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年中無休の家庭教師 毎日学習会

慶應義塾大学SFC 環境情報学部 英語 2013年 大問一 内容一致問題

内容一致四択問題

■ 第2段落
2:1 グーグルの個人化のシステムは,ウェブの閲覧履歴と何をクリックしたかを大いにもとにしてその人の嗜好を推測するというものである
2:1 Google’s personalization system relies heavily on web history and what you click on to [1](1. infer 2. defer 3. prefer) what you like and dislike.

2:2 これらのクリックは全く私的な環境でなされるものである。
2:2 These clicks often happen in an entirely private context:
2:3 つまり,「腸ガス」と有名人のゴシップを検索したことは,自分とブラウザの間の出来事だと想定しているのだ。
2:3 The assumption is that searches for “intestinal gas” and celebrity gossip are between you and your browser.
2:4 もし検索していることを他人が知りえると思っていれば,あなたは違う行動を取るかもしれない。
2:4 You might behave differently if you thought other people were going to see your searches.
2:5 しかしこの行動こそが,グーグルニュースで何を見るかやグーグルでどんな広告を目にするか,つまり,グーグルがあなたの人格をどう理論化するかを決めているのである。
2:5 But its that behavior that determines what content you see in Google News, what ads Google displays that determines, in other words, Googles theory of you.

[21]Which of the following is closest to the description of Google’s personalization system mentioned in the 2nd paragraph?
1. Providing users with information by filtering it through their self-reported data on likes and dislikes.
2. Letting users adjust their clicking history in case their families, fiends and other users gain access to it.
3. Keeping your online identity just between you and Google, beyond the reach of other users.
4. Adjusting the type of information they provide based on each user’s browsing record on the web.

・解答 [21]―4
>[21]「第2段で言及されているグーグルの個人化のしくみの説明にいちばん近いのは次のうちどれか」に対する正解は,4.「各利用者のウェブでの閲覧履歴をもとに提供する情報の種類を調節する」である。「ウェブの閲覧履歴と何をクリックしたかにもとづく」とある同段第1文の記述と一致する。
1.「嗜好について各利用者が自分で報告したデータを調べて,利用者に情報を提供する」
2.「家族,友人や他の利用者に見られてもよいように,クリックの履歴を利用者に調整させる」
3.「利用者のオンラインでの自己を他の利用者には見せず,利用者とグーグルとの間での秘密にしておく」

■ 第4段落
4:1 どちらの考え方にもそれぞれの利点と欠点がある。
4:1 Both ways of thinking have their benefits and drawbacks.
4:2 グーグルのクリックにもとづいた自己について言えば,両親にカミングアウトしていないゲイの10代の少年でも,より広範囲に及ぶゲイの共同体から,自分がひとりではないことがわかる個人化されたグーグルニュースのフィードが得られるのである。
4:2 With Google’s click-based self, the gay teenager who hasn’t [5](1. run up 2. come out .3 looked up) to his parents can still get a personalized Google News feed with pieces from the broader gay community that affirm that he’s not alone.

4:3 しかし同時に,クリックにもとづいた自己によって,我々はもともと見る傾向があるものによけいに引き寄せられてしまうということもある。
4:3 But at the same time, a self built on clicks will tend to draw us even more toward the items we’re [6]1, predisposed 2. entitled 3. embarrassed) to look at already.
4:4有名人のゴシップを扱うサイトの記事に目を通したという情報が保存されると,次回ニュースをみるときに,ある俳優の不倫について下品な詳報が画面に出る可能性が高いのである。
4:4 Your perusal of an article on a celebrity gossip site is [7]1.filed 2. thrown 3. given) away and the next time you’re looking at the news, you are more likely to find salacious details about an actor’s infidelity on the screen.

[22] In the 4th paragraph, the author mentions the case of a gay teenager in order to illustrate
1. how seriously Google is committed to basic human rights and liberalism.
2. what a narrow range of personal interests can be maintained by using Google.
3. how you can get information you want without revealing yourself to the public.
4. how your information environment can be jeopardized by Google’s click-based self.

・解答 [22]―3
>[22]「第4段で筆者は( )を例示するためにゲイの10代の少年を引き合いに出している」に対する正解は,同段第2文の内容から考えて3.「自分のことを公にさらすことなく自分の欲しい情報を得られる方法」が正解である。同段落は,第1文の内容を加味すれば,グーグルの個人化技術における利点と問題点がトピックとなっているとわかる。3の内容は,利点についてふれている同段第2文の内容に一致する。
1.「グーグルが人権や自由をどれだけ真剣にめざしているか」
2.「グーグルを使うことで保つことができる個人的興味はどれだけ限られたものであるか」
4.「グーグルのクリックをもとにした自己によって情報環境がどれだけ危険にさらされるか」

■ 第5段落
5:1 フェイスブックでの共有にもとづく自己は,より向上心をかきたてるものである。
5:1 Facebook’s share-based self is more aspirational:
5:2 フェイスブックは,あなたをあなたが言ったこと以上に評価してくれるものであり,他人にそう見られたいと思っている通りに自分を表してくれるのである。
5:2 Facebook takes you more at your word, presenting you as you’d like to be seen by others.
5:3 フェイスブック上の自己は,ブラックボックスにたとえられるものよりもむしろ演技に近いものであり,究極的にはグーグルが追跡する信号のまとまりよりも社会性がはっきりしたものである。
5:3 Your Facebook self is more of a performance, less of a metaphorical black box, and ultimately it may be more prosocial than the bundle of signals Google tracks.

5:4 しかし,フェイスブック上の自己にも欠点はある。フェイスブックが他人に見せようとする自分をもとにすればするほど,私的な興味や関心が入り込む余地は少なくなるのである。
5:4 But the Facebook approach has its downsides as well―to the extent that Facebook draws on the more public self, it necessarily has [8](1. no rooms 2. less room 3. a tiny room) for private interests and concerns.
5:5先に取り上げたカミングアウトしていないゲイの少年のフェイスブック上での情報環境は,不完全なままになるのだ。
5:5 The same closeted gay teenager’s information environment on Facebook remains [9](1 inhuman 2, incomplete . indifferent).

[23] Which of the following would be closest in meaning to the phrase “more of a performance, less of a metaphorical black box” as mentioned in the 5th paragraph?
1. Facebook is concerned with what you show, rather than what you click.
2. You are more of what you do than what you feel.
3. Treat others as you would like to be treated.
4. You hide what people want to see rather than what you want to show.

・解答 [23]―1
>[23]「第5段で言及される『ブラックボックスにたとえられるものよりもむしろ演技に近いもの』という表現に意味が最も近いのは次のうちどれか」に対する正解は,1.「フェイスブックは利用者がクリックするものにではなく,利用者が見せるものに関心がある」である。当該部分は,フェイスブックのシェアにもとづいた自己とグーグルの捉える自己とを対比したもの。A performanceは,ここではフェイスブック上で自分が他人に見せたい自己像を反映させた情報を他人と共有する行為を意味し,metaphorical black boxは,クリックやウェブの閲覧履歴を意味している。この対応関係を読み解くことがポイント。2.「自我は自分の感じるところよりも自分のするところのものなのだ」
3.「他人からされたいように他人に接しなさい」
4.「他人に見せたいものではなく,他人が見たいものを隠すものである」

■ 第7段落
7:1 ロボット工学の専門家は,生きているものによく似たものを作ろうとするときにさまざまな問題に遭遇する。
7:1 Robotics engineers frequently run [11](1. down 2. into 3. over) problems when attempting to create realistic reflections of life.

7:2中途半端に生きているように見せられた人型のものや,プラスチックのような質感の人面ロボットを見ると,関係がとり結べないという違和感を覚えるものである。いわゆる「不気味の谷現象」だ。
7:2 There can actually be an uncomfortable sense of disconnect that one feels when looking at imperfectly animated humans or plastic-looking, human-faced robots―the so-called “uncanny valley.”
7:3問題なのは,データが必ずしも現実を表すとは限らない点である。
7:3 The problem is that the data do not necessarily represent reality.
7:4 フェイスブックやグーグルも実は,個人の人格を把握しようとするうえで似たような問題を経験していると言える。
7:4 We can say that Facebook and Google are in fact experiencing similar problems in their efforts to capture individual personalities.

7:5 フェイスブックについて言えば,利用者は世界に対して見せる仮面,現在のところは不完全で説得力のないものを実のところは作っているのである。
7:5 With Facebook, users are actually creating a mask to show the world, but at the moment it is an imperfect and unconvincing one.
7:6 グーグルの枠組みについて言えば,利用者について作成された人格の素描にも,フェイスブックとは異なるものだが,欠点がある。
7:6 With the Google paradigm, the personality sketch created of users is also flawed, albeit differently.
7:7 この点は,あるユーザーがオンライン上でとる行動の諸要素がその人の個性を表すと誤解していることに原因がある。
7:7 This is due to misinterpreting aspects of a given customer’s online behavior as being indicative of his or her identity.
7:8 インターネットは個人を十分に表現するものではなく,今のところはまがいものの複製自己しか提示できないと言える。
7:8 It could be said that rather than a good representation of self, right now the Internet can only provide a shoddy doppelganger.

[24] Which of the following is claimed by the 7th paragraph?
1. Facebook encourages users to put up a façade to hide their true identities on the Internet.
2. Neither robotics engineering nor social networking has solved the problem of the “uncanny valley”
3. With Google’s personality profile method, you show the world an imperfect version of yourself.
4. Internet services can learn from other technological fields to overcome the problems of online identity.

・解答 [24]―2
>[24]「第7段で主張されているのは次のうちどれか」に対する正解は,2.「ロボット工学もソーシャルネットワーキングも『不気味の谷現象』という問題を解決してはいない」である。当段では,第1文でロボット工学を引き合いに出し,「人間を模すことの困難さ」という問題を示したうえで,第4文で「同様の問題にフェイスブックもグーグルも直面している」と話題を展開している。この第4文が,当段のトピックセンテンスとなっているので,ここから筆者の主張を捉えればよい。
1.「フェイスブックは利用者にインターネット上で本当の自己を隠すための仮面をかぶることを推奨する」
3.「グーグルが人格を構築する方法を用いると,世界に対して不完全な自己を見せることになる」
4.「インターネットサービスはオンラインでの自己の問題を克服するために他の技術分野から学ぶことができる」

■ 第8段落
8:1 フェイスブックの創業者であるマーク=ザッカーバーグは,我々の
「自己は1つ」であると主張しているが,この主張がフェイスブックの個人化モデルの根本となっている。
8:1 Mark Zuckerberg, the founder of Facebook, claims that we have “one identity”, a claim that has become the foundation of the Facebook personalization model.

8:2 しかし,心理学者はこうした誤解に警鐘を鳴らす。
8:2 Psychologists, however, warn us against this misconception.
8:3 しかし,心理学者はこうした誤解に警鐘を鳴らす。
8:3 We tend to explain people’s behavior in terms of their unchanging inner traits rather than the situations in which they’re placed.

8:4 その場の状況が大きな役割を果たしているのが明らかな場面においても,個人の行動と人格とを区別するのは難しいのである。
8:4 Even in situations where the context clearly plays a major role, we find it hard to separate [12](1. how 2. when 3.where) someone behaves from who she is.

[25] In order to avoid the misconception discussed in the 8th paragraph, it would be necessary to
1. take into consideration people’s psychological factors as well as behavioral patterns.
2. regard people’s personality based on various behaviors in different situations.
3. distinguish behaviors visible from the outside from feelings buried inside the heart.
4. realize there is no consistency to be found when you observe someone’s behaviors.

・解答 [25]―2
>[25]「第8段で論じられている誤解を避けるためには,( )をする必要がある」に対する正解は,2.「個性が様々な状況での多様な行動にもとづくものだと考えること」である。misconceptionは同段第1文にあるように自己をone identityと考えるものである。その具体的な内容は,同段第3文で示されている。そこでは人のふるまいを,状況にもとづくものではなく,「変わらない内的な特性がある」という見方にもとづいて解釈しようとする傾向があると述べられている。これが誤解を生む考えなのであれば,この逆の考え方をすればよいとわかる。
1.「行動の傾向だけではなく心理的な要因も考慮すること」
3.「外から見える行動と心の奥底に秘められた感情とを区別すること」
4.「誰かのふるまいを観察した際に,そこにいかなる一貫性も見られないことを理解すること」

■ 第9段落
9:1人格というのは変化するものである。
9:1 Our personalities are fluid.
9:2幸福だと人づきあいがよく外向的な人でも,ストレスを受けると内向的になることもある。
9:2 Someone who’s gregarious and outgoing when happy may be introverted when [13](1. stressed 2. excited 3.joyful).
9:3人格というのは変わらず,行動は予測可能だと考えるかもしれないが,これは必ずしもそうではない。
9:3 We may think that our personalities are set, and our behaviors are predictable, but this is not necessarily the case.
9:4自分は温和でおとなしいと考えている人でも,ある状況下では残忍な行動をとることがある。
9:4 Even people who think themselves to be gentle and mild-mannered may act brutally under certain conditions.
9:5こうしたことは,1960年代にエール大学で心理学者スタンレー=ミルグラムが行った,よく引き合いに出される実験で明らかになった。そこで彼は,権威の象徴である白衣を着た研究者からの指示によって,普通のまともな人に他の被験者に対し電気による処罰めいたことをさせたのである。
9:5 This was demonstrated by psychologist Stanley Milgram in his oft-cited experiment at Yale in the 1960s where he got decent ordinary people to apparently electrocute other subjects upon the instruction of a researcher in a white lab coat, a symbol of authority.

[26] The purpose of the experiment conducted by Stanley Milgram as mentioned in the 9th paragraph was to show that
1. humans hide a natural inborn drive to harm others though it is rarely put into action.
2. people’s willingness to harm others is affected by what type of context they are in.
3. people’s cruelty is typically the result of overbearing authority figures.
4. people’s personality traits have a strong effect on how they act in a given situation.

・解答 [26]―2
>[26]「第9段で出てくるスタンレー=ミルグラムが行った実験の目的は( )を示すことであった」の正解は,2.「置かれた状況によって人が他人に危害を加えようとする気持ちは影響を受ける」である。実験の目的は当段第5文のThis was demonstrated by…で示されており,このThisの内容は直前の第4文にある。この文の内容が選択肢2に一致する。
1.「めったに行動に移されることはないが,人間は,生まれつきもっている他人に危害を加えたいという衝動を隠すものである」
3.「人の残忍さは,典型的に圧倒的な権威をもっている人物に起因する」
4.「人格の特徴は,ある状況で人がどう行動するかを強く左右する」

■ 第11段落
11:1自己を1つと考えることの問題は,自己とは何かについてゆがんだ見方をしている企業に対し,最も秘密にしておくべき情報を渡してしまうことがはらむ危険性を示している。

11:1 The one-identity problem illustrates one of the dangers of [17](1. running 2. turning 3. getting) over your most personal details to companies who have a skewed view of what identity is.
11:2自分のすることが,何でも永久に,そして広範囲に及ぶオンラインの記録に残るとわかると,もう1つの問題が生じる。
11:2 And when we’re aware that everything we do enters a permanent, pervasive online record, another problem emerges:
11:3自分の行いが,自分の目にするものや企業が自分をどう見るかを左右するという知識は,ぞっとするような結果をもたらしうるのだ。
11:3 The knowledge that what we do affects what we see and how companies see us can create a chilling effect.
11:4遺伝情報保護の専門家であるマーク=ロススタインは,遺伝情報に関する規制が緩いと,ある特定の病気の検査を受けようとする人が実際に少なくなりうる,と述べている。
11:4 Genetic privacy expert Mark Rothstein describes how lax regulations around genetic data can actually reduce the number of people willing to be tested for certain diseases:

11:5 パーキンソン病と関係する遺伝子をもっているからといって差別を受けたり保険を断られたりする可能性があれば,検査を受けずにおいてそこから生じるやっかいな情報を避けようとするのは,理不尽なことではないからだ。
11:5 If you might be discriminated against or denied insurance for having a gene linked to Parkinson’s disease, it’s not unreasonable just to skip the test and the troubling knowledge that might result.

[27] Which of the following is another example of a “chilling effect” as it is used in the 11th paragraph?
1. If regulations are not strict enough, personal records of diseases may leak out to the public causing distrust in authority.
2. When a large number of people skip medical tests, there will be an increased chance of infectious diseases going rampant.
3. Once people know you have a gene linked to a specific disease, there will be no way to avoid their discrimination against you.
4. If you work in a hospital with an incompetent doctor, you do not report him because you are afraid you will be fired.

・解答 [27]―4
>[27]「第11段で用いられている『恐ろしい結果』に関するもう1つの例は次のうちどれか」の正解は,4.「無資格の医師のいる病院に勤務していても,解雇されるのを恐れてその医師のことを訴えない」である。A chilling effectの1例については,同段第3文以下で遺伝情報がもれて差別されるリスクを避けるために人々が検査を受けない可能性がある,と言及されている。自分の行動が他人に知られることで被る可能性のあるリスクを回避しようとしているという点で4が同様の例と考えられる。
1.「規制が十分に強力でない場合,病気についての個人記録が公にもれて権威に対する不信が生じるかもしれない」
2.「医学的検査を受けない人が多くなると,感染症が大流行する可能性が高くなる」
3.「特定の病気に関連する遺伝子をもつことがわかると,差別されるのを避ける方法がない」

■ 第12段落
12:1 しかしながら,自己を1つだけと考えることの問題は,根本的な欠陥ではない。
12:1 However, the one-identity problem isn’t a fundamental flaw.
12:2 むしろプログラムのミスのようなものである。
12:2 It’s more of a [18] (1. bug 2. bit 3. virus):
12:3 フェイスブックでは、自己は1つだけだと考えているが,実際にはそうではないので,情報環境をうまく個人化できなくなるのである。
12:3 Because Facebook thinks you have one identity and you don’t, it will do a worse job of personalizing your information environment.

12:4 ある友人が私に言うように,「技術の捉えるニュアンスに反映されているかぎり,我々は,人間であることの意味がもつニュアンスからはほど遠いのである」。
12:4 As a friend of mine told me, “We’re so far away from the nuances of what it means to be human, as reflected in the nuances of the technology.”
12:5 あらゆる状況において,人は単一の確立した自己をもっているのではなく,すぐにも消え去ってしまう幻像は人の核心にある欲求や興味を示すものではないのだ。
12:5 People don’t have a single, tidy identity in all contexts, and every [19] (1. increasing 2. dropping 3.passing) fancy is not demonstrative of some core desire or interest.
12:6 しかし理論上は,自己が1つだけだと考え,また状況を考慮しないという問題は,解決不可能なものではない。
12:6 In theory, however, the one-identity, context-blind problem isn’t impossible to fix.
12:7個人化は,間違いなく,状況の判断を改善するだろうし,実際その分野の研究者はそれに取り組んでいるのだ。
12:7 Personalization will undoubtedly get better at sensing context, and, in fact, people in the field are working on it.
12:8長期的な興味と短期的な興味とのバランスをうまくとれるようになりさえするかもしれないのだ。
12:8 They might even be able to better balance long-term and short-term interests.
12:9 しかし,それができるようになれば,利用者の心の働きが精密に測れるようになり,事態はよりやっかいなことになりさえするであろう。
12:9 But when they do―when they are able to accurately [20](1. dial 2. gauge 3. switch) the workings of your psyche―things will get even more uncomfortable.

[28] The statement “people in the field are working on it” in the 12th paragraph means that they are trying to
1. strike a balance between leaving users unknown to each other and requiring them to maintain a single identity.
2. incorporate Facebook’s sharing functions into Google search functions.
3. better personalize search results by making personalization more context-sensitive.
4. help Facebook improve the way they personalize the type of information users access on the Internet.

・解答 [28]―3
>[28]「第12段の『その分野の研究者はこの問題に取り組んでいる』という表現が表しているのは,彼らが( )をしているということである」の正解は,3.「個人化をより状況にもとづいたものにすることで検索結果をよりうまく個人向けにする」である。設問文で引用されている部分のitは直前のsensing contextを受けていることを理解する。
1.「利用者が互いを知ることができないようにすることと,単一の自己を維持するように要求することとの間のつり合いを保つ」
2.「フェイスブックの共有機能をグーグルの検索機能に組み込む」
4.「利用者がインターネット上で利用する情報のタイプを個人化する方法をフェイスブックが改善するのを手助けする」

[29] Which of the following phrases from the article best corresponds to the phrase “a single, tidy identity” as used in the 12th paragraph?
1. unchanging inner traits
2. a mask
3. the public self
4. a shoddy doppelganger

・解答 [29]―1
>[29]「第12段で用いられている『単一の確立した自己』にいちばんよく対応するものは次のうちどれか」に対する正解は,1.「変化しない内面の性質」である。設問文に引用されているa single,tidy identityとは本文のここまでで批判の対象となっている「状況に左右されない一貫した自己」のことである。
2.「仮面」
3.「公に見せる自己」
4.「まがいもののドッペルゲンガー」

■ 第4段落
4:1 どちらの考え方にもそれぞれの利点と欠点がある。
4:1 Both ways of thinking have their benefits and drawbacks.
4:2 グーグルのクリックにもとづいた自己について言えば,両親にカミングアウトしていないゲイの10代の少年でも,より広範囲に及ぶゲイの共同体から,自分がひとりではないことがわかる個人化されたグーグルニュースのフィードが得られるのである。
4:2 With Google’s click-based self, the gay teenager who hasn’t [5](1. run up 2. come out .3 looked up) to his parents can still get a personalized Google News feed with pieces from the broader gay community that affirm that he’s not alone.
4:3 しかし同時に,クリックにもとづいた自己によって,我々はもともと見る傾向があるものによけいに引き寄せられてしまうということもある。
4:3 But at the same time, a self built on clicks will tend to draw us even more toward the items we’re [6]1, predisposed 2. entitled 3. embarrassed) to look at already.
4:4有名人のゴシップを扱うサイトの記事に目を通したという情報が保存されると,次回ニュースをみるときに,ある俳優の不倫について下品な詳報が画面に出る可能性が高いのである。
4:4 Your perusal of an article on a celebrity gossip site is [7]1.filed 2. thrown 3. given) away and the next time you’re looking at the news, you are more likely to find salacious details about an actor’s infidelity on the screen.

[30] Which of the following can be inferred from this article?
1. Personalization on the web makes you look multi-dimensional, although in reality your full personality is hard to pinpoint.
2. Invisible filtering of web content via personalization may threaten to limit your exposure to different thoughts and ideas.
3. As a Facebook user, you might feel like sharing any kind of news with your friends, whether it is favorable or unfavorable to your self-image.
4. Two people in different regions with different interests will receive identical Google results when typing in the same search phrase.

・解答 [30]―2
>[30]「この記事から推論されるのは次のうちどれか」に対する正解は2.「個人化によって見えないところでウェブのコンテンツの選別が行われると,多様な考えや意見にふれることが制限されるかもしれない」である。第4段第3・4文では,グーグルやフェイスブックの個人化技術がもたらす欠点が述べられている。2の内容はそれらをまとめたものとなっている。
1.「ウェブにおける個人化によって,ユーザーは多面的な存在に見えるが,現実には完全な個性を特定するのは難しい」
3.「フェイスブックの利用者なら,自己イメージに有利であろうが不利であろうがどんなニュースでも友人と共有したいと感じるだろう」
4.「違う地域に暮らし違う興味をもった2人の人でも,同じ検索語句を打ち込めばグーグルでまったく同じ結果を得る」

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