早稲田大学 文学部 AO入試 志望理由書 提出例(楊達ゼミ向け)

■議論の整理

言語には、文法以外にも語用論的に学ばなくてはいけない言語学習が必要だ。例えば、英語でも関係代名詞として習うthatやwhichはどちらでも使用できるように教わるが、母語として使用するネイティブスピーカーの語幹としては、whichでは、「ちなみにね~~」という付加情報を付け足すようなニュアンスが強く、今までの話題を広く受けることができる。

 

■問題発見

また、会話の中で程度を表すものや、ニュアンスを伝えるような言語がある。英語でduhと言えば、「言わなくてもわかるでしょ」という態度を伝えることができる言語だが、これを辞書的な意味で正確に伝えることが難しい。中国語では程度副詞のニュアンスを伝えることは非常に難しいといわれている。

 

■論証

中国語の程度副詞である「真」「可」「多」などをどのように第二言語習得者に使用方法を学習するかを研究したものによれば、言語現象として定義づけが難しい程度を表す語用をどのように第二言語学習者に伝えるかは難しいとしたうえで、次のように結論付けている。「例えそれがまだ理論的に完全に解明されていない言語現象であっても、学習者の母語に対する語感を利用して、言語の背景にある構造的な法則を意識させながら教えていくことが有効な手段の一つである」※1。

 

■結論

言語のニュアンスを理解するには、やはり母語のニュアンスの理解から入るのが良いだろうという考え方は、今まであまりとられてこなかった採用方法であるだろう。私たちは感情を伝える方法はいつも母語の文化の中で行っていることだから、一度母語に対する語感から出発する方法は有効なはずだ。

 

■結論の吟味

言語は言語特有の表現があり、その言語を母語とする共同体の文化を抜きにしては語れないのは確かだ。しかし、母語の文化を理解するのもまた言語であるのだから、第一言語と第二言語の双方を同時に使用しながら、適切な理解を図る言語学習の方法を模索したい。グローバルな時代とともに、まだまだ各国間で文化に対する偏見が多い今だからこそ、適切な第二言語学習に対する学習環境を整えるための研究をしてみたいと考え、貴学への入学を希望する。

 

※1楊達「程度副詞の教え方について」『中国語学』244 1997 日本中国語学会

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