上智大学 神学部神学科 AO入試 瀬本正之ゼミ向け

  • 議論の整理

現代社会の抱える最も大きな問題の一つとして環境問題が挙げられるが、この問題に対してキリスト教界はどのように取り組んできたのだろうか。環境問題とキリスト教との係わりについて論じる際に、その影響力の大きさからリン・ホワイトJr.の論考を抜きにして考えることはできない。彼はキリスト教の間違った人間中心主義を正さない限り環境問題を解決することは不可能だと断じた。彼のキリスト教観の是非について判断は差し控えるとしても、環境問題の根源が宗教的要素を含むのなら、その解決策も本質的に宗教的なものでなければならないという指摘はキリスト教界が受け止めるべき重要な課題である。

  • 問題発見

フランシスコ教皇による回勅『ラウダート・シ』はキリスト者が環境問題に対して取り組む際に果たすべき役割を説いている。それは、倫理的規範として人々に環境破壊を招いてきた従来の人間性からの転換を促すことであるとまとめることが出来る。また一方で、環境問題の解決策としての人間性の転換を世俗的な哲学の観点から追求する環境倫理学という学問も存在する。両者に共通するのは、環境保全に繋がる人間性涵養の為に如何にして人々を啓蒙するのかを志向している点である。従って、キリスト教の立場から環境倫理学を理解することで現代に合わせた人間性教育の在り方が見えてくるのではないだろうか。

  • 論証

神崎教授は反対に環境倫理学から『ラウダート・シ』を読み解き、その思想の根本的一致を確認している。その上でこの回勅で述べられている人間の関係性の再構築について、環境倫理学の限界が「人間と自然とのかかわり」の再構築を達成できていない点にあると述べている。確かに宗教性は現代において広く人々を啓蒙する際には障壁となりうるのかもしれないが、このような環境倫理学の限界を超えて人々の態度を変えうるかもしれない。私はこの可能性について研究を行いたいと考えている。

  • 結論

上記研究を行うにあたって、これまで貴学において環境問題をカトリックの立場から論じてきた瀬本教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

神崎宣次 (2017) 「現在の環境倫理学の観点から見た『ラウダート・シ』」 『持続可能な発展は可能か 回勅『ラウダート・シ』を複眼的に読む』

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