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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2012年 大問一 語法三択問題

語法三択問題

■ 第2段落
2:1遺伝学のブレイクスルー(飛躍的進歩)は,「我々に大きな期待感を抱かせてくれるが,それと同時に,多くの問題ももたらす」とサンデル氏は書いている。
2:1 Breakthroughs in genetics “present us with great promise, but also a fair number of problems,” writes Sandel.
2:2現在の研究は,筋肉の疾患や糖尿病,その他の病気の治療法を発見することに役立っているし,また老化による骨の脆弱化や記憶力の減退のようなさらに別の症状を手当てしたり予防したりするための治療法を与えてくれるだろう。
2:2 Current research may [1](1. help discover 2. keep down 3. preserve) treatments for muscle diseases, diabetes, and other illnesses as well as provide therapies for treating and preventing still other conditions such as the weakening of bones and memory [2](1. gain 2. recovery 3. loss) associated with aging.
2:3 しかしサンデル氏は,これらの技術が医療以外の用途のために利用可能になり,また彼が非常に問題だと考えている完璧さの追求の中で,親が子どもを人工的な方法で改良する場合に,大きな問題が引き起こされることも視野に入れている。
2:3 But Sandel also sees major problems arising when these technologies become available for non-medical uses, and parents attempt to artificially improve their children in a quest for perfection that he finds deeply worrisome.
2:4以下のインタビューで,彼はこれらの懸念について論じている。
2:4 In the following interview, he discusses these concerns.

・解答 [1]―1
>[1]第2段第1文(Breakthroughs in genetics…)は、前半で遺伝学の発展の持つプラス面、後半でマイナス面について述べている。その前半の内容を具体的に説明しているのが第2文(Current research may…)で,後半の内容を説明しているのが第3文(But Sandel also sees…)であることに気づくのがポイント。第2文のCurrent research may (     ) treatments for…「現在の研究は…の治療法を(     )かもしれない」の部分を,プラスの内容にするためには,1.「〜を発見するのに役立つ」を入れると意味が通る。2.「〜を抑制する」は意味が反対。3.「〜を保護する,保存する」も「治療法を保護する」という意味になり,文意が通らない。

・解答 [2]―3
>[2]第2段第2文(Current research may…)中の the weakening of bones「骨の脆弱化」と同様に,加齢によって生じる体の衰えの例を述べている部分なので,3.「減退」を選ぶとmemory loss「記憶力の減退|となり、意味が通じる。1.「獲得」,2.「回復」はいずれも記憶がよくなることを意味するので,文意が逆である。

■ 第4段落
4:1 マイケル=サンデル:道徳的な懸念を生み出すのは,完璧であるという目標よりも,完璧さを求める意欲に伴う態度や習慣や尊大さなのです。

4:1 Michael Sandel: It’s less the goal of perfection that creates moral [3](1. engagement 2. stability 3. anxiety) than the attitudes, habits, and arrogance that attend the drive for perfection.
4:2 それが問題の核心のように,私には思えるのです。
4:2 That seems to me to be the [4](1. back 2. heart 3. brain) of it.
4:3親が子どものために最高のものを,例えば最高の教育や健康管理などを求めることには,何の問題もありません。
4:3 There’s nothing wrong with parents seeking the best for their children: the best education, healthcare, etc.
4:4 しかし同時に,過干渉教育に向かう傾向があり,それが子どもにとって危険で,また健全な社会にとって有害になり得るのです。
4:4 At the same time, there is [5](1. an immediacy 2. a tendency 3. a hesitancy) toward hyperparenting, which can be harmful to children and destructive to a healthy society.
4:5遺伝子工学の利用に関する明確な政府規制を作ることに関して,アメリカはヨーロッパに後れを取っています。
4:5 The United States has fallen behind Europe in terms of creating clear government regulations concerning the use of genetic technologies.
4:6 このルールの欠如こそが,非常に大きな問題なのです。
4:6 This lack of rules is extremely problematic.

・解答 [3]―3
>[3]第2段の内容より,サンデルは,遺伝学の発展には良い面と懸念すべき面の両方があると考えていることがわかる。同段最終文(In the following…)に「以下のインタビューで,彼はこれらの懸念について論じている」とあるので,完璧を求める風潮から生まれる懸念事項について話しているはずである。よって,意味的に懸念事項となり得る3.「不安」を選ぶと,moral anxiety「道徳的な懸念」となり,意味が通る。1.「約束」2.「安定」

・解答 [4]―2
>[4]第4段第1文(It’s less the…) が第3段の質問に対するサンデルの回答の中心部分で,それを受けて「それが問題の(     )のように,私には思えるのです」と補足するのが,空欄を含む同段第2文。よって2.「核心,中心,本質」を選ぶと,意味が通る。1.「裏,背中」,3.「頭脳」はともに意味がずれる。

・解答 [5]―2
>[5]空欄直後のtoward hyperparentingに注目すると「過干渉教育に向かう(     )」の空欄を埋める問題だとわかる。第4段第3文 (There’s nothing wrong…),同段第4文(At the same…)は親が子どものために最高のものを求めるのは悪いことではないが,行き過ぎに問題がある,という主旨のことが述べられている。よって2.「傾向,風潮」を選ぶと意味が通る。1.「直接性」3.「ためらい」

■ 第6段落
6:1 サンデル:親が子どもを過度に管理したり,型にはめようとしたりすることです。
6:1 MS: I mean the excessive parental management and molding of children.
6:2 「デザイナー=チルドレン」を得るために遺伝子工学を利用することの危険はそれが過干渉教育の傾向を強め,親が子どもを,自分たちの望みを叶えるための道具のように考えてしまうことにあります。
6:2 The danger of using genetic technologies to get “designer children” is that it will [6](1. distrust 2. forget 3. reinforce) the tendency of hyperparents to see their children as instruments of their own ambition.
6:3私が憂慮するのは,この完璧さを求める傾向がある点についてなのです。
6:3 It’s this aspect of the drive for perfection that worries me.
6:4子どもを独立した人間だと見なすのではなく,子どもを自分たちの創作の材料,あるいは購入可能な商品に変え,子どもに持たせたい特徴をあれこれ選ぶようになる,という危険があります。
6:4 The risk is that we will turn children into objects of manufacture, into commodities to be purchased, picking and choosing the traits we want in our children, rather than viewing them as independent persons.
6:5 また,子どもが生まれもしないうちに,我々が髪の毛の色や目の色や背丈や性別や頭のよさを決め始めたら親が子どもに持つ無条件の愛が損なわれる危険性もあります。
6:5 There is the risk, too, of undermining the [7](1. unconditional 2. unexpected 3. uninformed) love parents have for their children, if we begin to specify hair color, eye color, height, sex, and intelligence, before they are even born.
6:6子育てを消費社会の延長に変えてしまう危険もあります。
6:6 There is the risk of turning parenting into an extension of the consumer society.
6:7 そしてこのことが,子どもに対する親の愛情をむしばんでしまうかもしれないのです。
6:7 And that could [8](1. erode 2. subtract 3. extract) the love of parents for
their children.

・解答 [6]―3 [7]―1 [8]―1
>[6]第6段は,遺伝子工学によって,子どもの特徴を親が自分の好みに合わせるなど,過干渉教育がひどくなる懸念について述べられている。よって3.「〜を強化する」を選ぶと,「過干渉の親が子どもを自分たちの夢の道具としてみる傾向を強化する」となって,段落の主旨に合う。1.「〜を疑う」2.「〜を忘れる」

・解答 [7]―1
>[7]第6段第5文以下は,遺伝子工学によって,親が子どもに対して持つ愛が変容する危険性が指摘されている部分である。子どもの身体的特徴を親が決めることで,授かったままの子どもを愛するものであった親の愛が損なわれる,ということが述べられていると考えると,1.「無条件の」を選び,「無条件の愛」という意味にすればよいとわかる。2.「予期しない」3.「知らされていない」

・解答 [[8]―1
>[8]前の問題と同様に,遺伝子工学により親の愛が変容することを述べた箇所である。第6段第6文(There is the risk of…) の「子育てを消費社会の延長にあるものに変える」ことから考えられる帰結としては1.「〜を損なう」を選んで「親の愛が損なわれる」という意味だと考えるのが妥当。2.「〜を引く」3.「〜を抜粋する,抽出する」

■ 第8段落
8:1サンデル:自分はこの衝動には無縁だったと言ったら、それは正直ではないですね。
8:1 MS: It would be dishonest to claim that I am [9](1. indebted 2. immune 3. obliged) to this urge.
8:2誰しもが過干渉教育をしたいという気持ちを持った経験があると、私は思います。
8:2 I think everyone has experienced the inclination to hyperparent.
8:3我々は子育てをする時に、過度に管理をしてはいけないのです。確かに過干渉教育は、特に最近は魅力的ではあるのですが。
8:3 We must not be overly controlling when raising children, though hyperparenting is [10](1. an outdated 2. an annoying 3. a tempting) thing to do, especially these days.
8:4今日では,特に裕福な郊外の学校ではそうですが、親は周りを見渡すと、軍拡競争志向のようなものが存在することを感じます。
8:4 Today, parents look around, especially in affluent suburban schools, and feel that there’s a kind of arms-race [11](1. compromise 2. mentality 3. reduction) .
8:5他のみんなが大学準備科目を履修していると、そうしないことが自分の子どもから競争力を奪ってしまうと思えるのでしょう。
Since everyone else is taking college prep courses, not to do so seems to be [12](1. depriving 2. accusing . informing) one’s child of a competitive advantage.
8:6過干渉教育の持つ真の危険が訪れるのは、親が自分の子どもに競争力を持たせるために、遺伝子工学を用いるよう圧力を感じる時なのです。
8:6 The real danger of hyperparenting will come when parents feel pressured to resort to genetic engineering for the sake of giving their children a competitive [13](1. wedge 2. edge 3. pledge) .
8:7我々はすでにこのことを、限られた範囲ではありますが子どもの身長を高くすることができるヒト成長ホルモンの使用に関連して見ています。
8:7 We see this already in a limited way with the use of human growth hormone, which can increase the height of children.
8:8 このホルモンはホルモン欠乏症の子どもを救うために導入されましたが、それだけでなく、背が低いこと以外は身体的問題がない子どもにも有効なのです。
8:8 It was introduced to help children with a hormonal deficiency, but it also works with short, but otherwise healthy, children.

・解答 [9]―2
>[9]第8段は,第7段の質問に対してサンデルが,過干渉教育に対する親としての気持ちを述べるところから始まっている。第8段第2文 (I think everyone…) 「誰しもが過干渉教育をしたいという気持ちを持った経験があると,私は思います」から,サンデル自身も過干渉教育に惹かれた経験があったと考えられる。よって2.「動じない,免疫のある」を選ぶと,「自分はこの衝動には無縁だったと言ったら,それは正直ではない」となって,第7段の質問に対して肯定の答えをすることになり,意味がつながる。1.「借りがある」,3.「義務がある,せざるを得ない」はともに意味的にずれる。

・解答 [10]―3
>[10]第8段第3文 (We must not…) の主節部分は,「我々は子育てをする時に、過度に管理をしてはいけない」というサンデルの考えを述べた部分である。空欄を含む接続詞のthough以下は,「〜ではあるが」に導かれる譲歩節なので,主節とは反対に過干渉教育を肯定的にとらえた記述のはずなので,3.「魅力的な」が正解。1.「時代遅れの」,2.「わずらわしい」はともにマイナスの記述になるので正しくない。

・解答 [11]―2
>[11] arms-raceは「軍拡競争」という意味。ここでは第8段第5文(Since everyone else…)に述べられているような,他人の様子を見て,同じことをしなくては,と競争心を持つような状態を比喩的に述べているのだと考えると,2.「考え方」が選択できる。このmentalityという語は,例えば日本人が好む集団行動のことをgroup mentality「集団志向・主義」と言ったりする。1.「妥協」は意味が合わない。3.「削減」を選ぶと「軍備縮小」という意味になる。

・解答 [12]―1
>[12]空欄を含む第8段第5文は,前問のarms-race mentalityを持つことで生まれる競争意識について説明している部分。選択肢の動詞はすべて「動詞+O1 of O2」という形を取ることが可能なので,意味から正解を探す必要がある。O1がone’s child, O2がcompetitive advantage「競争力,競争上の優位性」なので,「周りと同じことをしないことが自分の子どもから競争力を(     )と思えるのでしょう」の空欄を埋める問題と考えると,正解は1.「〜を奪う」である。 deprive A of Bで「AからBを奪う」という意味。2. accuse A of B「4を3の罪で訴える」, 3. inform 4 of 3 「4に3を知らせる」はいずれも意味的に合わない。

・解答 [13]―2
>[13]空欄を含む第8段第6文のfor the sake of…以下は,親が子どものために遺伝子工学を使う理由を述べている部分。 competitive edgeで「競争力,競争上の優位性」という意味になるので,2.「優越,優位性」が正解。1.「くさび」,3.「約束」は綴りの似ている語で,ダミーの選択肢である。

■ 第10段落
10:1 サンデル:私が懸念するのは遺伝子工学そのものではなく、激化する競争社会における社会的、文化的な姿勢を伴った新しい遺伝子工学の利用可能性なのです。
10:1 MS: What worries me are not the genetic technologies by themselves but the availability of new genetic technologies together with social and cultural attitudes in an increasingly competitive society.
10:2大問題になるのは、この組み合わせです。
10:2 It is this combination that is so troubling.
10:3私は遺伝学における技術革新は、医療や、苦痛の緩和にとっては大いに喜ぶべきことだと考えています。
10:3 I should emphasize that I consider breakthroughs in genetics a great blessing for medicine and for the relief of [14](1. debt 2. suffering 3. oppression) .
10:4私が心配するのは、遺伝子工学の医療以外での利用なのです。
10:4 My concern is with non-medical uses of genetic technologies.
10:5私は遺伝学の研究や技術革新を抑制したくはありません。
10:5 I would not want to restrain research and breakthroughs in genetics.
10:6 それどころか、それらは健康にとっては極めて大切です。
10:6 [15](1. Likewise 2. In the meantime 3. On the contrary) , they are crucially important for health.
10:7私が心配なのは、健康を促進するために考案された科学技術が、医療とは関係のない目的に使われ。消費主義社会において競争の道具にされてしまうことなのです。
10:7 My concern is when technologies that were designed for promoting health are used for non-medical purposes, and are turned into instruments of competition in a consumer-driven society.
10:8 これらの道徳的な懸念は、ナチスドイツの優生学の歴史に遡ります。
10:8 These moral concerns go back to the history of eugenics in Nazi Germany.
10:9 その当時、優生学は生殖における強制と国家による管理に関わるものでした。
10:9 Eugenics was then associated with coercion and state control of reproduction.
10:10今日、優生学は復活しつつありますが、国家による強制はありません。
10:10 Today it is making a comeback, but without state coercion.
10:11現在では民営化された、自由市場における優生学という形になります。
10:11 It’s now in the form of privatized, free-market eugenics.
10:12私は優生学には、国家による強制がなくても道徳的に問題があると思います。なぜなら現在では、優生学的な野望は、競争社会においては、消費主義に結びつけられるからです。
10:12 I think that eugenics is morally troubling even without the state coercion because now the eugenic [16](1. completion 2. prohibition 3. ambition) is connected to consumerism in a competitive society.
10:13 だから親は、競争社会で子どもを優位に立たせるためには遺伝子工学を用いなくては、という圧力をますます強く感じるのです。
10:13 So, parents will feel increasing pressures to resort to genetic engineering in order to give their children a leg up in a
competitive society.
10:14私が心配なのは、この組み合わせなのです。
10:14 It’s this combination that worries me.

・解答 [14]―2 [15]―3 [16]―3
>[14]空欄を含む第10段第3文のa great blessing for…以下は,遺伝学における技術革新がもたらす恩恵を述べた箇所。2.「苦難,苦痛」を選ぶとthe relief of suffering「苦痛の緩和」となり,意味が通じる。1.「借金」は的外れで,3.「圧迫,弾圧」も意味がずれる。

・解答 [15]―3
>[15]空欄の直前に「遺伝学の研究や技術革新を抑制したくない」とあり,空欄の後ろでは「それらは,健康のために極めて大切だ」と述べられている。サンデルは,遺伝学の研究と技術革新について,「抑制したくない」と述べた後に,「極めて重要だ」とその重要性を認める強い表現を加えている。よって,この間に入る語句としては,3.「それどころか」が適切。1.「同様に」2.「その間に」

・解答 [16]―3
>[16]第10段第8文(These moral concerns…)以降,サンデルは遺伝子を変えることで人類の進歩を促す,という共通点から,優生学に話題を移している。空欄を含む同段第12文のbecause以下は,サンデルが優生学を道徳的に問題だと考える理由を述べた部分である。「優生学的な(     )が競争社会における消費主義と結びつくこと」を,その理由としてふさわしいものにするためには,3.「野望,野心,大望」が正解。1.「完成,完了」2.「禁止」

■ 第14段落
14:1 サンデル:私の見方では、天からの授かり物という考えは、人生における予測不可能さを喜んで受け入れることと同調するのです。
14:1 MS: In my view, the idea of giftedness goes along with a willingness to be open to the unpredictability of life.
14:2子どもを贈り物と考えることは、生まれたままの子どもを受け入れることで、我々が「デザイン」するかもしれないものを受け入れることではありません。
14:2 To appreciate children as gifts is to accept them as they come, not as we might “design” them.
14:3 それにはある程度の謙遜と自制が伴われ、私にとっては道徳的に重要なだけではなく、社会に資する結果をももたらすように思えます。
14:3 It involves a certain [17](1. humility 2. desirability . offense) and restraint, and it seems to me to not only be important morally, but to also have civic consequences.
14:4連帯に関しては、「社会において、なぜ恵まれた人は恵まれない人に対して借りがあるのか?」を考えてみてください。
14:4 As for solidarity, just think, “Why do the fortunate owe anything to the less fortunate in a society?”
14:5 この問いに対する一つの答えは、天分という考えに依存するところが大きいのです。
14:5 One answer to that question depends [18](1. lightly 2. densely . heavily) on the idea of giftedness.
14:6 たまたま幸運で才能に恵まれた人がいるのです。
14:6 Some people are fortunate or gifted by chance.
14:7 もし我々が持つ優位性の多くが、我々自身の行いによるものだと言えないのなら、それは連帯に対する大きな原動力となります。連帯とは、共存しているという思いと、自分よりも恵まれていない人と経験を分かち合うことなのです。
14:7 If many of our advantages can’t be said to be our own [19](1. showing 2. doing 3. playing) , then that gives a powerful drive to solidarity, to feelings of togetherness and shared experience with those less fortunate than us.
14:8 もし将来、ある人々が遺伝子工学を用いて人類の進歩のすべての面を管理したら、その人たちが他人の抱える困難を知ることは決してないでしょう。
14:8 If in the future certain people use genetic technologies to control all aspects of human development, those people may feel [20](1. in no way 2. by all means 3. to some extent) connected to the difficulties of others.

・解答 [17]―1 [18]―3 [19]―2 [20]―1
>[17]第14段は,第13段にある「連帯と天からの授かり物との関係は能力主義の社会が,自己中心主義に陥るのを防ぐ」という抽象的な考えを,サンデルが説明している箇所である。第1文 (In my view …) の主部 the idea of giftedness 「天からの授かり物という考え」と,続く第2文の主部To appreciate children as gifts「子どもを贈り物と考えること」は内容的に同じことを指している点を押さえる。さらに,空欄を含む第14段第3文の主語Itは,同段第2文の主部と同じである。つまり,第1〜第3文は,意味的に同じ主部を共有しているので,空欄には,第1文,第2文の述部の説明と内容が合うように語句を選択すればよい。第1文の「人生における予測不可能さを喜んで受け入れること」,第2文の「生まれたままの子どもを受け入れることで,我々が『デザイン』するかもしれないものを受け入れることではありません」と内容的に合い,また,空欄直後のrestraint「自制」とも対立しないのは1.「謙遜」である。2.「望ましさ」3.「罪」

・解答 [18]―3
>[18]第14段第4文(As for solidarity…)にある「社会において,なぜ恵まれた人は恵まれない人に対して借りがあるのか?」という問いの答えは,同段第5文 (One answer to that…) から第7文 (If many of…)にある。ここでは,恵まれていることについては,the idea of giftedness「天からの授かり物という考え」を持つことの重要性を説いている点を見ると,この考えが,問いに対する答えの大切なポイントであることがわかる。よって3.「重く,深く」が正解。1.「軽く」2.「密集して」

・解答 [19]―2
>[19]空欄を含む第14段第7文のIfに導かれた条件節は,前の第6文 (Some people are…)の内容「たまたま幸運で才能に恵まれた人がいるのです」を言い換えた部分である。よって「自分自身の行動」という意味にすればよいので,2.「行動」が正解。1.「見せること」3.「遊ぶこと」(If in the future…) にあるような,一部の人が人間の発展を管理する社会では,その人たちが恵まれない人に対して共感を感じることはできない,と考えるのが論旨に合う。よって,否定語の1.「決して~ない」が正解。3.「ある程度まで」を選ぶと,ある程度は感じる,という肯定的な意味になり,文脈に合わない。2.「なんとしても」

・解答 [20]―1
>[20]第14段でサンデルは,恵まれた人がそうでない人に対して連帯感を持つことの大切さを述べている。その点から判断すると,同段最終文(If in the future…) にあるような,一部の人が人間の発展を管理する社会では,その人たちが恵まれない人に対して共感を感じることはできない,と考えるのが論旨に合う。よって,否定語の1.「決して~ない」が正解。3.「ある程度まで」を選ぶと,ある程度は感じる,という肯定的な意味になり,文脈に合わない。2.「なんとしても」

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