2020年 上智大学外国人入学試験 総合人間科学部・看護学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

臓器移植医療は年々発展し、移植を希望する患者の数も増えている。これまでは治療が難しかった病状でも、臓器を移植することでたくさんの命が救われている。移植する医療技術が発展すると同時に、臓器を提供するタイミング、すなわち、どの時点で人間が死んだと判断すればいいのかが問い直されるようになってきた。2009年に「臓器移植法」が施行され、心臓の停止のほかに、脳死と判断されたときにも、臓器を提供することが可能となった。さらに、本人の意志が分からなくても、一定の条件を満たしたら臓器提供できるなど、いわゆる規制が緩和される形となった。

問題発見

「臓器移植法」が施行され、臓器移植を提供する基準が緩和されることで、どのような問題が発生するだろうか。問題を解決する方法は具体的にあるのだろうか。

論証

「臓器移植法」の施行により、本人の意志が分からなくても、家族が同意すれば臓器を提供できるようになった。また、これまで小さい子どもの臓器提供は禁止されていたが、15歳以下であっても、脳死判定されたら臓器の提供が可能となった。さらに、生前に意思表示していれば、親族に優先的に提供することもできる。

このなかで私はとくに、15歳以下の子どもの臓器提供が可能になったことは、賛否の対象になると考えた。臓器移植を希望する患者のなかには、小さな子どもが少なくない。私も、募金を集めて子どもがアメリカに渡り、臓器移植をする様子をニュース等でよく見てきた。子どもの臓器提供が可能となったことで、多額の治療費を要することがなくなり、多くの命が救われることは事実である。しかし、子どもが小さいほど、脳死や臓器提供の判断が難しく、同意のあとも親は精神的に苦しめられる。

結論

子どもの臓器提供を可能とする場合、臓器提供に同意した親をケアする体制もあわせて考える必要がある。

吟味

臓器移植はスピーディーに行う必要がある分、適切に内容を説明できるスタッフの育成が必須なのではないか。(819文字)

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