2020年 上智大学編入学試験 外国語学部・ドイツ語学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

日本における識字運動の障壁となってきたのは漢字の存在である。漢字がなければ日本語の読み書きはかなり簡単になる。また、固有名詞の読み方が多様であることも、漢字の学習を困難にしている要因だ。日本人の大部分は、小さいころから膨大な量の漢字トレーニングをしているにもかかわらず、大人になって漢字を間違えることも多い。それを外国人に求めることは、そもそも無理があるというのが筆者の考えである。

問題発見

日本で、識字運動をとりまく課題を乗り越えるためには、日本人がひらがなによるコミュニケーションに寛容になることが必要なのではないだろうか。

論証

現在の日本では、子どもが見る可能性がある看板や張り紙には、ひらがながふられている。本来、教育を受けた大人であれば、漢字のみで読めるという先入観が私たちにはある。そのため、ひらがながふられた日本語は、「未発達」「学習前」の子どもにレベルを合わせたものと思うのが自然な流れである。

しかし、私は家族旅行でハワイに行ったとき、英語のみの看板や張り紙は、完全に理解することができなかった。もっと簡単な英語であれば理解できると思ったが、馴染みのない言い回しも多いように感じた。英語圏の人たちからすると、私は日本から来た、英語が「未発達」の存在となる。

日本には、中国人、韓国人、ベトナム人など、さまざまな国の人が暮らしている。地域によっては、インド人やブラジル人が大部分ということもあるため、すべての情報を多言語化することは不可能に近い。

結論

そこで、ひらがなとカタカナによる日本語さえ理解できれば、内容を理解できる情報提供をすることで、日本における文化の多様化がさらに進められる。

吟味

日本人は、ひらがなとカタカナだけの日本語は「未発達」とネガティブに捉える傾向がある。また、日本文化の衰退と嫌がる人も多い。そのため、これからの日本を担う子ども世代から、意識を変える取り組みを始めるのがいいと思う。(815文字)

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