上智大学 文学部 特別入試 志望理由書 提出例(瀬間正之ゼミ向け)

■ 議論の整理
私は、古代史や考古学に関心があり、古代の人々の思想や生き方を知る手掛かりとなる遺跡や出土品について研究したいと考えてきた。また、高校時代に現代語訳や漫画で古事記や日本書紀の神話の世界に触れ、現代社会の私たちのそれとは全く異なる世界像に戸惑いながらも魅了され、記紀風土記の世界をより堪能したいと考えた。そんな折、古事記の文字表記の分析から、成立時期を特定したり偽書説の誤りを正すことができると知り、国文学からのアプローチに強く関心を抱くようになった※。

■ 問題発見
現存する古事記の写本や当時の状況を伝える木簡等の資料にアプローチするには、上代文学で使用される漢字についての基礎知識や運用法、解読の助けとなる工具書の使用法を習得する必要がある。また、上代の言葉遣いや漢字用法を他の時代のものと区分するためには、その前後の時代の用法についての知識も必要である。

■ 論証
私は、学生時代のテーマとして、この古代の文字研究に取り組みたい。日本社会はその歴史の中で、幾度も大きな転換期を迎え、その前後では世界像や思考様式そのものも大きく変貌を遂げている。現代に生きる私たちが過去の資料から当時の世界を再現しようとする際、どうしても現代的思考様式による常識がバイアスとなり、その実情を歪めてしまう恐れがある。例えば日本語と外国語を例にとってみても、家族や親族の関係性を表す言葉は文化によって大きく異なるが、時代によっても大きく異なるからである。内容だけではなく、文字や表記そのものやその運用法をできる限り忠実に追うことから、上代の人々の世界像により深く迫ることができると私は考えている。

■ 結論
文字を通して上代の意味世界を追求していくために、私は貴学の国文学科に進学し、中でも『上代のことばと文字入門』などの著者であり、記紀の文字表記研究の先駆的研究者である瀬間正之教授に師事することを強く希望する。

※瀬間正之. (2013). 古事記は和銅五年に成ったか (特集 記紀の成立を考える). 上代文学, (110), 31-44.

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