早稲田大学 スポーツ科学部 AO入試 志望理由書 提出例(友添秀則研究室向け)

  • 議論の整理

学校カリキュラムにおける体育の理念は時代とともに変遷してきた。スポーツが広く認知され市民権を得るにしたがって、スポーツの内在的価値に注目が集まった現在では、学校体育の目標値はスポーツの価値発見という段階から、スポーツを通した人間陶冶という実践的な段階へとシフトしたといえる。一方で、欧米諸国を発端とする1980年代以降のアカデミック志向の教育改革の考え方において体育の価値は軽視される傾向にあり、現代における学校体育の存在意義を再定義する必要性が生じている。

  • 問題発見

日本における「体育科教育学の開拓者」として知られる中村敏雄は、戦後の体育教育の目指すべき方針を論じ、「中村試案」と呼ばれる歴史領域,技術領域,組織領域の 3 領域から成る具体的な教科内容論を提案した。現代体育教育の場で、中村の教育論をどのように発展させていくことが出来るだろうか。

  • 論証

「中村試案」に関する先行研究においては、友添教授がその形成過程の検討を通して,中村の理論的出発点における思考の特徴を明らかにしている。研究によれば、中村の体育教育論は、体力主義教育批判と教科の「思想性」の確立への志向から出発しているという。しかしながら、昨今ではキー・コンピテンシーという能力概念が教育の場にも採用されるに従い、個人の資質向上を目指す教育の在り方が求められるようになっている。その是非はともかく、そこに通底する考えは中村の教育論とは相容れないものと考えられる。

  • 結論

従来の学校体育に大きな影響を与えた中村の教育論を見直すことで、これからの体育教育の在り方を提案できるものと考えており、その点にやりがいを感じている。

  • 結論の吟味

上記研究を行うにあたって、日本を代表するスポーツ教育学研究者であり、日本の体育学習指導要領作成協力者でもある友添教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

岡田悠佑、友添秀則(2013). 「中村敏雄の学校体育論における理論的出発点に関する一考察」『体育学研究』, 58(1), 123-133

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