早稲田大学 スポーツ科学部 AO入試 志望理由書 提出例(石井昌幸研究室向け)

  • 議論の整理

「eスポーツ」という言葉の誕生を例に挙げるまでもなく、現代社会において「スポーツ」という言葉の表す語義は多様な広がりを見せている。その背景に「ヒト・モノ・カネ・情報」のボーダーレス化が関係していることは自明である。しかし、社会情勢の変容に伴い文化事象としてのスポーツの在り方が変化したという事例は現代が初めてではない。19世紀のスポーツ史を紐解けば、近代スポーツ発祥の地とされているイギリスにおいて、それまで狩猟と密接に結びついていたスポーツが競技的な性格を帯び始めたという事象を発見することが出来る。

  • 問題発見

この背後にあったものは、産業革命とそれに伴うブルジョワジーの台頭であると考えられている。つまり、従来の支配階級であった伝統的な貴族や地主のような、いわゆるジェントルマンの特権とされていたスポーツが都市市民にも浸透したことがその変容の一因であるとされているのである。新しい社会階層の参入が文化事象を変容させるという構造を現代スポーツにも当てはめることが出来ないだろうか。

  • 論証

この問題に対して、歴史学と文化人類学の二つの視点から研究を進めたい。具体的には、グラムシの提唱した文化ヘゲモニーという概念を軸に、世界中に点在する伝統スポーツや民族スポーツの在り方が大航海時代以後のグローバル化による他文化の参入を受けどのように変容していったのかを調査し、その類型を帰納的に抽出したいと考えている。

  • 結論

先に挙げた近代イギリススポーツ史の例では、狩猟的性格から競技的性格への移行は19世紀半ばごろに急速に起こったというのが通説であったが、石井教授の調査によれば、19世紀末においても依然として狩猟的意味合いが強く残っていたということが分かった。私はスポーツ文化の変容の速度を決定づける要因について特に関心がある。

  • 結論の吟味

上記の研究を行うにあたって、近代イギリスにおけるスポーツ史を歴史学的研究法で再解釈した実績を持つ石井教授のゼミで学ぶことを強く希望する。

参考文献

石井昌幸(2013). 「19世紀イギリスにおける「スポーツマンシップ」の語義」『スポーツ社会学研究』.21-2

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