2019年 上智大学カトリック高等学校対象特別入学試験 総合人間科学部・心理学科 小論文 解答例

議論の整理……

差別を解消する対策のひとつが、差別を学ぶ機会を作ることです。日本を含めて世界各国の歴史や現状を通じて、差別が存在することを知ることができます。それにより、身近にある差別を認識できるようになるでしょう。もうひとつの対策が、差別につながる制度をなくす、あるいは改善することです。古いままの婚姻や雇用の制度が、結果的に差別を生み出していることがあります。それらを廃止・改善することで、制度により生まれている差別を解消できると考えます。3つ目が、心のケアができる体制を作ることです。余裕がなくなると心が排他的になり、差別に向かうことがあります。心をケアする体制が整えば、差別する気持ちがなくなる人も増えると思います。

問題発見……

ここでは、3つ目の対策である心のケアができる体制づくりについて述べていきます。近年、ツイッターなどで面識のない人を攻撃し、自殺に追い込む事例が増えています。私の考えでは、攻撃する人の多くは、雇用が安定していない、生活環境がよくない、人間関係がうまくいっていないなど、なんらかのトラブルを抱えており、精神状態が不安定となっています。心のケアを受ける機会がないため、他人を差別して攻撃することで、心のバランスをとろうとしている可能性があります。

論証……

子育てや夫婦関係に悩みを抱えている人は、そのストレスを発散するために、幸せそうな人に向けて差別的発言を繰り返しているのかもしれません。仕事が見つからない人は、その理由をアジア諸国の進出だと思い込み、中国人や韓国人に対して差別的感情を抱いている可能性があります。意味もなく差別的な発言や行動を繰り返す人は、心に問題を抱えており、助けを必要としているように感じます。

結論……

差別をなくしていくためには、知識や制度の改革も必要ですが、人の心のすさみを取り除くことがいちばん重要です。そこで私は3つの対策のなかでも、心のケアができる体制を作ることがとくに大切であると考えました。(805文字)

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