上智大学 経済学部 特別入試 志望理由書 提出例(山田幸三ゼミ向け)

■ 議論の整理
陶器や金物などの日本の伝統産業は、長らく衰退の一途を辿りってきたが、近年、独自のブランディングに成功し、活気を取り戻している。その背景には、製品そのものの質の高さや、日本人のライフスタイルを知り尽くした国内企業ならではの強みもあるだろう。また、インターネットの興隆により、新たな宣伝や販売ルートが広がったことも一因であろう。しかし、それらの一般的な要因だけでは、伝統産地の後継者問題という深刻な問題を読み解くことはできないだろう。

■ 問題発見
では、日本の伝統産業においてブランド化と生き残り策が成功した背景には何があるのか。 陶器産業を例に挙げると、窯元、職人、問屋などの分業体制によって成り立っており、大きな契機なくしては変革は難しい。

■ 論証
私は、この現象の本質を見極めていくためには、ファミリービジネス的伝統産業とアントレプレナーシップはそりが合わないという旧来の思い込みを超え、グローバルな経営学の理論や視点と、ローカルな伝統産業の知恵の結節点を探っていく必要があると考える。
例えば山田※は、伝統産地の変貌の鍵は、イノベーションを通じた事業転換や企業の新陳代謝、それを可能にする人材育成の仕組みであると言う。私もその考えに賛同で、伝統産地の分業体制や不文律を遅れた非合理な経営形態とみなすのではなく、歴史の中で合理性を備えた秩序から生まれた協働の仕組みとしてリニューアルし、新陳代謝を図っていくことが、伝統産地の再生につながっていくと考えている。

■ 結論
そこで、様々な伝統産業の復興や活性化、ひいては地域や日本経済の活性化のために、経営戦略論とローカルな知が融合したビジネスシステムの事例について、企業家活動の視点から実証的に研究していきたいと考えている。

■ 結論の吟味
そこで、伝統産地の経営学的研究の専門家である貴学の山田幸三教授のゼミに入会し、上述の研究を遂行するための理論と調査方法を学ぶことを強く希望する。

山田幸三「伝統産地の変貌と起業家活動ー有田焼と信楽焼の陶磁器産地の事例を中心としてー」 上智経済論集 第58巻 第1・2号

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