上智大学 文学部 特別入試 志望理由書 提出例(豊島正之ゼミ向け)

■ 議論の整理
日本における活版印刷は、イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノによって伝導事業の一環として始まった。16世紀末から17世紀初めにかけて、活版印刷で出版された欧文、和文の書物は「キリシタン版」と呼ばれ、キリスト教の伝道のための字書や教本の普及を推し進めた。豊臣秀吉や徳川家康の禁教、弾圧政策により、追放された宣教師とともに印刷機はマニラに運ばれ、その後の日本の印刷技術の祖になったのは同時代に持ち込まれた李朝の銅活字が古活字版であるとされている。しかし、短い期間であったにもかかわらず、キリシタン版が当時の日本の言語状況や出版の形、書物の在り方や信者をはじめとする民衆の知の体系に、ひいては現在の日本の文化状況にも影響を与えてきたことは想像に難くない。

■ 問題発見
では具体的にキリシタン版は日本社会に何をもたらしたのだろうか。また、具体的に、印刷はどのようにな工程で行われたのだろうか。

■ 論証
このことを問うために、印刷分ががもたらされた歴史的背景、キリシタン版の印刷技術、印刷、日本における布教活動への影響、製本の方法、言語、翻訳の問題、出版内容の変遷など多角的な視点から先行研究や現存する資料から調査し、全体像を捉えていきたい。

■ 結論
キリシタン版研究者の豊島教授によると、キリシタン版はラテン文字(アルファベット)も国字(漢字・かな)もどちらも金属活字を原則とするが、1593年までの活字は全て欧州製であり、天正少年使節が奥州で発注し、1586年にリスボンで印刷試行し、そのまま印刷機とともに日本へ持ち帰ったものであるという※。しかし、国字活字は日本語に相当精通していないと作成は難しいと考えられるが、具体的に誰がどのように関わって作られたのかにも関心がある。

■ 結論の吟味
以上の目的のために、貴学の文学部でキリシタン版について多面的な研究を蓄積している豊島正之教授のセミに入会することを強く希望している。

豊島正之(2016) 2016年度後期東洋学講座講演要旨(「江戸の書物文化」)
第557回 11月22日(火)

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