早稲田大学 人間科学部 AO入試 志望理由書 提出例(保崎則雄研究室向け)

  • 議論の整理

オンライン学習環境が普及していくにつれて、学生が手書きという作業を行う機会が減少していくものと考えられる。手書きと比べ、タイピングによる文字入力では記入速度が圧倒的に早いうえに記入媒体の移動の簡便性も高い。つまり、情報を伝達・記録するという目的を達成するにあたってはタイピングの方が優れているといえるにも関わらず、手書きを支持する声もある。例えば、平成26年度の国語に関する世論調査によれば「文字を手書きする習慣をこれからの時代も大切にすべきである」と回答した人は91.5%にも上り、手書きを重要視する傾向は明確に存在するのである。

  • 問題発見

手書きとタイピングの違いとして、手書き文字は感性に訴えかける要素を含んでいると言われている。確かに手書き文字には筆跡などの個性や文字のかすれといった質感などの情報が豊富に含まれており、それらが読み手に書き手の意図や感情を想起させる。また、手書き文字フォントに手書き文字ほどの温かみが認識されないことも示されており、手書きであるということ自体にも重要な意味が含まれることが示唆されている。それでは、オンライン学習においても手書き文字特有の効果は見られるのだろうか。

  • 論証

ここでは、教師が板書を行う様子を写す場合とプレゼンテーションツールを用いて授業を行う場合とで受講者が受ける印象がどのように異なるのかを検討したい。手書き文字の有する感性情報が受講生の受講態度に影響を与えるかもしれない。一方で、文字に含まれる余分な情報が本来受け取るべき情報の伝達を阻害する可能性もあるため、調査の前段階では明確な仮説を立てることはできないものの、保崎教授らによる先行研究によれば年齢層の高かったeスクールの学生が手書き文字を学びの道具として肯定的に捉えていたことが報告されている為、特定の世代にとっては手書き文字による授業の方が有効である可能性は高い。

  • 結論

本研究は、今後発展していくであろうオンライン学習環境において質の高い学びを達成する為に必要な知見を提供するものと考えられる。

  • 結論の吟味

上記研究を行うにあたって、これまで教育工学分野において主に教育コミュニケーションをテーマに数多くの研究を行ってきた保崎教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

寺田恵理、保崎則雄 (2018) 「手で書くこと、手書き文字に対する認識に関する一考察」『日本教育工学会論文誌』 40 (Suppl.)

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