2020年 上智大学帰国全学科 外国語学部・ロシア語学科 小論文 解答例

議論の整理(要約)

私はここで「世界のなかのロシア」について論じる。世界から見て、ロシアの存在感が大きかったのはソビエト連邦時代、とくに第二次世界大戦以降であると考える。終戦後、アメリカとソ連の対立が激しくなり、世界は再び危機にさらされる。それが冷戦である。冷戦とは、アメリカを中心とする資本主義国家と、ソ連を中心とする共産主義・社会主義国家が対立するもので、戦争になったときに備えて、それぞれの陣営が核を開発していた。そのため核戦争になる恐れがあると世界中に緊張が走っていた。

問題発見

冷戦の時期、ソビエト連邦時代のロシアは、アメリカに対立する大国として、圧倒的な存在感を示していた。しかしながらソ連崩壊後は、中東において存在感が際立っているものの、世界における位置づけが不透明になっているのではないか。

論証

冷戦の時期は、アメリカvsソ連、資本主義vs共産主義、西vs東など、世界における大国の位置づけが分かりやすく示せた。しかしながら、ソビエト連邦が崩壊したことで、支配下にあった国々が独立。規模を縮小したロシア連邦が成立するに至る。ただ、現在のロシアは資本主義経済を導入しているため、社会主義国家のリーダーというポジションではない。

とはいえ、現在の混乱が続く中東情勢のなかでロシアの影響力が増していると言われている。もともとシリアやイランと友好的だったが、サウジアラビア、そしてトルコとも密接なつながりを持つようになっている。ロシアは、社会主義国家のリーダーではないものの、今でもアメリカと対立しているのだ。

結論

これまでロシアは軍事とイデオロギーを一体化することで周辺諸国を支配してきた。現在は、軍事のみで自らの国を守ろうとしている。友好関係を築いている国にイデオロギーを変えることを求めていないため、国防という観点からのみ方針を決定している怖さがある。

吟味

武器の輸出のような軍事的なつながりにより友好関係を築いている点において、冷戦期よりも問題の解決を難しくしているという印象もあるので、もっと注目してみたい。

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