上智大学 文学部 特別入試 志望理由書 提出例(大橋容一郎ゼミ向け)

■ 議論の整理
私は、現代社会において世界中に広まった近代西洋医学について、哲学的観点から問い直すことに関心がある。西洋医学の大前提である精神と身体を区別される2つの実体でありながら、相互作用が可能な関係であるとする心身二元論は、近代哲学の祖であるデカルトが打ち立てた論である。この前提なしには、臓器を取り出して交換する臓器移植は成り立たず、今でこそ日本においても浸透しつつあるが、導入期には東洋医学をはじめ、様々な立場による論争が起こっていた。

■ 問題発見
このように、医療の現場は医療技術の側面のみから捉えられがちであるが、実際は文化的側面が強く、様々な哲学や倫理的主張が交錯する場であり、看護師の立場と役割もまた多様な観点から捉えなおすことができる

■ 論証
大橋教授は、看護師は3つの言語を駆使して、その現場を切り盛りしているという※。1つ目は最先端医療に関わる「技術の言語」であり、医療従事者の間では共通語であるが、患者には翻訳してわかりやすく伝えなければならない。2つ目はこの翻訳を可能にする「理解の言語」、そして3つ目は患者の状態や症状を観察やコミュニケーションによって情報収集し、伝達するための「身体知の言語」である。こうした看護師の持つ「技術」は、狭義の「医療技術」という表現には収まり切れず、むしろ古代ギリシアに起源を持つ「テクネー(技術)」という言葉によってこそ、より適切に表現できるように思う。

■ 結論
上記のように、医療とケアの現場を哲学的な発想に開かれた場にすることは、単なる机上の議論ではなく、未来に向けて、新しい医療の実践的創造につながっていくと私は考える。

■ 結論の吟味
哲学の立場から、医療という近代的行為を捉えていくために、貴学の大橋容一郎教授のゼミに入会することを強く希望する。

※大橋容一郎. (2016). 看護の場を哲学する試み. 上智大学総合人間科学部看護学科紀要= Journal of Department of Nursing, Faculty of Human Sciences, Sophia University, (2), 3-10.

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