早稲田大学 人間科学部 AO入試 志望理由書 提出例(松井辰則研究室向け)

  • 議論の整理

人間の意思決定という高度な認知処理機能については、これまで心理学や経済学をはじめとする様々な学問領域からのアプローチによって研究されてきた。多くの意思決定に関する研究は合理的な判断を可能にすることを目標としているが、その為には不合理な判断を招く要因を特定していく必要がある。Kahnemanによれば、人間の意思決定の多くは論理思考に先んじた感情的な評価によってなされるというが、もし論理思考から合理的な判断が導かれるのだとすれば、感情こそが非合理的な判断を招く要因となるといえる。従って、感情が意思決定に及ぼす影響を解明することには大きな意義がある。

  • 問題発見

人間がある対象に関して抱く感情を定量的に評価する感性工学は、上述した意思決定と感情の相関について研究することに優れている。当該領域において、松井教授らはリスク選好という感情を意思決定の指標として、それが色彩刺激によってどのような影響を受けるのかについて研究を行っている。その結果によれば、対照群との有意差こそなかったものの青色がリスク選好を抑制する可能性が示唆されている。この仮説に基づいて、さらに色彩と感情の関係について研究を進められないだろうか。

  • 論証

この実験系は青色が情緒の鎮静効果をもたらすという説に基づいている。その上で情緒の鎮静がリスク回避という行動に繋がることを目的としているが、そもそも情緒の鎮静によってリスク選好が抑制されるメカニズムについては立証がされていない。そこで、本研究ではこの点において検討を行いたいと考えている。従って、様々な色彩刺激と情緒鎮静効果を分析し、リスク回避行動との相関を分析したい。

  • 結論

この研究は、人間の意思決定に影響を与える環境刺激についての新たな知見を与えるものであり、広告などへの応用が期待できる。

  • 結論の吟味

上記研究を行うにあたって、これまで感性工学分野において人間の感情と外部刺激との関係をテーマに数多くの論文を執筆してきた松井教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

四方庸子, 松居辰則 (2018) 「意思決定に影響を与える環境からの刺激とリスク選好に関わる情報処理モデルの構築」『日本感性工学会論文誌』 17(1), 127-137

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