千葉大学 教育学部 2001年 小論文4 解答例

v0k01140

 

  • 設問

下記の図1は、ある地域において昭和53年以来小学5年生と中学1年生に対して実施された脊柱側彎症学校検診の結果、新たに発見された側彎症児の発見率の20年間の推移を示したものであるが、その特徴について説明し、またその特徴のもつ意味について考えられることを400字以内で論述しなさい。

 

 

  • 答案構成

はじめに、グラフからわかる特徴として、検診開始当初は発見率が高く徐々に低下してからは一定の割合で横ばいであることを述べる。そして、このことの意味と原因を述べると良い。つまり、設問において要求されているのは。5STEPにおける議論の整理と問題発見、原因分析である。

 

  • 答案例
  1. 議論の整理

はじめに、このグラフによれば検診開始直後は側彎症の発見率が高く、年を経るごとにその割合は減少する。その後、発見率は低下を止めてほぼ横ばいで推移する。また、小学5年生より中学1年生の方が側彎症の発見率が高い。

 

  1. 問題発見・原因分析

次に、以上のような推移の特徴をふまえると、検診開始直後の高発見率は次のように説明できる。すなわち、各学年に検診が始まるまで発見されていなかった有症者が検診の開始によって新たに発見されたのである。その分だけ発見率が高くなっている。そして、検診前には発見されていなかった側彎症の児童数は検診の普及とともに減少し、一定の割合で安定する。この割合は、児童の間の側彎症自然発生率であると考えられる。また、小学5年生より、成長が進んだ中学1年生の方がより側彎症発見率が高いことからはすなわち、成長期の中でもとりわけ思春期になってから発症するケースが多いことがわかる。

 

 

 

 

 

 

 

はじめに、このグラフによれば検診開始直後は側彎症の発見率が高く、年を経るごとにその割合は減少する。その後、発見率は低下を止めてほぼ横ばいで推移する。また、小学5年生より中学1年生の方が側彎症の発見率が高い。

次に、以上のような推移の特徴をふまえると、検診開始直後の高発見率は次のように説明できる。すなわち、各学年に検診が始まるまで発見されていなかった有症者が検診の開始によって新たに発見されたのである。その分だけ発見率が高くなっている。そして、検診前には発見されていなかった側彎症の児童数は検診の普及とともに減少し、一定の割合で安定する。この割合は、児童の間の側彎症自然発生率であると考えられる。また、小学5年生より、成長が進んだ中学1年生の方がより側彎症発見率が高いことからはすなわち、成長期の中でもとりわけ思春期になってから発症するケースが多いことがわかる。(380字)

 

 

 

 

 

小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「小論文、どう書けばいいかわからない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(記事執筆者が相談対応させていただきます!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です