早稲田大学 文学部 AO入試 志望理由書 提出例(近藤二郎ゼミ向け)

■議論の整理

古代エジプトは埋蔵品の考古学的鑑定により、新たな事実がたくさん見つかるため、歴史学的な資料の宝庫だ。アメンヘテプ4世のレリーフの比較を通じて、あざやかに当時の古代エジプトの社会の変化や、職人の交流を描き出すことができるからだ※1。

 

■問題発見

考古学は、歴史を正しく知る重要な学問だ。歴史は近現代でさえ、確定することが難しい。そこには、国家間のイデオロギーや、政治的思惑が働く。ある国家では、不都合とされる事実は捻じ曲げたいし、自国民の歴史を正しく語るには邪魔な要素であったりする。しかし他国にとってその歴史は拭い去れないアイデンティティを形成する要素であり、引くことができない。

 

■論証

その時、歴史があったかどうかは史料的事実に存在にかかっていると言っても過言ではない。近年では、歴史哲学のような学問の潮流が盛んになってきているが、もともとの資料的事実を抜きにして語ることができない。歴史は物語ではないと私は思うからだ。

 

■結論

歴史的資料を確かな目で鑑定し、正確な事実をつかみだすこと。それが第一義的に歴史研究者たちが取り組まなければならないことだと私は考える。従軍慰安婦はいたか、南京大虐殺事件はあったかどうか。きっとあった。いや資料がないからない。いろいろな立場が存在する。オーラル・ヒストリーの重要性を理解したうえでさらに私は、つぎのような提案をしていきたい。

 

■結論の吟味

歴史に残るような資料を作成すること。考古学は過去のものを掘り起こすことだけが学問対象ではないと私は思う。未来まで残りうるような資料をどのように残し、どのように保存していくかという未来の学問体系であるはずだ。記憶や口承をどのように歴史的資料として定着していくべきか。そのような実践的な学問として、考古学という学問を究めてみたいと考え、貴学への入学を希望する。

 

※1近藤二郎「ブリュッセル、王立美術歴史博物館所蔵の王妃ティィイのレリーフ(E.2157)」『早稲田大学総合人文科学研究センター研究誌WASEDA RILAS JOURNAL』(4)2016

 

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