慶應文学部・自主応募総合考査II 2012年 解答例

2012

議論の整理…… 
問題文にあるように、ニーチェは「人類の上に蔓延してきた呪詛」は「苦しみ」そのものではなく「苦しみ」の無意義であったと述べている。
問題発見…… 
ではなぜ、「苦しみ」以上に「苦しみの無意義」が「人類の上に蔓延してきた呪詛」として機能しうるのか考えたい。
原因分析…… 
私達は多くの場合、目的がある苦しみには耐えることができる。なぜなら、目的達成のためにはその苦しみを引き受ける必要があることを知っているからだ。一方、目的がない苦しみには耐えることができない。なぜから、その苦しみがなにも生み出さないからだ。たとえば、私達は受験期は1日12時間以上勉強するが、成人してからこれほど働くと過労死水準を優に超える。
結論…… 
このような現象の原因は、受験が意味のある苦しみであるのに対し、仕事が「上司が帰らないから帰れない」といったような意味のない苦しみであることが現代の日本で多々あるからだと考えられる。

問題文にあるように、ニーチェは「人類の上に蔓延してきた呪詛」は「苦しみ」そのものではなく「苦しみ」の無意義であったと述べている。
ではなぜ、「苦しみ」以上に「苦しみの無意義」が「人類の上に蔓延してきた呪詛」として機能しうるのか考えたい。
私達は多くの場合、目的がある苦しみには耐えることができる。なぜなら、目的達成のためにはその苦しみを引き受ける必要があることを知っているからだ。一方、目的がない苦しみには耐えることができない。なぜから、その苦しみがなにも生み出さないからだ。たとえば、私達は受験期は1日12時間以上勉強するが、成人してからこれほど働くと過労死水準を優に超える。
このような現象の原因は、受験が意味のある苦しみであるのに対し、仕事が「上司が帰らないから帰れない」といったような意味のない苦しみであることが現代の日本で多々あるからだと考えられる。
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