早稲田大学 スポーツ科学部 AO入試 志望理由書 提出例(矢内利政研究室向け)

  • 議論の整理

バイオメカニクス的手法による運動分析はいまやスポーツ指導に不可欠なものである。それはスポーツ動作における「動き」や「力」を力学的パラメータで記述することで、個人の経験知を客観的な指導理論へと昇華させる。この分野の発展に従って多くの分析方法が開発され、基本的な映像計測やセンサ計測、そして剛体リンクモデル等を用いたシミュレーション計測などが対象となる運動に応じて使い分けられている。基本的な研究手法が確立され一応の成熟を経たこの研究領域の対象は各スポーツへの応用という、より実践的な段階へとシフトしつつあるといえる。

  • 問題発見

特に、道具を用いて行う球技では、身体動作とその出力に対する物体の動きの両方を把握する必要がある為、複雑な運動解析が求められることは言うまでもない。野球のバットスイングを例に見ても、打球の運動エネルギーを規定する因子としてはバットヘッドスピード、スイング軌道、ローリング角速度の3つのパラメータが存在することが報告されており、各因子を制御する為の動作の研究が重ねられている。それでは、この規定因子の一つであるローリング角速度を増大させる為の動きについて、具体的にどのようなものが考えられるのだろうか。

  • 論証

谷中らは電磁ゴニオメータによるバットの3次元運動解析により、ローリング角速度が速い打者の動力学的特徴を分析している。その結果から、ローリングの2つの決定要因のうちの抑制成分である長軸方向への直接のモーメント作用が小さくなるようなスイングが重要であることが示唆されている。本研究では長軸方向へのモーメントを減少させる動作が実際に打球に与える効果について明らかにしたい。

  • 結論

本研究によりバットスイングに関わる指導理論を拡張することができるものと考えている。野球は日本でも人気の高いスポーツであり、その競技力の向上に貢献できることに大きなやりがいを感じている。

  • 結論の吟味

上記研究を行うにあたって、バイオメカニクスを用いた運動解析に関する数多くの論文を執筆している矢内教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

谷中拓哉、近田彰治、矢内利政 (2017) 「野球の打撃におけるローリングの速さを決定する力学的要因」『体育学研究』 33-48

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