2020年 上智大学公募推薦入学 文学部・ドイツ文学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

この文章では、教養が抱えている傾向と、そこに根差している問題を取り上げている。大正時代以降の教養人は、さまざまな古典に精通し、文化・芸術に対する造詣が深く、実益から距離を置いた孤高の人であった。昭和初期になると、社会から一定の距離を置く教養を批判、根元的な問題を深く追求するべきとする見方も生まれた。筆者によると、前者は高みを目指す、後者は深く潜り込むという違いがあるが、時代と垂直方向に向き合っている点は共通している。

問題発見

この文章で提起された問題を踏まると、今の時代に必要な教養とは、どのようなものと言えるのだろうか。

論証

この文章では、複雑化した世界における自分の位置を理解するために必要なのが教養だとしている。私自身、分野を超えた複雑な問題に直面することがある。外国の政治が日本の経済に影響を与え、市場に出回る商品や価格が変わる。環境問題は、生態系、エネルギー、科学技術、地域格差など、分野を超えた知識がなければ理解できない。教養により世界をマッピングする力さえあれば、自分が置かれている世界がクリアに見渡せる。

加えて、複雑に絡みあった状況を打破する能力も教養の一部であると考える。私が想定する状況とは、家庭、学校、地域社会、国、世界など、あらゆるレベルが含まれる。家庭の問題ひとつとっても、経済、教育、性差、社会福祉など、多様な問題が絡みあっている。様々な知識と、それらをマッピングする力があれば、どうして自分は困っているのか、どうすれば状況を変えられるのか、考えて行動することができる。

結論

自分、他者、社会、世界をよりよくするために活用するのが教養である。活用するのは私たちひとりひとりである。家庭、学校、地域社会など様々な場で発揮できるのが、これから理想とされる教養である。

吟味

現実社会の課題解決に目が行きがちであるが、古典、哲学、文学などの領域を通じて、人間や世界の本質に迫る視点も備えていくべきであろう。(820文字)

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