2019年 上智大学編入学試験 総合グローバル学部・グローバル学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

この文章では、グローバル化のもとをたどると近代化があり、近代化は植民地化と同義であると論じている。古代と中世は、それぞれの地域が個別に存在することが可能であった。しかしながら、ヨーロッパ諸国は周辺の国々を植民地化しながら「近代化」していった。つまり、近代化とはグローバル化の過程に他ならないのである。

しかしながら現在は、地域の固有性を重視することも重要であるとされている。そのため、必ずしも植民地化の延長上にあるわけではなく、グローバル化は新たな局面を迎えていると言える。

問題発見

近代化とはグローバル化の過程であるという表現が用いられているが、これは具体的に何を指しているのだろうか。

論証

グローバル化の幕開けとされるのが大航海時代である。ヨーロッパ諸国は、領土を拡大させるため、世界各国に探検家たちを派遣して植民地化していった。宗教改革による教派の対立が激しくなるなか、宣教師を派遣することで、植民地にて改宗をすすめた。それにより精神面も近代化がすすめられたと言える。

ただし、ここで考える近代化とは、ヨーロッパ中心主義に基づく近代化に他ならない。近代化の根底にあるのは資本主義である。そのため、支配下に置かれている地域は、利益を得ることができず、一方的に搾取される存在である。その地域が正当に利益を得られていないという自覚が芽生え、それがナショナリズムの高揚につながった。

中東や南米諸国におけるナショナリズムの高まりは、欧米諸国が推し進めた植民地化の反動によるところも大きい。そのため大航海時代に始まる植民地化の影響は今でも残っている。

結論

現在は、植民地化の負の歴史を認識したうえで、地域の固有性や対等性を前提とするグローバル化が進められている。しかしながら、さまざまな地域間格差は残っており、植民地化の記憶は消え去っていない。

吟味

現在、グローバル人材等が注目されているが、本当に地域の固有性を尊重した考え方なのだろうか。自分なりに考えてみたいと思った。(834文字)

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