上智大学 総合人間科学部 特別入試 志望理由書 提出例(道又爾ゼミ向け)

■ 議論の整理
人の視覚系の情報処理能力は様々な能力の中でも特に高度に発達しており、人間の認知処理についての理解の糸口として重要である。例えば、視線カスケード現象とは、好きなものを選ぶ判断の際に、選ぶよりも先に選択する刺激へ視線が偏るという現象のことを指す。このような視線の動きと認知処理の関連については、19世紀末にはすでに文章を読む作業における視線測定が行われており、その後も1970年代から現在に至るまで、視線の動きを介して洞察問題や意思決定、選択判断などの問題解決場面の認知処理プロセスを対象とする研究が行われている※。

■ 問題発見
近年、心理学が巷でも流行し、「心を読み解く技術」、「〇〇な人の心理」といった書籍や記事を多く目にするようになり、私も興味を抱いた。それらはおもしろく的を得た内容で納得するところもあるが、一般に向けた「わかりやすさ」の反面、それらの説の根拠は不明確なことが多い。では、「心」や「感情」という実体がないものをどうやって実証すればよいのだろうか。

■ 論証
実体のない「心」に対し、私の「身体」の動きは正直で、気に入ったものには「目が釘付け」になり、怒りや不安を隠そうとしても、心拍数は増え、膝が震えたりする。私はこうした身体、特に視線の動きに現れる徴候を実験・検証することから、人間の認知の方法という大きなテーマにアプローチしていきたい。特に、危険予知や判断の場面において、視線の動きがどのように作用しているかを具体的に検証していきたい。

■ 結論
実験による検証のためには、認知心理学分野の知識、実験手法や倫理についての知識と態度について深く学ぶ必要がある。また、視覚をはじめとする身体の微細な動きを捉えるためには、実験機材へのアクセスの利便性も重要である。

■ 結論の吟味
上記の目的のために、貴学の学習環境は私にとって最適であるという判断の元、この分野において先進的な研究を蓄積している道又爾教授のゼミに入会し、認知心理学の基礎や実験の手法、検証方法を学ぶことを強く希望する。

※田根健吾, & 道又爾. (2016). 潜在呈示した情報が選択判断時の視線の動きに与える影響. 基礎心理学研究, 35(1), 1-10.

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