶ。4は、第10段最終文後半(suggesting that economic…)の「それは経済の統合が必ずしも良好な外交関係につながらないことを示している」という記述と内容が一致する。
1.「アメリカ合衆国などのアジア以外の国との関係を悪くすることになった」本文に記述なし。
2.「全アジア地域のNGOネットワークの発展を支持した」本文に記述なし。
3.「統治の悪さと政治的不穏をいくつかの国で引き起こした」第4段の問題[38]を含む文にこれと似た記述があるが、問の文の「経済統合」とは無関係。
4.「アジア諸国間に存在する緊張をすべて取り除いているわけではない」

■第11段落
11:1 But at least the passion shows that Asians have more on their minds than just making money.
11:1 しかしアジア人が単なる金もうけ以上のことを頭に描いていることは、少なくともその熱意が示している。
11:2 Take the Muslim Student Association at the University of the Philippines in Manila, an elite training ground for future business and political leaders.
11:2未来の実業界・政治界の指導者を作り出すエリート養成場である、マニラのフィリピン大学にあるイスラム学生連盟を例にとってみよう。
11:3 Its members, many of them from impoverished Mindanao province, are  [49](1. promoted 2. 2verse 3. eager) to serve their home communities.
11:3 そのメンバー達は、多くが貧しいミンダナオ州の出身だが、郷里の共同体のために奉仕することに熱心である。
11:4 Association President Abdel Jamal Disangcopan, 22, is the son of two doctors.
11:4連盟の会長であるアブデル=ジャマル=デイサンコパン氏(22歳)の両親は医者である。
11:5 He attends law school but doesn’t dream of becoming a highly paid corporate lawyer.
11:5彼は法学部の学生だが、給料の高い企業顧問弁護士になることは夢見ていない。
11:6 “Money is just a plus. Fulfillment is first,” he says.
11:6 「お金は単なるおまけ。達成感が第一です。
11:7 “I don’t want to be stuck in a life where… I’m not helping anybody.”
11:7自分が誰の役にも立っていない…そんな人生にはまり込んでしまいたくないんです」と彼は言う。
11:8 He aims to return to Mindanao and become a much needed public attorney for low-income residents.
11:8彼はミンダナオへ戻り、低所得の住民のための本当に必要とされる公的な弁護士になることを志している。

11:9 Another student in the Muslim Student Association says she wants to return to Mindanao to practice medicine after she earns her degrees, and a third [50](1. plan 2. plans 3. planning) to return to become a teacher.
11:9別のイスラム学生連盟の学生は、学位を取った後ミンダナオへ戻って医者を開業したいと考えており、さらに別の学生は帰郷して教師になることを計画している。
11:10 All are likely to make good on their pledges making small but invaluable contributions to the societies in which they live.
11:10彼らは皆おそらくその誓約を果たすであろう―そして自分達の住む社会へ、小さいが貴重な貢献をすることだろう。
[59] Which of the following is closest in meaning to the passage beginning with “Money is just a plus” in the final paragraph?
1. There is nothing intrinsically wrong with making money.
2. Money alone cannot solve social and economic problems.
3. Earning a great deal of money is not the main goal of life.
4. Money does not have a negative image among the younger generation.

・解答 [59]―3
>[59]問の文は「最終段の『お金は単なるおまけ』で始まる文章に、意味の上で最も近いのは次のうちどれか」という意味。最終段の該当部分には、続けて「達成感が第一です(Fulfillment is first)」という言葉があり、また前の文には、その若者が「給料の高い企業顧問弁護士になることは夢見ていない(doesn’t dream of becoming a highly paid corporate lawyer)」とある。このことから3が最も近いと言える。
1.「お金もうけに関しては本質的に間違っていることはない」
2.「お金だけでは社会的問題や経済的問題を解決することはできない」
3.「多額の金を稼ぐことが人生の主な目的ではない」
4.「若い世代の間でお金は否定的なイメージはない」

[60] Which of the following statements best summarizes this article?
1. Student volunteer groups are on the rise in Asia.
2. The 2004 tsunami has triggered unprecedented volunteerism across Asia.
3. Collaborative relationships between governments and NGOs are developing across Asia.
4. Humanitarianism is a powerful force among today’s Asian young people.

・解答 [60]―4
>[60]本文の要点を最もよく表している文を選ぶ。
1.「学生ボランテイア団体がアジアで増加中である」
2.「2004年の津波をきっかけにアジア一帯に前例のないボランテイア活動が起こった」
3.「政府とNGOとの協力関係はアジア一帯で発展しつつある」
4.「人道主義は今日のアジアの若者の間にある大きな力である」
1と2は、本文に記述はあるが、中心的な論点ではない。ボランテイア団体やNGOの増加の事実だけではなく、その背景にある若者の姿勢の変化について述べている。このことから、4が全体的な主旨に近いと言える。なお、3は本文に記述がない。

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