2019年 上智大学外国人入学試験 総合グローバル学部・グローバル学科 小論文 解答例

問題発見……

私は、中東で長らく続いている紛争について、個人・国家・国際システムという3つの手法から分析する。

論証……

中東で紛争が続いているひとつの要因が、独裁者があらわれたことである。その独裁者がイラクのサダム・フセインである。フセインは、若いころに出会った人々の影響を受けて、イランを敵視するようになったる。また、彼自身の性格もひどく攻撃的で、学校でもたびたび問題となっていた。フセインが独裁者としてイランを攻撃するようになったのは、彼自身の性格や育った環境が大きかった。これが、中東紛争が起きる個人的な要因である。

国家的な要因としては、イラクが世界で3番目の石油大国でもあったことが挙げられる。石油大国であることは、一見すると、その国が豊かであることを意味している。しかし実際は、石油の価格は世界情勢により変わってくる。そのため私たちが思うほど、イラクは経済が安定していない。そこで、経済を安定させるために、敵対する周囲の国々を支配下に置こうとした。このようなイラクの経済不安が、中東の紛争をもたらした国家的な要因である。

そして、国際システムの要因としては、石油や武器の輸出などの利害関係が挙げられる。アメリカ、イギリス、フランスは、石油でぼう大な利益を得ていた。そこで、イラクの侵攻を経済的にサポートした。中国やソ連は、武器の輸出によりぼう大な利益を得ていた、そのため、イラクをサポートするようになった。

結論……

サダム・フセインが力をつけたのは、彼の個人的な性格や育った環境が大きく影響している。そして、彼を独裁者として成長させたのは、経済的に不安定だったイラクの状況と、それを不安に思う国民感情だった。そのうえで、中東紛争を拡大させたのは、イラクの石油や武器輸入で利益を得ていた先進国との関係性であった。

吟味……

そこで私は、今でも続いている中東紛争を解決するためには、国際システムの要因を解きほぐす必要があると考える。イラクの石油や武器輸入による利益をいちど捨てて、純粋に中東情勢をよくするために行動することが、先進国がいちばん最初にするべきことであろう。(864文字)

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