慶應SFC 環境情報学部 AO入試 志望理由書 提出例(中山俊宏研究会向け)

 議論の整理・・・ 

 20171月のトランプ政権発足以来,世界がトランプ大統領に翻弄されている。国内では,トランプ化を防ぐ砦と目された首席補佐官,国務長官ら側近を次々と解任し,国防長官を辞任に追い込むなど,トランプ化が進んだ。一方,国際政治においてもトランプ化は止まず,国連人権理事会やJCPOAからの離脱,在イスラエル大使館移転,制裁関税導入などに踏み切った。なかでもG7シャルルボワ・サミットでのトランプ大統領の言動は,国際秩序や規範からのアメリカ撤退を宣言したのも同然だった。貴学総合政策学部の中山俊宏教授によれば,トランプ主義とは,アメリカを「例外的な存在」とする「ウィルソン主義」との完全なる決別であり,普通の大国としてアメリカ・ファーストを目指す,単独主義,保護主義への回帰思想とみる。さらに,アメリカ中西部の保守主義的市民層が「世界秩序」「国際社会」という言説に感じる不満や違和感をトランプ大統領が言語化したことで,共和党が体現してきた保守主義の下で退けられてきた反動思想が表出したものと分析している(*2)

 

 問題発見・・・ 

 では,トランプ大統領を突き動かすものはなんであろうか。思いつきではなく,何らかの思想があるのだろうか。この問いに答えるには,トランプ大統領はトランプ現象のアーキテクトではなくアバターであるという発想で,アメリカ社会に生じている変化に着目する必要がある。

 

 論証・・・ 

 本稿ではこれを,トランプ大統領によって触発されたアメリカン・ナショナリズムの顕在化とみる。すなわち,政治理念よりも経済性をより重視した「アメリカ・ファースト政策」こそがトランプ政治の核心とみる。トランプ大統領にとって,アメリカがアメリカたる所以は,市場競争の場と認識された国際社会におけるアメリカの絶対的地位にある。その地位保全がトランプ大統領の最大の関心事であり,その地位を脅かす存在を例外なく排除しようという競争戦略的思考がトランプ大統領の行動原理であるとみなすと,トランプ大統領の言動が腑に落ちるのである。

 

 結論・・・ 

 そこで,アメリカ政治外交,アメリカ政治思想を専門に研究し(*1),気鋭の国際政治学者としても名高い貴学総合政策学部の中山俊宏教授に師事し,上述の仮説の真偽を明らかにすべくトランプ政治について研究を深めたいと考えている。

 

 結論の吟味・・・ 

 貴学SFCの中山俊宏研究会が上述の研究を進めるのに最適な研究環境との確信のもと,貴学SFCに入学し中山俊宏研究会に入会することを強く希望する。

 

 

 

(*1) 中山俊宏.トランプ現象とアメリカのイデオロギー的地平”, 『米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因』(日本国際問題研究所米国研究会研究報告所収), pp.9-16, 2017

(*2) 中山俊宏.普通の大国として振舞うトランプ外交誕生の文脈 アメリカン・ナショナリズムの反撃(2”, < https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/2-93.php >

 

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