2020年 上智大学外国人入学試験 文学部・ドイツ文学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

この文章では、言葉が持つ強力な力と曖昧さの両方を論じている。私たちがある言葉を発したとき、それが事実以上の内容となり、それが独り歩きしてしまうことがある。そのような力が犯罪や詐欺に利用されることも少なくない。それと同時に、自分のなかにある複雑で多様な感情を、ひとつの言葉で相手に伝えることも難しい。例として「うれしい」という言葉を挙げている。大きな喜びや申し訳なさなど、いろいろな感情が含まれているにも関わらず、それが十分に伝わることはなかなかない。

問題発見

近年は、メールやSNSなどの書き言葉で相手とコミュニケーションをとることが増えてきた。そのような状況で話し言葉はどのような働きをするだろうか。書き言葉とは異なる働きとは、どのようなものだろうか。

論証

メールやSNSでメッセージを送るとき、自分の気持ちが正しく伝わるように文章を何度もチェックできる。SNSであれば、絵文字を多用することで、自分の感情を誤解されることが少なくなる。その言葉によりイヤな気持ちになったとしても、文章を読み返せば、このような意図で言っているのだろう、自分が思い違いをしていたのだろうと、考え直すこともできる。書き言葉は、それを保存できるからこそ、正しくコミュニケーションをとれる可能性が広がる。

しかしながら書き言葉は、自分の本心を隠して表面的に書き連ねることもできる。そのため真の信頼関係は築きにくいという特徴がある。それに対して話し言葉は、相手に自分の複雑で多様な感情を伝えられる。もちろん、言葉だけでは、感情の細かいニュアンスを伝えることは困難だ。しかし、そこに表情や動作が加わることで、その言葉の働きはより確かなものとなる。

結論

書いている言葉、発している言葉だけではなく、人間の表情や動作が合わさることで、言葉の働きはより効果的になる。

吟味

私は「うれしい」「悲しい」という言葉を安易に発していた。もっと正確に伝わるように、自分の感情をどのように伝えればいいのか、具体的に考えてみたいと思った。(843文字)

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