千葉大学 教育学部中学校教員養成過程 2002年 小論文 解答例

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  • 設問

 

設問1

「前向きの不完全さ」とはなにか、またこの「前向きの不完全さ」を教師の要件とするこの積極的な意義は何だと筆者は考えているかを、200字以内で記述しなさい。

 

設問2

この筆者の考えについてあなたはどう思うか、あなたの考えを300字以内で記述しなさい。

 

  • 答案構成

 

設問1

はじめに、「前向きの不完全さ」の定義を総論・結論として述べる。次に、その意義を根拠とともに簡潔にまとめる。

 

設問2

はじめに自身の考えの結論を述べる。次に、その根拠と具体例を交えて、最後に結論の簡単な吟味を行う。このような場合、結論・根拠・具体例の形式に当てはめると良い。

 

 

  • 答案例

 

設問1

  1. 総論・結論

「前向きの不完全さ」とは、真理に対して自身が不完全な知識しかもたないことを認めながらも、積極的に物事を問い続ける姿勢のことである。

 

  1. 意義とその根拠

とりわけ、学校では「なぜかを問う」ことが大切であり、このことを子供と同じ目線で一緒に考える場所である。そして、教師が自身の不完全さを積極的に肯定する「前向きの不完全さ」という姿勢は、このような学校のありかたにとって適合的で重要である。

 

 

「前向きの不完全さ」とは、真理に対して自身が不完全な知識しかもたないことを認めながらも、積極的に物事を問い続ける姿勢のことである。とりわけ、学校では「なぜかを問う」ことが大切であり、このことを子供と同じ目線で一緒に考える場所である。そして、教師が自身の不完全さを積極的に肯定する「前向きの不完全さ」という姿勢は、このような学校のありかたにとって適合的で重要である。(182字)

 

 

設問2

  1. 結論

筆者の考える「前向きの不完全さ」は私も教育に必要不可欠であると考える。

 

  1. 根拠

なぜなら、教育というものは、教師から生徒へ知識を詰め込むだけの一方通行ではないからである。例えば、知識をただ得ただけではその知識を正しく運用できない。つまり、知識を得るだけでなく、物事の「なぜ」を常に意識するような好奇心を抱き、知識を用いながらきちんと考え抜くことが教育に求められる。そして、このような姿勢は教師自身が体現しなければならない。

 

  1. 具体例、吟味

実際に、就職活動や仕事など実社会において、技術の進歩や国際化とともに単に知識を述べるだけでなく創造的に知識を活用して積極的に問題に向き合う人間が求められている。

 

 

 

筆者の考える「前向きの不完全さ」は私も教育に必要不可欠であると考える。なぜなら、教育というものは、教師から生徒へ知識を詰め込むだけの一方通行ではないからである。例えば、知識をただ得ただけではその知識を正しく運用できない。つまり、知識を得るだけでなく、物事の「なぜ」を常に意識するような好奇心を抱き、知識を用いながらきちんと考え抜くことが教育に求められる。そして、このような姿勢は教師自身が体現しなければならない。実際に就職活動や仕事など実社会において、技術の進歩や国際化とともに単に知識を述べるだけでなく創造的に知識を活用して積極的に問題に向き合う人間が求められている。(285字)

 

 

 

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