早稲田大学 人間科学部 AO入試 志望理由書 提出例(上鹿渡和宏研究室向け)

  • 議論の整理

わが国における児童虐待件数は増加しておりその対策が急務となっているが、ここでいう対策には虐待を予防する為の環境づくりも含まれる。言い換えれば、施設や家庭という現場で、児童が心身ともに健康に成長していく為の養護に焦点を当てて研究を進める必要がある。現在、わが国における乳幼児社会的養護の在り方は大規模施設養護から家庭的養護へ移行しつつある。ルーマニアにおける施設養護児童を調査した研究によれば、3歳未満の児童を大規模施設で擁護することは、認知機能の低下など発達において重大な影響を与えることが示唆されており、家庭養護の重要性が認識されつつある。

  • 問題発見

一方で、このような社会的養護を論じる文脈においては養護を行う側の視座にのみ偏って進められる場合もあり、実際に養護を受ける児童の感情が無視されることもある。子どもの権利条約の草案に大きく関わったコルチャックは「今を生きる子ども」という視点を提供しているが、施設養護から家庭養護への移行の際にもこの視点を忘れてはならない。施設養護よりも家庭養護が優れていると決めつけて、無理に環境を変えることこそ、児童の発達に悪影響を及ぼすのではないだろうか。では、無理のない移行の在り方とは何であろうか。

  • 論証

上鹿渡教授は日本と比べて家庭福祉への転換が早かった欧米における児童養護への取り組みを個別事例的に研究し、特に英国をモデルとして今後日本社会に求められる取り組みを論じてきた。大人と子ども双方が納得できるような社会養護システムの整備には何よりも慎重さが求められる。そこで、多くの事例に対処できるようにまずは実証研究の件数を増やすことが必要だと考えている。

  • 結論

この研究は増え続ける児童虐待への対策を社会全体で考える契機となることが期待できる。

  • 結論の吟味

本研究を行うにあたって、児童精神科医としても活躍し、児童福祉に関して多角的な視点を持っている上鹿渡教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

上鹿渡和宏 (2012)「社会的養護の動向と喫緊の課題─「今を生きる子ども」の最善の利益から考える─」『信州公衆衛生雑誌』 6(2), 113-120

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